村中直人 (Naoto Muranaka)(@naoto_muranaka)さんの人気ツイート(いいね順)

「自分がされて嫌なことを相手にしてしてはいけません」は 「自分は嫌じゃないからしてもいい」につながる可能性の面で、やっぱりアップデートが必要な考え方だと思っていて 子ども達に教えるべきは 「嫌だと思うことは人によって違う」だし「相手が嫌なことをしない」だと思っています。
修行が足らないなと思った話 先日小3息子に 「今のあなたにとって大事なのは、漢字が書けること自体ではなくて、自分にあった覚え方を探して見つけることなんだよ そっちが目的」 という話をしました そしたら息子、突然激怒してぷんすかその場を去って自分のベッドに潜り込んでしまいました
社会に出たら理不尽な事が多いから子どものうちに「我慢」「受け流す」力を身につけさせておく必要があるという考え方 保護者や教育、支援者でそう考えている人がまだいらっしゃるなら 考え方をアップデートされることを強く強くお勧めします 現代社会の理不尽は我慢でなんとかなるものじゃないです
この辺、一応専門なので少し語ります 「聴きながらメモを取る」という行為には、少なくとも二つの認知的なスキルが得意か最低でも苦手ではないことが必要です 聞いたことを一時的に記憶保持する能力と、聞いた情報にタイミングを合わせてスムーズに文字を書くという能力です twitter.com/tarareba722/st…
「自律的にやりたいことをする」能力は、周囲からの働きかけで比較的簡単に奪うことが出来て そして一度奪われてしまうと回復にとても時間と努力を要する、という事実はもっと知られてよいように思っています 散々我慢を強要した後で「ほら、すきになさい」と投げ出されても出来ないことが多いです
優生思想というやつは、いわゆる「素朴理論」の一つなんだろうなと最近は思うようになりました 生活上は地球が平らに感じるのと同じで、なんとなくそう感じてしまうことから人は逃れにくい そこを乗り越えるのが人の知性で、知性を育むのが教育なんだと思います つまり優生思想は教育の敗北でもある
もっと言えば 「自分以外の誰も嫌だと思っていないことでも、あなたが嫌だと思うなら嫌だと言っていいんだよ」 「そしてそれはみんなが同じことだから、誰かの「嫌だ」に敏感でいようね」 多様性が尊重されるって、そういうことなのではないかと思っています
脳波やfMRIでADHDが診断出来るみたいな情報が巷に溢れ始めた危機感から、井手先生@IDEmRes K先生@psydrk と三人で緊急スペース配信をすることになりました 医師、脳科学者、心理士の発達障害ガチ専門家三名が放つ魂の叫びを是非多くの方に聞いて頂きたいです twitter.com/i/spaces/1OyKA…
心配していた方向に動いてしまってます これやりだすと、保護者が教師役をせざるを得ない状況になり家庭内不和の原因になります オンライン授業が出来ない中では、この通知は取り下げるべきだと私は思います 教科書に基づく家庭学習を 児童生徒の状況把握も 文科省 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200421-…
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一番怖いのは子どもたちがいわゆる「学習性無力感」という状態になってしまうことだと思うのです 「自分が何かをしてもどうせ何も変わらない」 人生の早い時期に強くこう感じてしまうことを何とかして避けなくてはいけないと思うのです 我慢の強要は学習性無力感を促進させるのではないかと思います
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「なんでもっと早くに教えてくれなかった!!ずっと間違えて考えてたじゃないか」 というのが彼の理由でした 学び方を学ぶのが目的、漢字の練習はそのための方法の一つ、という私の話を彼なりに理解したからこそ、その方法を考えてこなかった今までを思って腹を立てたのだとそう言われて理解しました
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「そうか。3年じゃなくて2年やったか。それはごめんな。でも父さんの話わかってくれてうれしいわ」 と伝えると息子は怒りをおさめて、いつもの息子に戻りました わが子ながら時々その成長を見誤りますね… それから親子で学び方の話を「このやり方どう?」と出来るようになったのが最大の収穫です
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社会の理不尽に巻き込まれて命を落とされてしまった方、重篤な心の病を発症せざるを得なかった方 そういう悲しい事例がたくさんあることに私たちは向き合わないといけない時代になっていると思うのです その時代に子どもたちに身につけて欲しい力は、理不尽への忍耐力でも受け流す力でもないはずです
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そう考えると理不尽に出会った子どもたちが取り得る選択肢は結局「戦う」か「逃げる」のどちらかということになるかと思います だから、子どもたち若者たちの戦う、逃げるを応援する大人が増えなくてはいけないと思うのです 個人的には戦うか逃げるかを決めるのは子ども自身でいいのだと思っています
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ああ、私は外では「学び方を学ぶことが大事」とかずっと言っているのに息子はこの話を始めて聞いたという体験だったのだなと理解した私は 「ごめんな。でもちょっと難しい話やから、今なら分かるかなと思って話したんよ」と理由を説明 そしたら 「う~ん 2年の時ならわかったかな」とのこと笑
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そうそう 「自分がされて嫌なことはしない」という発想は「人がされて嫌なことは共通してる」ということが前提になるから、その弊害も大きいよね 自分が嫌だと思うことを人にされた時に「こんなことをしたら人が嫌に思うのは当然だ!」「わざと嫌がらせした!」って責める気持ちになりやすくなるもの
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あまりの激怒ぶりに困惑した私は、そのとき彼がなぜそんなに腹を立てているのかが分かりませんでした なので理由を聞いたんです 最初は唸るだけで答えてくれなかったのですが、「理由を言ってくれないとお父さん、ごめんやけれど本当にわからないから困っている」と何度か伝えると教えてくれました
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言いたいことは、人の認知特性は一般に考えられているよりは遥かに多様で、人による個性がはっきりあるということです これは能力の優劣とは別の話です なので多くの場合、「やり方を限定、指定」してはいけないのです 敢えて言うなら「その人に合った方法ですること」を指定する必要があります
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うわあ…!! 「ケーキを3等分できない」  認知のゆがみが引き起こす悲しみの連鎖。  NHKさま、今からでも遅くないです。 この文脈で「認知のゆがみ」という言葉を使用するのは、完全に誤用ですので修正をご検討くださいませ!! nhk.jp/g/blog/9qrdy8a…
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先日、自分の「情報処理の勝ちパターン」を知っておくことの重要性についてある方達ととても盛り上がった とある学会では、発表パワポを一切見ずにずっと目をつぶっている人、ほぼ話聞かずに配布資料とパワポだけ見てる人、逐語に近いメモをとりながら聞く人、などなど、とても個性豊からしい
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「今は我慢しても仕方ない。後で自由に出来るときが来るから、そのときやりたいことをすればいい」 この考え方は実はとても危険です 時間や環境がそれを許しても、「やりたいことを計画的にする」能力が育まれていないと まずそもそも「やりたいことなんてない!」の解決から始めなくてはいけません
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「一人ひとり違うのだから、個々の特性に合わせて支援すべき」 「障害名ではなく、人として理解し向き合うべき」 これをする為には相当な専門知が必要なことは、何度でも強調したいです 専門知識は「先入観」「決めつけ」になるから、「ありのまま」理解すればよいという考え方は相当に危険なのです
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そして注意すべきは やりたいことをやっているように見える状態が、実は受動的に「ハマるコンテンツ」を消化しているだけということが、現代社会では簡単に起きることです これは「自律的にやりたいことをする」状態とは、似て非なるもので、どちらかというと依存症的な構造が発生している状態です
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「発達特性のある子ども」という表現が、発達障害をマイルドに配慮した言い方として流布し始めてるの、やっぱり強い違和感あるな 全部の子どもに「発達特性」はある この事実が見えなくなる表現が一般化することに危惧を感じます
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七転八倒の産みの苦しみをへて… 『〈叱る依存〉がとまらない』という、渾身の1冊を出版させて頂くことになりました この問題をみんなが正しく理解し予防することが、誰もが生きやすい社会の実現に必ず役立つと信じ、ありったけの想いを込めて「叱る依存」を世に問います amzn.to/3Ew7WjT