富岡すばる(@Lily_to_Rose)さんの人気ツイート(いいね順)

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幼い頃の僕に話しかけてきた大人には中年男性もいたが、8割は中年女性だった。 ただ彼女たちは、僕みたいに夕暮れ時に犬を連れ一人で歩いてるような子供がいたら男児だろうと女児だろうと声をかけただろう。 そう思える安心感が彼女たちにはあった。 主に女児ばかりに声をかける中年男性とは違って。
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同性愛者は「同性とやりたがってる異性愛者」ではないし、トランスジェンダーは「異性になりたがってるシスジェンダー」ではないのだけど、そんな風に性的マイノリティを「自身の欲望や利害関係によってそうなることを選んだ人間」だとナチュラルに思ってる人が少なからずいて、目にするたび気が沈む。
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カミーユ・クローデルとブリトニー・スピアーズについて書かれた英文記事を見つけたので、拙い英語力で読んでみたら愕然とした。 共に「精神的に不安定」という理由で男性家族から自由を奪われた世界的女性アーティストだが、恐ろしいのは前者が百年以上前の話で、後者は今も進行中の話だということ。
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「男性に夏場にジャケット着用を強要するな運動」の #AToo って明らかに #KuToo への対抗だよね。 同じ男として趣旨そのものには賛同するが、自分の権利を主張する際に他人の権利を嘲笑してる時点で、この提唱者が望むものは社会変革より自己顕示なのだろうなと。 まぁバズれて良かったね。 以上。
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2002年の第74回アカデミー賞でハル・ベリーが黒人として史上初めて主演女優賞をとった時、スピーチの用意をしてなかったらしくグダグダに。 彼女自身まさか自分が受賞するなんて思ってなかったのでは(大抵は用意してる)。 でも長いスピーチの中で彼女はこう叫ぶ。 「待って!74年分の時間がいるの!」
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ブラック・フェミニズムという概念を初めて知った時の驚きを思い出した。 社会の標準は男性であり、そしてフェミニズムの標準は白人女性であるという二重の抑圧。 “「#MeToo」が勃発した時に名乗り出たのがそこそこ成功している白人女性ばかりだったのは、偶然ではない” news.yahoo.co.jp/byline/saruwat…
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何度も言及してるけど、ボーイバンド好きとしてBackstreet Boysのドキュメンタリーは衝撃的だった。 若い青年や少年が長期にわたり自分を掘り下げる時間も考える暇も与えられないまま、巨額ビジネスを背負うとどうなるかが映し出されてて。 「人気アイドルを作る方法」が「人を壊す方法」になってた。
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“ルーズソックスはかっこいい。 あれはプロテストだ” “どうしても欲しいものがあって、そのお金のために売春をするなんてことが万が一あるとしたら、とりあえず一歩下がって。 その欲しいものが身を売るほどのものか。 そんなに自分は安いものじゃないと、それは分かってほしい”
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フェミサイドや女性蔑視について話す際、男女どっちもどっち論を持ち出したくなったら、警察庁のウェブサイトで公開されている犯罪統計資料を見てみてほしい。 性別に関するデータ等をすみずみまで見てると、男女どっちもどっちなんて言えなくなるから。 別に男性叩きとかじゃなく、客観的事実として。
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有名人がバッグの中身を公開するVogueのコーナーにシャロン・ストーンが出た際、一発目にさらっとコンドームを取り出してて驚いたんだが、彼女が90年代にHIV/エイズ研究を支援し、コンドームに関する発言をしたせいで仕事を干されてた事実を知ると込み上げてくるものがある。 youtu.be/Ozb3ITmKptY
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理不尽な抑圧や不平等を被るわけでもないのに、「男性も不平等な目に遭う」と言いたいがために、レディースデー・anan表紙・女性専用車両・音姫などを例に出す男性は一度まず自分自身に問え。 その発言が社会への怒りから来るものなのか、それとも女性に一泡吹かせたいという欲求から来るものなのか。
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ただ、説教おじさんに向かって路上でガンガン言い返し半泣き状態にしてから帰ってこれたのは、やっぱり僕が男だったからなのかな。 と、今になって思う。 そのおじさんから最後に言われた捨て台詞は今でもはっきりと覚えてる。 「君は物言いがキツい」だと。 勘違いすんな、お前以外には優しいよ。
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セーラームーンの新作映画ネタがタイムラインで賑わってたので色々調べてたら、米国ラッパーのSaweetieがセラムン好きだという情報をたまたま発見。 彼女の写真を見てたんだが、このヒップホップ魂とセーラームーン愛の華麗な融合って感じが最高すぎる…。 ちびうさ型のブリンブリンとかヤバくない!?
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国のお偉いさんたちには「男女が結ばれて子を生み出すことが大事」って考えがあり、それゆえに性的少数者の存在を置き去りにしてるということなら理屈としてはわかる(納得はしないが)。 でもその肝心な少子化対策に対しても真剣に取り組んでるようには思えないんだけど、マジで何がしたいんだろうか。
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男性が起こした性犯罪のネットニュースを開くと、被害者が女性の場合は被害者を責めるコメントが目に入り、被害者が男性の場合はゲイを嘲笑するコメントが目に入る。 ただ、加害者を罵倒するコメントの方が目立つニュースもあった。 それは犯人が韓国人だった事件だ。 日本人男性異性愛者の透明化。
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「女は貶した方がいい」 「女にはこれをあげときゃ喜ぶ」 ↑こんな恋愛指南をするアカウントをよく見るが、彼らの目的は女性を手に入れることよりも、こうしたアドバイスを信じてしまうような男性にノウハウを買わせることだったりする。 軽視されてるのは女性だが、搾取されてるのは男性という構図。
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ちなみに、僕に話しかけてきた中年男性は皆さん優しい人ばかりだったので、子供に声をかける男は皆ヤバい奴などと言うつもりはない。 ただ、頻繁に色々な中年女性から話しかけられたけど、女児が中年男性から話しかけられた体験談によくあるような不穏な空気を僕は一度も感じなかった。 それも事実。
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ちなみにシンディ・ローパーが1983年に出したデビュー曲Girls Just Want to Have Funは、40年近く前の曲であるにもかかわらずYouTubeにて10億回近い再生回数を記録。 いかにこの曲の持つメッセージが未だに必要とされ、時代を超えて支持され続けているかが分かる。 “ガールズはただ楽しみたいんだ”
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これ定期的に呟いてるが、「台所に立った女神様」を本気で待ってる男性って一定数いるんだよね。 一般的には「白馬に乗った王子様」を待ってる女性の方がなにかとクローズアップされやすいけれど、男性の方はどれだけ年を重ねても覚めることのない夢を見続けてるパターンが結構あって驚くことがある。
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人が同性愛者ばかりになったら区や国が滅ぶとか言うなら、人が男性ばかりになったって同じように国は滅ぶでしょ。 でも現実的に起こり得ないじゃん。 ただ政治家が男性ばかりになると国が滅ぶ事は充分あり得るから、まずそっちを心配しろ。 すでにもう滅び始めてるんだから。 tokyo-np.co.jp/article/59502
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パリス・ヒルトンのドキュメンタリーがYouTubeで字幕つきで無料公開されてたので観てみた。 前半はいかにもセレブらしい激しい恋愛話や、お金への執着に関する話が映し出される。 だが途中からそれら全てが一つの線で繋がっていく。 これは性被害と虐待サバイバーである彼女の、勇気ある告発だった。
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女性差別に対して声をあげている女性を、高みの見物のごとく勝手にジャッジしたり嘲笑してる奴が次から次へと目に入る。 なんか高いところから冷静に観察できてるつもりなのかもしれないけど、お前は傍観者じゃなくて、差別を作ってる張本人だからな。
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新スーパーマンがバイセクシュアルという設定だと発表されたのは先月。 これがもし20年前だったら10代の僕はめっちゃ希望をもらっただろうな…という話を書いた。 ただ、新しい設定にギョッとした人を責めるつもりはなくて。 でもその「ギョッ」について考えてみたいな、と。 gendai.ismedia.jp/articles/-/890…
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BLやゲイポルノを見る女性の中には男性同性愛者の存在を都合よく消費してる人もいるだろうし、それは嫌だなと思う。 ただ「ゲイとヤリたい」「ゲイのフリしてゲイアプリを活用しよう」と考えて実行に移す女は滅多にいない。 でもこれが男女逆転すると珍しい話じゃなくなる。 その違いは大きいのでは。
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男性側が性的搾取される案件や、男性から見て男女非対称だと感じる問題に対し「フェミはこれについてだんまり」などと言う男は、自分の声で訴えればいい。 着眼点は持ってるんだろ。 でも自分で語る必要がないっていう事こそが特権性を物語ってる。 自分でどうにかしなくても困らない立場なのだから。