本ノ猪(@honnoinosisi555)さんの人気ツイート(リツイート順)

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「学力というと、問題の解き方がわかっていて、すいすいと解いていくことのように思われているが、そんなものは学力のうちに入らない。まちがったり迷ったりするのは当然であって、早くまちがいに気づいて直せるとか、迷ってもなんとか抜けだせるのが学力だ。」(森毅『21世紀の歩き方』青土社、P50)
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「奴隷的服従になれてしまえば、それすらも人間にとっては快となってしまう。くだらない独裁者の支配など皆が自由を求めて隷従を拒否すれば、あっという間に覆るのに、そうはならないのは、長い時間をかけて人間が隷従に慣らされた結果なのです。」(小谷敏『怠ける権利!』高文研、P80)
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11月13日は、『宝島』『ジキル博士とハイド氏』で知られる、作家・スティーヴンソンの誕生日。 「充實した、怠らない靑春は、充ち足りた、自由な老年の前奏曲にほかならない。愚鈍な若者は必ず人を退屈させる老人となる。」(岩田良吉訳『若い人々のために 他十一篇』岩波書店、P83)
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12月7日は、作家・与謝野晶子の誕生日。 「私たちは考える人にならねばなりません。私たちも現に多少は考えている積もりですが、その考え方が正しいか、どうか。私たちがすでに考えている人であるならば、さらに考え直す人にならねばなりません。」(『新編 激動の中を行く』新泉社、P46)
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「憎しみに立ち向かうただひとつの方法は、憎む者たちに欠けている姿勢をとることだ。つまり、正確に観察すること、差異を明確にし、自分を疑うのを決してやめないこと。こういった姿勢によって、憎しみは次第にひとつひとつの要素に解体されていく。」(カロリン・エムケ『憎しみに抗って』P15)
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「原子爆弾は、その瞬間だけではなくて、放射線で身体、そして心も深く傷つけ、その傷は容易には癒えません。だからその瞬間の記憶も深い傷になって、何十年も過ぎたあとでさえ、そのことを振り返らざるを得ない」(渡辺考『少女たちがみつめた長崎』書肆侃侃房、P200) amzn.to/3P8CmxV