月面基地を3Dプリントで建設する計画が具体化してきました。放射線や微小隕石から守るための建築物を月面の素材(レゴリス・水分)を用いて造形する計画です。NASAと国防総省がICONと約80億円で開発していきます。3DP技術の活用で、宇宙基地が本当に実現できるフェーズに入ってきました。
年間約20万トン廃棄されるホタテ貝殻でプラスチック成形できるようになりました。ホタテが石のような風合いを見せてくれる、面白いテクスチャの素材です。現在ビッグサイトで開催中のエコプロで展示をしていますので、ご興味ある方はぜひ!開発中の商品や活用事例もご紹介しています。
協働人型ロボットがめっちゃ進化しています。。凄い。今はまだ簡単なタスクしかできませんが、2024年には現場で試験運用が始まり、2025年には一般提供される予定です。将来は人型ロボット派遣業が誕生して、労働力不足の現場に人の代わりにロボが派遣されるかもしれません。 twitter.com/namchan_koushi…
器用なロボットハンドが研究されています。指内に数十個のLEDを仕込み、物に触れたときに変化する内壁からの光の反射を機械学習アルゴリズムで読み取ることで、1mm以下の精度で触覚部位を特定できます。更にシミュレータで約1年分の練習を数時間で学習し、この複雑な動作が可能にしています。凄い...
面白い3Dプリントが開発されていました。この3DPはガスや微粉末を使用しないため、大気中で容易に扱うことが可能な金属3DPです。鉄やアルミ、チタンなどのあらゆる金属で造形が可能で、AMや硬化肉盛、補修などに利用可能です。ロボットアームの先端に搭載して、重機や船の補修に使えそうです。
マリオの新ステージを言葉から作る「MarioGPT」が研究されています。「たくさんの土管」「たくさんのブロック」「敵なし」などの言葉を入力するだけで生成が可能です。実際に88%のステージはプレイ可能なレベルになっています。今後数年でソフトの概念が大きく変わりそうです。
凄いロボが研究されています。テンセグリティ構造を活用した、伸縮・曲げ、ねじりの動作が可能なソフトロボットです。エア駆動でモータやギアを組み込む必要がなく、柔軟性のある構造のため、狭い空間や人と接触するような場所で活用できます。モジュール式で様々な組み合わせも可能です。
国際的な科学ジャーナルのnatureに「日本のロボット工学は後れをとっている」と掲載されています。昔はロボット大国だった日本が、UIや価格で海外に遅れをとり始め、最近ではAIを活用した研究面で大きな後れを取っていると指摘されています。そもそも国として研究を促進するための長期戦略が無いとも..
約400km離れたバックホウを遠隔操作する取り組みが凄いです。東京駅近くの会場から大阪にあるショベルを遠隔で操作して土砂の掘削・ダンプへの積込みを行っています。人手不足や生産性が低い(製造業の50%程度)とされる建設業において、とても期待される技術です。災害現場でも大きく活用しそうです。
自己修復機能をもつブロックが研究されています。ブロックの表面に異なった磁気パターンをそれぞれマークすることで、特定の位置・向きでしか接合されない仕組みです。無重力化などでランダムな外力が働くことで、細胞が自己修復されていくようにブロックが組み上がっていきます。
永久磁石を3Dプリントで作る研究が進められています。現状では小型の磁石を作るには、大きな磁石から削り出していく必要がありますが、これにより安く早く作れるようになる可能性が高まります。また、今まで作れなかった複雑な磁力構成の磁石を製造できるようになります。製造はSLSで行われています。
これ面白いです!氷を3Dプリントできる装置が開発されています。-35度のプレートに50μmのノズルで水滴を積層することで、複雑な形状の氷が造形可能に。この氷を型のマスターに使うことで微細な血管形状などを材料の中に構築できるようになります。氷は解けてなくなるのでマスターには最適かもです。
有人ドローンレース用の機体が発表されています。3Dプリント製の水素エンジンを搭載し、車体重量約1トン,最高時速360km,航続距離300kmを予定しています。現時点では少しハードルが高いかもですが、もし実現されれば新しい空のF1スポーツになるかもしれません。移動手段としても革命がおこります。
面白いロボハンドが開発されています。ゴム製グリッパ部分にベルトコンベアが搭載されており、把持した後にコンベアを動かすことで様々な動作が可能になります。上に引き上げる以外に、ワークを把持したまま回転させることも出来ます。使いこなすのは少し難しそうですが、自由度がかなり高くなります。
NASAが月に3Dプリント用いてパイプラインを建設予定です。極地に水分から酸素を生成するプラントを建設し、パイプラインで月面基地まで輸送する計画です。パイプを地球から運ぶのは現実的ではないため、レゴリスからパイプを造形します。月面を3DPで開発するというSFの世界が確実に近付いてます。
数秒で造形を完了させるヤバイ3Dプリンターが開発されています。現段階で詳細情報がありませんが、医療目的に開発されたこの3Dプリンターは、手のひらサイズ程度なら数分で造形が可能なようです。昔ツイートした複数方向からレーザーを照射する技術が使われてるぽい(tw見つけれなかった..)。
欠損した骨の再生を補助する土台を3Dプリントで作る取り組みが進んでいます。骨の修復と同時に3DP土台は吸収されていくため、治癒後に金属片を除去する必要が無くなります。また、3DPで容易に製造が可能なため手術コストの削減にもつながります。片脚をまるまる3DPします。みたいな未来がくるのかな..
部品の組立方法を自動で考え、視覚化してくれる研究が進んでいます。80部品であれば数分で生成が可能です。将来的にはスナップリングなどのバネ機構などにも対応予定とのこと。また、ロボットアームを用いて自動組立装置の構想もあります。ここまで出来るならロボのパスも意外と簡単に生成しそう。。
人間と同じように経験で動作を制御する犬ロボが研究されています。従来は周囲を細かくセンシングして動作を計算していましたが、この犬ロボは過去に学習した経験で動くため、僅かなセンサで素早く・安く制御が可能に。私たちが階段を見ただけで、意識せずに登れるような感覚に近く,非常に面白いです。
3Dプリント製住宅の大量生産がついに始まりました。米ジョージア州で100軒の住宅街を3DPで建設する工事が始まっており、来年から予約受付予定です。延床200㎡でソーラーパネル付き、価格は5,500万円以上の住宅です。3DPは建築造形で有名なICONです。この取り組みが大きな転換点になるかもしれません.
説明不足で誤解を招いている箇所がありそうなため追記です💦卵の殻は100%ではなく、ベースのプラスチックに混ぜ込まれています。例えばプラスチック45%,卵の殻55%のように。卵の殻を100%にすると、再利用で好きな形を作ることは残念ですが出来ません。。灰になるだけです。。
戦場での3Dプリント活用が更に進んでいます。トレーラーで3DPを輸送し、屋外に設置して活用する映像はなかなかインパクトがあります。戦地で金属部品を現地製造できる大きなメリットがあります。この3DPは早さを優先するタイプのため、後加工が必要ですが、数年後には後加工不要になっているかもです。 twitter.com/namchan_koushi…
宇宙で船外活動を行う面白いロボットが開発されています。移動方法が面白く、しゃくとり虫のように宇宙船の周りを動きます。アームの先端に様々なツールを取り付けることも可能で、ソーラーパネルの組立作業や試料採取だけでなく、ローバーへの移動も可能です。 日本 GITAI gitai.tech
この装着型の補助ロボットがかなり凄いです。マジックテープで簡単に装着ができるこのロボは、体の不自由な方の関節動作をサポートしてくれます。日常生活に必要な関節動作の速度向上も可能で(肩 2倍, 肘4倍, 手首3.5倍 )、負荷をかけた筋力トレーニングやリハビリにも応用することが可能です。
マイナス30℃の寒波に襲われてるシカゴでの 分岐器 の凍結・積雪対策。豪快ですな~。