本ノ猪(@honnoinosisi555)さんの人気ツイート(リツイート順)

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「僕は心のない人間が一番嫌い。心のある人なら、自分が言われたら嫌だと思うことは、相手にも絶対言わないだろう。相手の気持ちが読めなかったり、その場の空気が読めない人とはつきあいたくない。」(志村けん『変なおじさん【完全版】』新潮文庫、P348)
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「たとえば道徳の授業では、「共感」する能力が強調されますが、それは「やさしい気持ちで人に接すればいい」という話ではないのです。ちゃんと「知識」をもったうえでないと、他者に対して想像力を働かせることはできないし、「やさしく」することもできません」(『心の病気ってなんだろう?』P284)
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7月11日は、漫画家・三浦建太郎の誕生日。 「人は同じ過ちを繰り返す様に見えるけれど 因果は決して円環ではない 螺旋なのです」(『ベルセルク』26巻、白泉社より)
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「沈黙している者も非難され、多く語る者も非難され、すこしく語る者も非難される。世に非難されない者はいない。」「ただ誹られるだけの人、またただ褒められるだけの人は、過去にもいなかったし、未来にもいないであろう、現在にもいない。」(中村元訳『ブッダの真理のことば 感興のことば』P42)
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12月3日は、俳人・種田山頭火の誕生日。 「走れ。走られるだけ、走られるところまで走れ。そして絶壁に衝き当ったならば、お前の脚下を掘れ。全心全力を以て、掘れ。新しい泉が湧くか、湧かぬかは寧ろ問題じゃない。お前はただ掘ってさえいれば可い。」(夏石番矢編『山頭火俳句集』岩波書店、P433)
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7月29日は、作家・ケストナーの命日。 「良心はまわれ右が可能だ。進んで悪人になりたい者などいるだろうか。いつだってそうだ。なにをめざしていても。支配される側は支配する側のモラルと魂の平和条約を結ぶ。たとえそのモラルがどんなに不道徳なものであっても。」(『終戦日記一九四五』P243)
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杉田明子・佐藤剛史『中高生のための「かたづけ」の本』(岩波書店)を読んでいたら、「かたづけ」の極意として、かたづけ前に自分の部屋を撮影することが勧められていた。理由としては、①レンズを通すことで部屋を客観視できる、②かたづけ後の部屋と比較できる、があげられている(P39~42)。
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6月29日は、作家・サン=テグジュペリの誕生日。 「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。(しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。)」(内藤濯訳『星の王子さま』岩波書店、P7)
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1月23日は、社会学者・ブルデューの命日。 「男性の特権もまたひとつの罠なのであり、男性ひとりひとりは特権の代償として、ことあるごとに男らしさをはっきりと示さなければならない必要から、恒常的に、ときには不条理なほどの緊張と精神集中を強いられている。」(『男性支配』藤原書店、P78)
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「「わたしが選んだわけじゃない」と言っても、当選すれば政治家は、あなたを含めてみんなの代表として意見を言い、議会で投票します。選挙は有権者と政治をつなぐ最大のパイプですし、小さな声でも集まれば大きな力になります。そのパイプがつまるのは政治の病気です。」(『政治のキホン100』P159)
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「必要であればあるほど拒まれるもの、それは忠告だ。余計にそれを求める人、無知な人からは疎んじられる。怖がれば怖がるほど、逃れようとすればするほど、近寄ってくるもの、それは貧困だ。逃れようとするほど悲惨になり、安定を失う。」(レオナルド・ダ・ヴィンチ『知をみがく言葉』青志社、P173)
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「どんどん先に読み進めることができる小説が傑作ではないんです。気持ちが昂揚して、あるいは整理がつかなくなって、思わず本を閉じてしまう。そのようにしか読めない小説こそ、かけがえのないものです。」(中村邦生『はじめての文学講義 読む・書く・味わう』岩波ジュニア新書、P116)
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「体調が悪いなら帰るべきで、元気な人が仕事をすればいいと言うけれど、それって限られた回数で、お互いさまの時だけ頷けるルールのはずだ。結局我慢する人とできる人とで世界がまわっていく。世界。この世界。わたしが生きて手の届く範囲の世界。」(『おいしいごはんが食べられますように』P47)
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「男性にも女性にも、繊細でいられる自由があるべきです。そして男性にも女性にも、強くいられる自由がなくてはいけません。今や性別は、二つの相反する理想ではなく、ひとつの連続するスペクトラムとしてとらえる時代です。」(エマ・ワトソン:述、『だから私はここにいる』フィルムアート社、P150)
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「若いときは、ちょっとページをめくればすぐ向こう側に常に誰か正しいことを言ってる人がいるんだ、というふうに思うかもしれませんが、そんなことはないんです。」「ありとあらゆる有名哲学者は"ギリギリそこは分からない"というところで格闘してきたんですよ。」(『立花隆の最終講義』P124)
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1月14日は、作家・三島由紀夫の誕生日。 「世の中を知る、ということは、他人は決して他人に深い関心を持ちえない、もし持ち得るとすれば自分の利害にからんだ時だけだ、というニガいニガい哲学を、腹の底からよく知ることです。」(『三島由紀夫レター教室』ちくま文庫、P217)
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1月5日は、映画監督・宮崎駿の誕生日。 「僕らは、「この世は生きるに値するんだ」という映画をつくってきました。」「その姿勢はこれからこそ問われるのだと思います。生活するために映画をつくるのではなく、映画をつくるために生活するんです。」(『本へのとびら』岩波新書、P156)
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「そもそも議論には勝ち負けなんてないのです。議論の目的は、事実をあきらかにすることにあります。だから強いていうのなら、事実があきらかになれば双方ともに勝ち。事実があきらかにならなければ双方とも負け。」(パオロ・マッツァリーノ『思考の憑きもの』二見書房、P159)
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「社会では、自分の弱みを人前でさらけ出すのはよくないこととされています。愚痴を言うのはカッコ悪いと思われています。しかし、大失敗した直後は、そんな役に立たない"社会通念"などキッパリと捨てて、できるかぎりたくさん愚痴を言いましょう。」(『やらかした時にどうするか』筑摩書房、P27)
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7月10日は、岩波文庫の創刊日。今後もお世話になります。 「岩波文庫 累計販売部数 ベスト10(1927年の創刊以来現在まで)」
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11月12日はミヒャエル・エンデの誕生日。 「どの人間も、他の人間の考えていることを感じる、一種の能力とでもいえばいいのか、そんな能力を持っていると思うのです。ただ、わたしたちの教育が、人生の最初の日から、学校でもどこでも、実はその能力を破壊しようとする」(『ものがたりの余白』P200)
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「困難な状態にある人ほど多くの依存先をつくらなければならないのに、なぜか「家族」や「施設」に押し込められてしまう。それは「自己責任」の変形だろう。自分で責任が取れないなら家族が責任を取れ、所属先が責任を取れ。日本とは、悲しいかなそういう国でもある。」『ただ、そこにいる人たち』P218
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7月23日は、社会活動家・金子文子の命日。 「自分の行為の主体は完全に自分自身であることを人間は自覚すべきである。そうすることによってこそ、初めて、人は誰をも偽らぬ、誰にも怯えぬ、真に確乎とした、自律的な、責任のある行為を生むことができる」(『何が私をこうさせたか』岩波書店、P121)
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本を粗末にする輩を襲う「本の化物」。 (参照:巖谷小波『日本イソップ物語』学芸社、P195)
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「女性にとってこれまでの非正規雇用は、夫の安定した所得があって、それを補足する、補完するための所得を得るための非正規だったわけです。ところが今、自分の非正規としての所得だけで家計を担っていかなければいけない。そういう非正規になってしまっている。」(『女性たちの貧困』P220)