富岡すばる(@Lily_to_Rose)さんの人気ツイート(いいね順)

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「ゲイは男の気持ちも女の気持ちも分かる」みたいな偏見を言われても困るよね、という話をゲイ同士でした。 男の気持ちも女の気持ちも分からないし、なんなら自分の気持ちだって分からないのにねって。 そもそも男の気持ちが分かるなら恋愛に悩まないし、自分の気持ちが分かるなら人生につまずかない。
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僕が確かまだ幼稚園生くらいの時。 メディアの仕事をしてた父がとあるイベントへ連れてってくれた。 おぼろげだが、遠くで光GENJIらしきグループがライブをしてた様な記憶がある。 そんな大人だらけの空間でぽつんとしてた僕に、恐らくイベント関係者と思われる若いお兄さんが話しかけてくれた。
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ブリトニー・スピアーズは僕が人生で初めてハマったアイドルだ。 彼女がどんどん壊れていった様子も全て見ている。 2009年頃、ある雑誌で彼女の事がこう書かれていた。 “100億円ビジネスの犠牲者” 今もアイドルを見る度ふと思う。 人々の理想を体現する彼らが、その理想に殺されていないだろうかと。
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ゲイだとカムアウトしてる漫画家が15歳の少女に男性の下半身画像を見せて逮捕されたニュースに「本当はゲイじゃなかったのでは」的な反応があるけど、ゲイであることと女性にこういう嫌がらせをすることって別に矛盾はしてないと思う。 ゲイにもミソジニーをこじらせた人は普通にいるし(自戒も込め)。
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中高時代は「男らしさ」が嫌で、僕は女性になりたいんだと思い込んでた。 ただ昔から憧れ続けた女性がマッチョなマドンナだった為、彼女の様になりたいと思ったら結果的に「男らしく」なってた。 なので人から「男らしい」と時々言われる度、変な気分になる。 僕の男らしさはマドンナの模倣だから。
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そのお兄さんはまだ幼かった僕と気さくに遊んでくれて、とても優しい人だった。 当時交わした会話の内容はさすがに忘れたが、別れ際「お兄ちゃんみたいになったらだめだよ!」とおどけて言われたのははっきりと覚えてる。 その後、しばらくしてから彼をよくテレビで観る様に。 それが中居くんだった。
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SMバーで働いてた時、よくM男性客を床に座らせ、女王(キャスト)が椅子に座ったりした。 M男性たちは女王のご機嫌とりをし、時には酒を作り、掃除すら手伝った。 それはSMバー的に正しい接客だったし、みんな楽しんでたが、わざわざ高い金を払ってそういう扱いをされに来るのは男性ならではだと思った。
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同性カップルが部屋を借りづらい現状に対し「差別じゃない」みたいな反応があって凹む。 僕は独身ゲイだから経験ないけど、不動産屋へ行ったら隣にいたシングルマザーは明らかに僕と違う対応をされてたし、僕も高齢の親がいるとオーナーに伝えたら難色を示されたし、普通に差別って全方位にあるよ…?
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中居くんと会ったというツイートをしてらっしゃる方がいて、僕もつい呟いてしまったんだけどさ。 何がすごいって、僕が見た中居くんと今の中居くんの印象がどちらも変わらずに超気さくだって事なんだよ。 僕の方はまだ彼が国民的スターになる前の話なのに。 お兄さんみたいになりたくてもなれないよ。
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生理の話題に対し「男の性欲も苦痛を伴う」と語り出す男性って、「ゴムは窮屈だからつけられない」や「男は股を閉じられない」と言ってる男性と同じだよね。 どうせ女性には分からないだろうから何とでも言える、というのが見え隠れしてる。 仮にもし本当にそうなら、彼らに必要なのは治療だと思う。
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気に入らないフェミニストを「可愛くない」と断定するとか、LGBTを「気持ち悪い」と嘲笑するとか、社会的マイノリティについて語る際にその当事者に対して「見映えが良くない」というジャッジをする人っているけど、そういう人は自身の容姿や印象についてはどういう評価をくだすんだろうかと気になる。
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同世代のゲイの人と話す機会が最近よくあるんだが、ゲイということで今まで壁を感じたことが全くない人もいれば、僕みたいに昔はすごく感じてたけど今は感じない人や現在進行形で感じてる人もいて、同世代のゲイ男性だけでもこんな多種多様なのに、たった一人で「LGBTの総意」を語ってる人って一体何。
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あと、「女性は感情的」と言ってる男性もよく見るが、その発言自体が感情的だってことに彼らは気付いてない。 男性って僕も含め、孤独・嫉妬・悲哀といった感情をそのままの形で表すのが苦手な人が多いと思う。 で、最終的にそれら全てが怒りに変わってたりする。 『男は泣くな』という呪いの重み。
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男だけでプリクラが撮れなかったり、コスプレ参加したイベントで男性の女性装が禁止になってたり、男同士だとホテルに入れなかったり。 どうして男性(または男性同士)って選択肢がないんだろう!と以前は思ってたんだけど、要因や根底に男のやらかし案件があったんだと気付くとだいぶ恥ずかしくなる。
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LINE交換や性行為を迫られたという話を、営業職時代の女性同僚から何度も聞いた。 他の職場では「女は即戦力にならない」と上司が言ってたり。 男性の方がキャリア形成で有利なのは客観的事実。 それを変えたい。 僕は男だが、母子家庭で背負った精神的・経済的貧困から脱するのに20年かかったから。
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父親になるというのは「女性に子供を産ませ、育ててもらうこと」だと、割と本気で思ってる男性が一定数いるように見えて仕方ないんだよね。 自分が育児をするという考えや、子供は決して勝手に大きくなっていくわけではないという当たり前のことが頭からすっぽり抜けてる人を見ると、恐怖すら感じる。
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ビヨンセに関してはデスチャ時代から「私は自立した女性で自分で稼いでるからナメるな」系の歌を何度も出してるけど、中でも2016年のFormationという曲の中で「最高の復讐は金を稼ぐこと」と言い切ってるのが好きで。 もちろん黒人女性というマイノリティの彼女がこれを言うから意味を持つんだけどね。
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「女が選ぶのは結局イケメンだけ」という歪んだ妬みと、「イケメンじゃないけど俺は選ぶ側」という根拠なき過信。 この相反する思考を両立させてる男っている。 真逆に見えて行き着く結論は同じなんだよね。 前者は「顔しか見てない女はバカ」、後者は「俺の良さに気付かない女はバカ」という具合に。
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あと大坂なおみ選手も以前は日本において、“どこか自信なさげで、手に届きそうな女の子”のようなイメージを勝手に持たれていた気がする。 最近、日本国内の一部で彼女に対する風当たりが強くなっている要因の一つには、その勝手なイメージが壊れてきたことへの反動なんかもあるのかな、と思った。
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以前勤めていた会社で、男性上司から風俗に誘われた。 彼らはなぜ軽々しく誘えるのか。 「女性は男性へのご褒美」 そんな価値観で繋がる男性社会での生きづらさについて書いた。 SMバーやゲイ風俗で働いていた元キャストとして。 そして一人の男として、同性に言いたい事。 gendai.ismedia.jp/articles/-/751…
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女性タレントを脱がせたり下世話な絡みをさせたりする番組って90年代にいっぱいあったよなぁ。 生放送に限界ギリギリを攻める!みたいなものもよくあったし。 それを今の時代に「挑戦的で新しい番組」かのように再びやられても、もう大昔にさんざん腐るほどやってたやん…という気持ちになってしまう。
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ヒーローが性的少数者ってだけで色々言う人はいるけど、一昔前は「女性が主役のアクション映画は当たらない」と敬遠されてた時代もあるよね。 2000年代初頭にチャーリーズ・エンジェルとトゥームレイダーがヒットしてから変わってきたけど、要は前例が生まれれば時代も風潮もついてくると思うんだよ。
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別に子どもが好きとか、子どもを育てたいとかこれっぽっちも思ってなさそうなのに、とりあえず子どもを欲しがる男の神経がマジで理解できない。 「結婚して子どもを持ったら一人前」みたいな価値観の刷り込みがデカイのかもしれんが、てめえのクソみたいな自己実現のために子どもの存在を使うなよ。
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ピンク本人もこう語っている。 “女性シンガー同士を競わせるような風潮について、「女性たち全員にとってフェアじゃなかった。私たちの誰も望んでいなかったし」とピンク。「私はブリトリーのことが大好き。彼女は私のアルバムを持ち歩いていてくれていた時もあったんだよ」” front-row.jp/_ct/17452464
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マイノリティとして疑問や怒りを感じたことを言葉にすると、 「怒りすぎ」 「気にしすぎ」 「人生つまらなそう」 などと言われますが、こっちは10年20年ずっと見てきたことに対して言ってるんですよ。 別に今だけの話じゃなくて。 人生をもっと楽しく生きるために声をあげてるので余計なお世話です。