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脳の機能として、年長さんくらいまでの子どもは「他人の立場にたって物事を考える」ということが難しい。子どもが周りの人に対して好ましくない行動をした時、大人は「自分がされたらどう思う?」なんて声をかけがちだけど、これはすごく伝わりにくい。とにかく端的に望ましい行動を伝えることが有効!
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男の子(3歳)に「せんせい、のりもの なにが すき?」と聞かれたので「スポーツカーとか新幹線とか、カッコいいのが大好き!」と答えたら、とっても小さな声で「ぼくね…ベビーカーすきなの…ママが おしてくれるの…もう のれないけど…」って。なんだこの天使は。
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大人が子どもを叱る時、「何で叩いたの!」「何で用意してないの!」といった具合に「何で」を使いがち。本当に理由を聞きたいなら「どうして?」で十分で、“理由を聞く”と“叱る”を同時にしようとするとどちらも伝わらず、怒られないように嘘や言い訳をしてしまう。この2つをしっかり分けるのが大事!
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お散歩中、野花を手にとり「花占い知ってる?あのね〜…」と一通り説明したら、女の子(5歳)が「すき!きらい!すき!きらい!」と始めたのだけど、残り2枚のところで「すき」がきてしまい、占い結果は「きらい」が確定。と思ったら、2枚一気にむしって「やった!すきだ!」って。恋はパワーだ!!
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お片づけの時間、男の子(3歳)がそのまま遊び続けていたので「手伝ってくれたら嬉しいなー」と言ったら、「やだ!しない!」と言うから「そっか、わかった!○○くんお片づけ上手だから、今度手伝ってね」と言うと、「こんどに なりましたー!てつだう!」って。可愛すぎる。上手だと褒め続けよう。
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ベビーカーの子どもが「抱っこがいい〜」と泣いているとして、周りの人間は「抱っこすればいいじゃん」と思いがちだけど、その親は「なんとか抱っこをせずに切り抜けたい」と考えているケースが結構ある。疲れていたり、優しくなれなかったり。親も人間だから。そういうのを皆で理解できたらいいな。
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特に4歳くらいまでの子どもは脳機能として視覚よりも聴覚で物事に反応したり、判断したりすることが多い。なので「よく見なさい!」と注意をしても効果が薄いため、例えば「車来るよ!よく見て!」と言うよりは「車の音聞こえない?」と言った方が子どもは立ち止まりやすく、注意も向きやすくなる。
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下の子を抱えながら女の子(6歳)と登園してきた育休中のパパが「仕事大丈夫かなって思う時があるんですよね〜」と言ったので色々話していたら、女の子が「パパの いまの おしごとは パパ でしょ!おしごと がんばってね!」って。パパちょっと涙ぐんでた。頼もしいお姉ちゃんだ。
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女の子(4歳)が香水屋さんになりきって、お友達へ「ケーキの におい!」とか「ぶどう!」とか言いながらシュッとふりかける真似をしていたのだけど、「せんせいにも シュッ!」とやってくれたので「嬉しい!何の匂い?」と聞いたら、「みそしる!」って。先生、もうちょっと違うやつが良かった。
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女の子(5歳)から「せんせい、レストランごっこ するから、おきゃくさん になって」と頼まれたので引き受けたら、「ごはん たのんだのに ぜんぜん こなくて まってる ひとね」と言うから、その設定の細かさに感心しつつ「どのくらい待ってるの?」と聞くと「5ねん」って。待ちすぎだろ。
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赤ちゃんや2,3歳くらいまでの子のお着替えを手伝っている時、急にぐずったり不機嫌になることがある。原因は色々だけど、あまり知られていないのは「ルーティンを崩す」こと。例えば、普段は「靴下は右足から」「ズボンより先にシャツ」なのに違うなど。意外と不快感に繋がっている、大事なポイント!
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朝の会をしている時、「お名前を呼ばれたら元気にお返事してね!」と言ったら、女の子(4歳)が「げんき じゃなくて、かわいい おへんじ でもいい?」と聞くので「(何それ…)」と思いつつOKして「○○ちゃん」と呼んだら、すごいモジモジしながら「きゅい」って。きゅいってなに…可愛い…
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子どもにしてほしいことが進まない時は、とにかく具体的に伝える。例えば「挨拶しなさい」は「おはようしよっか」、「ご飯食べて」は「お味噌汁飲んでみたら?」、「着替えて」は「ズボン履いてごらん」など、具体的な行動を付け足すだけでビックリするほど変わる。保育園でも効果抜群なのでぜひ!
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子どもが物を投げるのは、実は「投げる」こと自体に興味がある訳ではなく、「投げた物が弧を描いて落ちていく様子」や「想像していた落下地点ではないところに落ちたこと」などに面白さを感じていることは多い。なので、必要なのは「やめなさい!」ではなく「投げても良い物」の用意だったりする。
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僕が学生の頃は「男が保育士なんて」という風潮が強く、高校の担任にも「絶対やめろ」と進路を否定された。実習へ行くと男性用の更衣室はなく、外の倉庫で着替えてた。今は随分変わったなと思う!共感できる記事。
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huffp.st/3VA5ExS
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僕たち大人はつい10じゃないと褒められない。お片付けの終わりが10として、6まで子どもが頑張っても「まだ残ってるよ」「全部片付けて」と言う。だからまずは6を褒める。「綺麗になってきたね!」「頑張ってるね!」それから4を応援する。「残りも出来そうだね!」何事もこうすると上手くいきやすい。
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しゃっくりをしていたら、男の子(4歳)が「せんせい、それ ビックリすると とまるんだよ〜!パパに やってあげたもん!」と言うので「えー!じゃあ、先生のこともビックリさせて!」とお願いしたら、「いいよ!…オタマジャクシってね、カエルになるんだよ!!」って。お、おぉ〜????????
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男の子(5歳)が「ねぇねぇ!シャンプーで からだ あらったら どうなると おもう?」とお友達に話しかけたので聞いていたら、「かみのけ はえて きちゃう!」との答えに「ぶっぶー!ぼくね、あらってみたの!からだが ママのあたまの においに なった!」って。可愛すぎて笑った。いい発見だ。
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子どもは特に下の子が生まれたり、ママパパが忙しかったりすると「見てもらえてない」と不安になって、イタズラなど気を引くような行動にでやすい。そんな時は「〜している○○くん」と、呼びかける際に“行動とお名前を同時に”言うだけでも「ちゃんと見てくれてた!」と安心に繋がり解消へ。オススメ!
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男の子(3歳)に「せんせいの おつきさまも ずーっと ついてくる?」と聞かれたので「先生のお月様?空のお月様のこと?ついてくるよー!」と答えたら、「そうなんだ!ぼくの おつきさまもね、おうちまで ついてくるんだよ!よるに!」って。まさかの1人1つずつお月様があると思ってたみたい。可愛すぎ。
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保育園で一番のお姉さんお兄さんとして一年間を過ごした年長組さんたち。「もうすぐ小学生!」と張り切っている。保育士も「いってらっしゃい」という気持ちでいる。… twitter.com/i/web/status/1…
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男の子(4歳)に「せんせい、でんしゃ のるとき ピピッって カードやるでしょ?」と聞かれたので「うん、そうだよ」と答えたら、「ぼく ピピッって おと やだな〜」と言うから「じゃあ、どんな音がいいかな?」と聞くと、「ん〜!スキッ とか?」って。可愛すぎて笑った。ロマンティックな改札。
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「また怒ってしまった」「遊んであげられなかった」「優しくできなかった」「自分はダメな親だ」こんな風に考えてしまうパパママは多い。だけど、ダメな親がこんな風に悩むだろうか。子どもを大切に想っているからこそ、もっと良い親になりたいって悩むんじゃないかな。もうすでに立派な親なんだよ。