本ノ猪(@honnoinosisi555)さんの人気ツイート(リツイート順)

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「国からの支援などに頼らず、学問は自力ですればいい」のような発言は、経済的な余裕はないものの何とかして学問を続けていきたいと考えている大学(院)生の意志・行動を萎縮させてしまうものだと思う。「産まれたときから立派な研究者だった人間などいない」という前提が、無視されている。
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政治家は疑う対象であって、信じる対象ではない。
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「好きなものには溺れなさい。役に立つかどうかなんて後回しでいいから、とことん好きになって味わい尽くすこと。憧れはその人を育てます。先が見えなくなったとき、迷ったとき、そうして溺れたものがきっとあなたを助けてくれますよ。」(田辺聖子『歳月がくれるもの』文春文庫、P53)
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「ぐりとぐら」シリーズで知られる、画家の山脇百合子さんが死去。ご冥福をお祈りします。 「絵本で楽しく豊かな心の体験をした子は、  人生に希望と自信を持ちます」 (『本・子ども・絵本』文春文庫、より)
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8月6日は、広島原爆の日(広島平和記念日)。 多くの人に読んでほしい、石垣りんの詩「挨拶 原爆の写真によせて」。 (参照:『ユーモアの鎖国』ちくま文庫、 P186~188)
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【一律10万円給付で購入できる本の冊数①】 (文庫) ・岩波文庫(平均価格約756円)⇨132冊 ・岩波現代文庫(約1250円)⇨80冊 ・講談社文芸文庫(約1509円)⇨66冊 ・講談社学術文庫(約1140円)⇨87冊 ・ちくま学芸文庫(約1335円)⇨74冊
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「ナショナリズムに酔うこと自体がわるいというのではない。酔うことによって、たとえば、酔わない人、酔えない人を「なんだこいつは」と白い目で見始めることがおそろしいのである。」(小田実・文、『東京オリンピック 文学者の見た世紀の祭典』講談社文芸文庫、P388) #東京五輪中止
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「おそらくはメディアの影響でしょうか、権力者に「お友達感覚」をもち、その人間性に過剰な思い入れを抱いてしまう。そして、権力者のすることに問題があれば批判するという当たり前の行為を「悪口」と感じてしまう。」(藤本一勇訳『茶色の朝』大月書店、P44)
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これは聞き捨てならない(´・ω・`) いかに古書店でも多くの学びを得られるか。「東京都担当者」はご存知ないのだろう。 「衣食住と学びは生活必需品という考え方で 書店は学ばなくてはいけない学習書などがあるが 古書店はたまたま読みたいものを探すので古物商と同じ扱い」
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「優生思想とは、「何でも一人でできなければならない」という考えのこと。終わらせるためには、社会の一人ひとりが助けを求められるようになればよい。人はみな無力の状態で生まれ、人の助けを求めて育っていくのだから、その関係性こそを大切にすべきだ。」(『季刊 福祉労働』第167号、P42)
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センター試験(現・大学入学共通テスト)当日になると思い出すツイート。
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「被害者が、いじめられるのを拒否すると、多くの場合、加害者のほうが、このような「態度をとられた」ことに、独特の被害感覚、屈辱感、そして激しい憤怒を感じる。そして、全能の自己になるはずの世界を壊された「被害」に対して、復讐をはじめる」(内藤朝雄『いじめの構造』講談社現代新書、P79)
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「高齢だから「老害」なのではない。学ぶことを忘れ、弱者に思いを寄せる謙虚さを失い、他者の尊厳を平気で踏みにじるようになったら、社会の害になる。年齢は関係ないことを肝に銘じたい。」(鳥飼玖美子『異文化コミュニケーション学』岩波新書、P137)
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韓国の若者が「品の悪い中年男性」を指して使う軽蔑語「ゲジョシ」。金敬哲『韓国 行き過ぎた資本主義』(講談社現代新書、P119)には、その「ゲジョシ」に自分が該当するかどうかを確かめられる、10項目のチェック・リストが掲載されている。
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「ナショナリズムに酔うこと自体がわるいというのではない。酔うことによって、たとえば、酔わない人、酔えない人を「なんだこいつは」と白い目で見始めることがおそろしいのである。」(小田実・文、『東京オリンピック 文学者の見た世紀の祭典』講談社文芸文庫、P388)
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見分けがつかない三人。 (写真は、安部磯雄を委員長とする社会大衆党が第3党となった、1937年の「第20回衆議院議員総選挙」直後のもの。左から、麻生久、浅沼稲次郎、阿部茂夫。)
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「優生思想とは、「何でも一人でできなければならない」という考えのこと。終わらせるためには、社会の一人ひとりが助けを求められるようになればよい。人はみな無力の状態で生まれ、人の助けを求めて育っていくのだから、その関係性こそを大切にすべきだ。」(『季刊 福祉労働』第167号、P42)
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「一国の政権がやたら「わが国らしさを取り戻せ」などと精神論で愛国を語るときには、その裏側で、形あるものが海外の金持ちにばんばん売られているという現実がある。」(ブレイディみかこ『ヨーロッパ・コーリング・リターンズ』岩波書店、P52)
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「人は人生を愛しているときには読書はしない。それに、映画館にだってほとんど行かない。何と言われようとも、芸術の世界への入り口は多かれ少なかれ、人生に少しばかりうんざりしている人たちのために用意されているのである。」(『H・P・ラヴクラフト』国書刊行会、P40) #映画の日
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「日本人は独裁者なき全体主義者なんですが、一度誰かをやっつけていいんだ、コテンパンに叩いていいんだということになると、どいつもこいつもがモラリストのような顔をしてぶったたくので、見ているとおかしくてしようがない。」(開高健・文、ジョージ・オーウェル『動物農場』ちくま文庫、P150)
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8月15日は、終戦の日。 玉音放送と演出。 「写っているのは確かに私だ。しかし、忘れてしまいたい写真だった」「なぜ涙を流す格好をするのか理解できないまま、言いなりになってしまった」(「「歴史的瞬間」作為だった」『北海道新聞』1995年10月8日付。参照:佐藤卓己『八月十五日の神話』P30)
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「GoTo read」という形で、図書カードを配って欲しい。本を読めば、自宅にいながら旅ができる。
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「どこでどう取り違えたのか、「民主主義」を少数派を排除黙殺する多数決処理法とか、「論議はさせても実利は渡さぬ」手段とだけ考えるおとながふえ、絶対多数党とか、「数の論理」とかがまかり通る世となってきました」(かこさとし・文、『かこさとし 子どもたちに伝えたかったこと』平凡社、P66)
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オリンピック開会式でジブリの曲が使われなくてよかった。宮崎駿は以前海外メディアの取材において、「2020年東京オリンピック」について質問された際、「オリンピックには関心がありません。ぼくは、イスタンブールでやればいいのにと思っていました」と答えていたから、特段心配はしていなかったが。
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見分けがつかない三人。 (写真は、安部磯雄を委員長とする社会大衆党が第3党となった、1937年の「第20回衆議院議員総選挙」直後のもの。左から、麻生久、浅沼稲次郎、阿部茂夫。)