本ノ猪(@honnoinosisi555)さんの人気ツイート(リツイート順)

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「赤ん坊が大きくなるまで「育児」をママにまかせておいて、都合のいい時をみて教育者として登場しようなどというのは虫のいいはなしだ。一〇〇パーセントたよりになる人物だという信頼感がなかったら、家庭教育などというものがうまくいくはずはない。」(松田道雄『私は赤ちゃん』岩波新書、P13)
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「自立とは、ひとりで何かをすることではありません。人と共感しあい、協調しあって生きることです。人間というのは人に受け入れられてから、人を受け入れられるようになります。ひとりでなんでもやっている子どもは孤立です。」(佐々木正美『子どもが喜ぶことだけすればいい』ポプラ社、P120)
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親が「奨学金の返済減免」を頼って、出産したのが自分である、と気づいたときの子どもの心情が想像できないのだろうか。「奨学金制度」そのものの見直しに着手しなければ、親がした苦しい判断を、子ども世代も選択せざるをえなくなる。罪悪感を伴う出産を連鎖させてはいけない。
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「常に笑顔だが、まだ使えるモノを捨てた人を見た時は笑顔に狂気をはらむ」
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「歴史の流れ、社会の動き、政治経済の問題、そういうものを知ろうともしないで、全部失った後でしまった、こんなはずじゃなかったと言っても、もう遅い。あとの祭りです。」(かこさとし『未来のだるまちゃんへ』文春文庫、P18)
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ある作家の全集を読破すると、その作家が守護霊になってくれる。
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「私たちが「自己啓発」をするとき、私たちではなく他者が儲かるのである。ミレニアル世代が、その限られた資金を自己啓発に使うとき、自己啓発本の著者や、テック投資家のところに、お金が貯まっていく。」(マーク・クーケルバーク著、田畑暁生訳『自己啓発の罠』青土社、P11)
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人間の忘れっぽさの法則性。 (参照:畑村洋太郎『未曾有と想定外』講談社現代新書、P19)
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「ちちをかえせ ははをかえせ  としよりをかえせ  こどもをかえせ  わたしをかえせ わたしにつながる  にんげんをかえせ  にんげんの にんげんのよのあるかぎり  くずれぬへいわを  へいわをかえせ」 (峠三吉『原爆詩集』岩波書店、P9) #原爆特番
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9月18日は、法律家・ギンズバーグの命日。 「『最高裁判所に何人の女性判事がいれば十分か』と聞かれることがあります。私が『9人』と答えると、みんながショックを受けます。でも9人の判事が全員男性だったときは、誰もそれに疑問を抱かなかったのです」(Harper’s BAZAAR HP・2020年9月24日付記事)
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経済的理由で大学院進学を諦めようとしている学生に対し、何回か教員や院生が「お金がないなら仕方がない。運も実力のうち」と言うのを目にした事がある。学生が自身で「運も実力のうち」と納得するならともかく、他人に向かって使う言葉ではない。数年間の大学生活を蔑ろにする言葉だ。
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褌一丁で執筆に励む稲垣足穂と移動中の猫(参照:『作家の猫』平凡社、P68~69)。 #猫の日
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「おそらくはメディアの影響でしょうか、権力者に「お友達感覚」をもち、その人間性に過剰な思い入れを抱いてしまう。そして、権力者のすることに問題があれば批判するという当たり前の行為を「悪口」と感じてしまう。」(藤本一勇訳『茶色の朝』大月書店、P44)
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どうしても受けたい大学教授の講義があり、こっそり潜り込んでみたら、講義室の後方の席に学生が集中、前方は誰も座っていない光景が広がっていて絶望した。腹が立ち、自分一人前方に座っていたら、講義終了後、教授から声をかけられ、その後勉強会にもお誘い頂けた。対面授業の魅力である。
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田中小実昌が牧師である父親について語った『ポロポロ』に、関東大震災のエピソードがある。小実昌の父は、信者が朝鮮人が襲撃してくるというデマに突き動かされて、凶行に及ぶことがないように、信者宅を一軒一軒歩いて回った。その道中、何度も「竹槍で突き殺されそうになった」(P29)らしい。
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「歴史の流れ、社会の動き、政治経済の問題、そういうものを知ろうともしないで、全部失った後でしまった、こんなはずじゃなかったと言っても、もう遅い。あとの祭りです。」(かこさとし『未来のだるまちゃんへ』文春文庫、P18)
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書店で気になる本を見つけたとき、家賃・食費・光熱費のことが頭をよぎって、購入を断念する人が多い国より、書籍代を充分に確保できる経済的余裕があるため、迷わず購入できる人が多い国の方がいい。
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『猫語の教科書』(ちくま文庫)の著者プロフィール。 「交通事故で母を亡くし、生後6週間にして広い世の中に放りだされる。1週間ほどの野外生活を経て、人間の家の乗っ取りを決意。いかにして居心地のいい家に入りこむか、飼い主を思いのままにしつけるか、その豊かな経験を生かして本書を執筆。」
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「いったん戦争がおこってしまうと、戦争に異議をとなえることはたいへんむずかしく、戦争に協力するしか道は残されていない。そして、戦争に協力しているうちに、やがてみずから率先して積極的に戦争を推進するようにもなってゆくのである。」(大島孝一『戦争のなかの青年』岩波書店、P5)
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それぞれ括弧には名前があります。 ○( ⇨パーレン(かっこ) ○【 ⇨すみつきパーレン ○{ ⇨ブレース(波かっこ) ○〔 ⇨キッコー ○[ ⇨ブラケット (岩波書店の栞より) #意外にこれ知られてないんですけど
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「皮肉な名言がある。「人類を愛するのはたやすいが、隣人を愛するのは難しい」。確かにアフリカの貧しい子どもたちに涙を流す人間が、隣家の子どもが騒ぐと「うるさい」と怒鳴り込んでくるのを知ると、本当にその通りだな、と思う。」(川本三郎『映画の木洩れ日』キネマ旬報社、P454)
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「私たちが「自己啓発」をするとき、私たちではなく他者が儲かるのである。ミレニアル世代が、その限られた資金を自己啓発に使うとき、自己啓発本の著者や、テック投資家のところに、お金が貯まっていく。」(マーク・クーケルバーク著、田畑暁生訳『自己啓発の罠』青土社、P11)
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「言葉は刃物… 使い方を誤ると質の悪い凶器に変化する… 相手の心を察して慎重に使わねばなりません… たとえそれがどんな相手であろうとね…」 (釈蓮和尚・述、『名探偵コナン』第54巻、小学館、P136) #一番役に立ったアニメ知識
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ストレスが溜まると見る「小鳥の世話をする内田百閒」。
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「早く効率よくやることだけが上手な時間の使いかたじゃないと思うよ  時間をわすれて遊んだり  好きなことにむちゅうになるのだってりっぱな時間の使いかただよ」 (沼田晶弘監修『ちびまる子ちゃんの時間の使いかた』集英社、P154)