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本日、『まいにちチクショーで学ぶ 哲学入門』を出版させて頂くこととなりました。カントやニーチェなどの代表的哲学者の思想だけでなく、現象学やポスト構造主義、フェミニズムや精神分析など、多岐に渡る思想を網羅した一冊となっています。「まいチク」を通じ、まいにちを哲学してみてください。
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何故小梅氏が「機械(怪)人形」の役を任されているのだろうか。小梅氏の「動き」を思い返してみよう。小梅氏の「ぎこちなさ」は、さも出来の悪い「ロボット」のようだ。岡田美智男の述べる〈弱いロボット〉のような小梅氏のあり方は、我々にとって、機械的であり、奇怪に見えるものなのだろう。 twitter.com/airachaaaaaan/…
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@dayukoume 最早哲学的解釈以前の問題である。本格的にシュルレアリスムの境地に入った小梅氏の作品を解釈すること自体が誤りなのではないか。小梅氏は我々を嘲笑い続ける。まいにち「チクショー」を叫ぶべきなのは、読者の方かもしれない。
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@dayukoume デカルトは、方法的懐疑にて、様々な「疑い得る」物を”消去”していき、最後に考える「私」を自明な存在として打ち立てた。しかし小梅氏の方法論は逆だ。そう、第一に「私」という存在を消去してみせるのだ。小梅氏のチクショ〜去法は、「自明な私」というデカルトの第一原理に立ち向かうのだ。傑作。
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パプセルをカプセルの誤字と解すると、宇宙ではやぶさ2が収集した成果が「私」であることがわかる。ルネサンス思想の典型として、我々人間を「宇宙」に対応する「小宇宙(ミクロコスモス)」と捉える思想があった。この宇宙論の視座に立つ小梅氏は、はやぶさ2の収集物たる宇宙の一部に「私」を見るのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
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「何が」溶けるのだろうか。主語が省略される小梅氏の文章は、読者にその解釈を委ねる。シュルレアリスムの形式を取ることを踏まえれば、ブルトンの著作『溶ける魚』を念頭に置いているのだろう。小梅氏にとって菅総理の政治は、期待することは何もない、シュルレアリスム的に“溶けて“いくものなのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
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マイケル・ジャクソンの舞いのミメーシスを行う小梅氏。「白塗り」を行い、白人に憧れたマイケル・ジャクソンに扮する小梅氏のその行いは、道化的皮肉なのだろうか。死者、或いは亡霊的存在として現-前する小梅氏は、生と死、人種的対立項、男/女といったあらゆる対立項を撹乱し、再形成するのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
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ユクスキュルの環世界論的立場からの記述を行なった作品。例えば、ハエトリ草などの食虫植物に足を踏み入れる虫たちの立場を考えてみよう。「栄養かと思ったら〜、縄張りでした〜。」という記述がまさに当てはまるではないか。環世界論的視座から、“畜生“たちのいきいきした生を描き切った作品。駄作。 twitter.com/dayukoume/stat…
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エロ漫画の如き表現であるがよく考えてみよう。「性」に対し、本能を解き放つ行為が「おかしくなっちゃう」事であるならば、我々の「動物的本能」は“おかしな“ものなのだろうか。小梅氏の哲学は一貫している。性行為をせずとも我々は“おかしい“のだとし、小梅氏は我々の中の動物性を強調するのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
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公認されない理由は小梅氏の哲学のスタンスにあるのだろう。小梅氏の哲学は「畜生」の哲学である。畜生…つまり、動物を人間より優位においたり、或いは幾度となく死を繰り返し、「死」の価値を認めるなど、価値の転覆をその思想の根底に置いている。Twitter者は価値の革命者を「公認」できないのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
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こちらのチクショー!ですが既に解説しています。
宇宙の深淵に立った小梅氏は、一種のヌミノーゼを果たしたのかもしれませんね。 twitter.com/koume_philo/st…
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メインディッシュとしての「唐揚げ」は主体ではない。ただの「被造物」だ。さて、人間が作り出した「被造物」である唐揚げが裸を「恥」と認識したらどうなるだろう。当然、パンツを履きたくなる。禁断の果実…恐らくレモン…を味わった唐揚げは、「恥」に気付き、主体としての生を歩み始めるのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
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ニーチェの概念である「力への意志」は、より強いものになろうとする意志で、人間が自然を支配するようになるプロセスにおいても発揮された。その一助として人間は技術を用いたわけだが、果たして人は完全に自然を支配できるのだろうか。技術を用い自然を支配せんとする小梅氏は、太陽に敗北したのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
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小梅氏の元に訪れた招待は、まさしく死者からの招待に他ならない。まいチクを遡るとわかるが、臨死体験を繰り返す小梅氏は、死と生を反復するバタイユ的実践者である。自ら死ぬだけでなく、死者の側からの招待を得た小梅氏は、死の実践を通じ、ついに死者とのコンタクトを獲得する事に成功したのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
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ラヴクラフトら作家たちの間で作られた創作神話「クトゥルフ神話」をモチーフにした作品。宇宙の外側に住む小梅氏は、クトゥルフ神話における「外なる神」である可能性が高い。今作では、「外なる神」の視点から膨張する宇宙と、宇宙の外側との拮抗が描かれているのだ。駄作。 twitter.com/dayukoume/stat…
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「死んだふり」という仮死状態への移行…秩序の超越としての仮死を行う小梅氏。更にそこでクマによる獣姦及び死姦が行われる。秩序の撹乱として、「タブー」を破ることによって、我々は秩序を再構成する。小梅氏とクマの性行は、秩序の攪乱と再形成という、ダイナミズムの実践なのだ。傑作。 twitter.com/dayukoume/stat…
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ここには永遠性の問題がある。我々は、「永遠存在」としての「友達」になることが出来るのだろうか。小梅氏は、我々は決して「永遠存在」となることは出来ないと断定する。友人関係が8分で終了したことを嘆く小梅氏は、我々はイデア的存在者ではないとし、友人関係が有限であることを強調するのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
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エリアーデが言うように、「宗教的人間にとって空間は均質ではない」のである。日本人的な空間論でいえば、空間は「ウチ」と「ソト」に分けられる。しかし、小梅氏の空間論はより広い視座から空間を把持する。小梅氏の空間原理は、宇宙をベースにしたものであり、空間は宇宙との関係で把握されるのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
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またしても「沈黙」である。先日ピカートの『沈黙の世界』を引用していた小梅氏だが、今作では「チクショー!」以外何も語っていない。小梅氏は、「語り得ぬものについては、沈黙しなければならない」ような、ウィトゲンシュタイン的な視座から、形而上学についての「沈黙」を始めたのかもしれない。 twitter.com/dayukoume/stat…
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「自由」とは如何なるものか。サルトルは「人間は自由の刑に処されている…人間は自分のなすこと一切について責任がある」としている。そう、「自由」には常に責任が伴うのだ。「自由」の意味を履き違えた若者は、ひなあられとなってしまい、ひなあられになることの責任を考えず、死んでしまったのだ。 twitter.com/dayukoume/stat…
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現代、我々は私的なやりとりをSNSでおこなうが、果たしてそのプライバシーはどの程度尊重されているのか。オーウェルの『1984』は、ビッグ・ブラザーによる監視社会の恐怖を描いていた。「見ないでくれ!」という小梅氏の切実な願いは、現代において叶わないものとなっているのかもしれない。 twitter.com/dayukoume/stat…
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本日(4/1)、『コウメ太夫と学ぶ 哲学・現代思想用語入門』を畜生社さんから出版することとなりました。
哲学の重要な50の用語だけでなく、非常に複雑な「現代」を考えるための現代思想の重要キーワード50を「まいにちチクショー」を一例にあげながら解説している一冊です。
ぜひお買い求めください。
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「誕生日」が「生誕祭」となる…これは、現代においてはアイドル文化やオタク文化などで見られるが、対象が「推し」といった形で崇拝の対象となっているケースが殆どであろう。では、小梅氏は一体誰に崇拝されているのか。そう、“チクシスト”たちだ。我々チクシストは、小梅氏の生誕を祝うのだ。傑作。 twitter.com/dayukoume/stat…