富岡すばる(@Lily_to_Rose)さんの人気ツイート(リツイート順)

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カミーユ・クローデルとブリトニー・スピアーズについて書かれた英文記事を見つけたので、拙い英語力で読んでみたら愕然とした。 共に「精神的に不安定」という理由で男性家族から自由を奪われた世界的女性アーティストだが、恐ろしいのは前者が百年以上前の話で、後者は今も進行中の話だということ。
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シンディ・ローパーが1993年発表の楽曲「Sally's Pigeons」を再録し、6月24日にリリースした。 これは彼女が子供時代に仲良くしていた女友達について歌ったものなのだという。 50年前、生殖に関する権利などなく、闇中絶で命を落とした友達の曲を、今この時代にこういう形で再び歌うことになるなんて。
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“女性が一人でも生きていける社会に”というハッシュタグを昨日たくさん目にし、その言葉の重みを噛みしめてた。 男女の賃金格差、出産・育児によって断絶されがちな女性のキャリア、育児という労働の透明化など。 “男性であること”が社会のデフォルトになってしまってるんだなと今更ながら痛感してる。
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今までやってきた接客業を振り返ると、癇癪を起こす客は明らかに男性の方が多かった。 なのに、強烈な印象に残ってるのは女性の方だったりする。 癇癪を起こす女性って珍しいから、逆に記憶に残りやすくて。 こういうのが「女=感情的」という偏見を作るんだろうか。 と、自分の事ながらふと思った。
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女性差別に対して声をあげている女性を、高みの見物のごとく勝手にジャッジしたり嘲笑してる奴が次から次へと目に入る。 なんか高いところから冷静に観察できてるつもりなのかもしれないけど、お前は傍観者じゃなくて、差別を作ってる張本人だからな。
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2002年の第74回アカデミー賞でハル・ベリーが黒人として史上初めて主演女優賞をとった時、スピーチの用意をしてなかったらしくグダグダに。 彼女自身まさか自分が受賞するなんて思ってなかったのでは(大抵は用意してる)。 でも長いスピーチの中で彼女はこう叫ぶ。 「待って!74年分の時間がいるの!」
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ジャニーズがJr.メンバーの「性器」付きぬいぐるみを出した件。 ちょっとヤバいと思ったので、このツイートをRTしておく。 ジャニーズ、Kポップ、欧米ティーンポップ等。 我々はアイドル文化に慣れ親しんでいるが、彼らに対する経済的かつ性的搾取に加担してはいないだろうか。 それを常に省みたい。 twitter.com/Lily_to_Rose/s…
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マドンナは以前、幾度となく「枕営業」を持ち掛けられたことがあると告白してた。 でもそれは世界的に有名になり、数十億円を稼ぐようになってもあったらしい。 いかに「枕営業」という言葉が本質を捉えてないか。 「枕を使った営業」ではなく、「権力を使った暴力」じゃん。 front-row.jp/_ct/17280965
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嫉妬は女性がするものだという偏見が根底にあるせいか、自身の中にある嫉妬を嫉妬だと認識できずにいる男性って結構いるんじゃないかと思う。 認識できないが故にそれを歪んだ正義感や理不尽な怒りに変えて相手へぶつけてるんだろうな、という男性を結構見てきたので。 上手に嫉妬することって大事。
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レディー・ガガがキャリア初期に実は男性なのではないかという噂を流され、それによって公の場やインタビューなどで性別・性器についてあれこれ訊かれる羽目になり、最終的に「どうしてペニスの有無を発表して自分の時間を無駄にしなければいけないんだ」というコメントを発してたことを思い出してる。
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「男性優位社会とは感じない。一番強いのは奥さん」と語る武田鉄矢や、アンチフェミニズムの文脈で「非モテ」のつらさを語る弱者男性など。 男女非対称という社会構造上の話をしてる時に、極めて私的な範囲で自己完結する話を引き合いに出してしまう人は、その時点で自身の強者性を露呈してると思う。
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ビヨンセが女を描くとこうなる。 デスチャのLastアルバム。 1曲目:興味ない男消えろ 2曲目:必要なのは私の為に立ち上がれる男 3曲目:大事な男には私も尽くす 4曲目:好きな男にムラムラ 6曲目:女友達大好き 7曲目:口だけ男バイバイ 10曲目:自分の中に愛を見つける 11曲目:自分以外に愛せる人も見つける
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「攻め・受け」理論に性愛の概念を引きずられてしまっているBLってありませんか。 性的役割分担という概念から解放されやすいはずの同性カップルの話で、「挿入される側=受け身=女性的な役割」といった旧来のジェンダー観を再構築しているBLを見るとモヤモヤするという話。 tomiokasubaru.theletter.jp/posts/650dbeb0…
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これはあらゆる差別に通ずると思うのだけど、差別されている側の人間に向かって「なぜ声をあげないのか」と言うこと自体が暴力だし、そう言えることの特権性というものを分かって欲しい。 マイノリティ当事者が語るべきタイミングというのは、その本人が語りたいと思ったタイミング以外にはないはず。
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「愛妻家」と「イクメン」ってすごい言葉だよな。 妻を愛したり子供を育てたりする男性を褒める意味合いの単語なわけだが、それってわざわざ言葉を作って褒める様な事なのか。 しかもこれらの言葉には女性版が存在しない。 女性が同じ事をしても、それを褒める単語や概念がそもそも無いって結構怖い。
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障がい者への暴行や人種差別を自慢してた人がオリパラという舞台に立つのはあり得ない。 ただ、もし日程的に辞退が不可能だというのなら、せめてギャラの全額寄付と支援先のシェアくらいはやるべきでは。 人種差別発言をしたカミラ・カベロのその後の行動は参考になると思う。 bit.ly/3BfWo3J
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マライア・キャリーって自分を発掘して育ててくれたレコード会社の社長と結婚し、シンデレラストーリーだと言われてたわけだけど(後に離婚)、実は夫に性的魅力を感じたことは一度もなく、結婚した理由も「結婚すれば自分への支配的な態度がゆるむと思ったから」らしい。 改めて聞くと恐ろしい話よね。
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創作と現実の区別自体はできてる人が圧倒的多数だと思う。 でも創作が人々の偏見を助長することは普通にあって、それが現実を侵食するのも珍しいことじゃない。 自身の好きな作品が批判された時、それを擁護する為に「創作と現実の区別くらいつくだろ」と言う人ほど、創作物の持つ力を過小評価してる。
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これはあくまでコメディタッチで描かれてるけど、女性が自分の身に起きてる出来事をいくら切実に話しても何らかの証拠を目に見える形で提示するまで男性が一切聞く耳を持たないという、ここツイッターでもよく見かける光景をリアルに表現してるシーンだと思う。 もう30年も前の映画なのに。
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理不尽な抑圧や不平等を被るわけでもないのに、「男性も不平等な目に遭う」と言いたいがために、レディースデー・anan表紙・女性専用車両・音姫などを例に出す男性は一度まず自分自身に問え。 その発言が社会への怒りから来るものなのか、それとも女性に一泡吹かせたいという欲求から来るものなのか。
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ちなみに、男性の方が女性よりも圧倒的に被害が多い犯罪もある。 それは窃盗。 理由は言わずとも分かるだろう。 そういったところにもジェンダーギャップが現れているように思える。 もちろん男性の被害を軽視しているという意味ではない。 ただ、犯罪統計資料には明確な社会の縮図があるということ。
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ちなみにシンディ・ローパーが1983年に出したデビュー曲Girls Just Want to Have Funは、40年近く前の曲であるにもかかわらずYouTubeにて10億回近い再生回数を記録。 いかにこの曲の持つメッセージが未だに必要とされ、時代を超えて支持され続けているかが分かる。 “ガールズはただ楽しみたいんだ”
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今まで見た中で一番ゾッとしたのが、部下がバイトから正社員になった瞬間、それまで君づけしてたのを突如呼び捨てに変えた上司。 正社員になったその日からいきなりだよ。 あの上司の変貌っぷりは怖かったけど、結婚相手が家庭内である日突然同じように変貌したらと思うと、それ以上の恐怖を感じる。
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“ルーズソックスはかっこいい。 あれはプロテストだ” “どうしても欲しいものがあって、そのお金のために売春をするなんてことが万が一あるとしたら、とりあえず一歩下がって。 その欲しいものが身を売るほどのものか。 そんなに自分は安いものじゃないと、それは分かってほしい”
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同性愛者は「同性とやりたがってる異性愛者」ではないし、トランスジェンダーは「異性になりたがってるシスジェンダー」ではないのだけど、そんな風に性的マイノリティを「自身の欲望や利害関係によってそうなることを選んだ人間」だとナチュラルに思ってる人が少なからずいて、目にするたび気が沈む。