本ノ猪(@honnoinosisi555)さんの人気ツイート(リツイート順)

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「時の政権や政治状況によって「貧困ライン」が変動すると、○○党政権において「支援すべき貧困状態にある」とされた人が、××党政権に政権交代したら支援対象から外れてしまうということが起こってしまう。」(稲葉剛『閉ざされた扉をこじ開ける』朝日新書、P149)
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「威風堂々に見えるエリザベス1世は、決して「絶対君主」などではなかった。重要な政策はすべて議会や顧問会議に諮って決めていた。時として優柔不断に陥り、彼女が大臣たちの板挟みとなることも珍しくはなかった。」(君塚直隆『エリザベス女王』中公新書、P7) amzn.to/3RucQVS
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「ほどよく距離があるとき、人は不思議とやさしくなれるものです。誰かと関わるとき、その対象との距離感をはかりながら、もっと近づきたいと押しすぎたり、自分なんてと引きすぎたり、ときに間違い、修正しながら人間関係を織りなしていく。」(『ほどよく距離を置きなさい』サンマーク出版、P1)
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「幸福な結婚とはいつでも離婚できる状態でありながら、離婚したくない状態である。夫にすがりつく以外に生きられない女は夫を束縛してうるさがられるか、女に憐れまれるかどちらかである。妻に去られることを怖れているような男はたいていは魅力がない。」(大庭みな子『女の男性論』中公文庫、P9)
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「唯一無二の真実を探し求める人は、世界をたった一つの固定された言葉へと単純化しようとします。唯一無二の真実を宣言するということは、言葉を「急速冷凍」して、その結果、新しい意味が現れる可能性を狭めてしまうということです。」(伊藤守監訳『現実はいつも対話から生まれる』P49)
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「他人の心を知ることが、いかに不可能でも、相手の心を知ることができると信ずること、けっして心の通いあいを断念しないこと、それが人間のやさしさだ。不可能でありながら、なおもそれを信じつづけることで、人間の社会はなりたっている」(森毅『まちがったっていいじゃないか』ちくま文庫、P26)
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「「病む」に関係した言葉に「うらやむ」があります。この場合の「うら」は心の意味です。あまり、人をうらやましがってばかりいると、自分にもいいことはありません。気をつけましょう。」(川嶋優『ちびまる子ちゃんの慣用句教室』集英社、P68)
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「「働く」ということは、「働いて得た結果」を目的とする行為であるが、我が国ではむしろ、「働く」ことそれ自体を尊び、それを道徳的なものとする風があり、従って「一生懸命努力する」ことがそれ自体のものとして極めて抽象的に目的とされてきたのである。」(別役実『思いちがい辞典』P67)
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8月4日はジャズトランペット奏者のルイ・アームストロングの誕生日。 「私の人生はいつも音楽だった。いつも音楽が最初。でも、音楽は一般の人々に理解されなければなんの価値もない。お客さんの為に生きる…それがニューオリンズのオールドタイマー達から私が学んだ事さ」(『Louis Armstrong』P42)
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「大きいものにはやられます、どうしても。多くの人が支持しだしたら、白いものが黒うなったり、黒いものが白うなったりして、それが人生になる。個人の生き方を規制する。だから流れというのは恐いです。どんな豪傑でも、やられる。」(升田幸三『王手』中公文庫、P68)
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「人材は見つけるというより、育てなくてはいけないし、環境によって育てられてゆくものなのである。何とかしなくてはと思うが、権力を持っている連中が、企業にしても、美術館にしても、あまりにも頭が堅くて、そのうえ政治家は心が貧しい。」(草間彌生『無限の網』新潮文庫、P252)
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「何度も書いているが、ファンとは商品そのものではなく、商品が「大切にしている価値」を支持している人である。ということは「価値」にファンがつく、ということだ。その価値を軸にファン・コミュニティを作るべきだし、そのほうが活気づくだろう。」(佐藤尚之『ファンベース』ちくま新書、P141)
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「大切なことは、「人権」とは、その国のその時代に、やむにやまれず発した人々のうめき声であり、人権にしておかないと人間らしい生活が絶対にできないと考えた結果を、その時点で法的文書に書き残したものだ、ということである。」(森英樹『新版 主権者はきみだ』岩波ジュニア新書、P59)
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いじめは罪になる。 (参照:『みんなのための法律入門』小学館、P79)
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「現在の日本でも、教育勅語には「いいことも書いてある」から学校で教材として使っても問題はない、と主張する人がいます。けれども、教育勅語の大きな特徴は、それを読む子どもが批判的思考で内容を考えることを一切許さないことでした」(山崎雅弘『未完の敗戦』P108) amzn.to/3dAlbZa
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「賢く見せることに一生懸命になるといろいろなところで辛くなるが、賢くないダメな面も最初から素直に出しておくと楽である。計算もなく素をそのまま出すと相手はマイナス面も含めて存在そのものを受けいれてくれる。」(桜井章一『努力しない生き方』集英社新書、P46)
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「人をすぐ上下とか、上手下手とかに種類わけして、どっちが偉いとか考えるという、そういう考えてもしようがないことを考えないようにしたい。比べて、自分のほうが劣っていると分かったからといって、どうしようもありません。」(大村はま『日本の教師に伝えたいこと』ちくま学芸文庫、P95)
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1月22日は、作家・安部公房の命日。 「愛というものは、互いに仮面を剝がしっこすることで、そのためにも、愛する者のために、仮面をかぶる努力をしなければならないのだと。仮面がなければ、それを剝がすたのしみもないわけですからね。お分りでしょうか、この意味が。」(『他人の顔』P321)
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「酒は誰でも酔はす  だがどんな傑れた詩も  字の読めない人は酔はさない  ーーだからといつて  酒が詩の上だなんて考へる奴あ  「生活第一芸術第二」なんて言つてろい」 (『中原中也全詩集』角川ソフィア文庫、P386)
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「徹底的に管理された労働者として搾取され、メディアによって政治的意見を左右させられ、コマーシャルによって消費行動における主体性も奪われているわたしたちは、自分を生きることができていない。ある意味ではもはや誰もがゾンビとして生きている。」(遠藤徹『ゾンビと資本主義』工作舎、P315)
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「よく、女は生まれながらにしてやさしいとか、細かいことが得意だとか言われますが、あれはウソです。個人差はべつにしても、あれは学習の効果です。子どもは目が見えはじめるとすぐ、生後数ヵ月のころから学習をはじめています。」(田嶋陽子『愛という名の支配』新潮文庫、P91)
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「日本人には「人間」の足場がない。従って、私たちの考え方には、何一つとしてしんがない。いつも外側の強力なものに畏服しているだけである。軍部が勢いを得れば軍部に、軍部が倒れて、別の勢力がはいって来れば別の勢力に、ただ無自覚に畏服しているだけである。」(田村泰次郎『肉体の門』P237)
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「しんどい!」を下に向けるか、上に向けるか。 (参照:『脱「いい子」のソーシャルワーク』現代書館、P101)
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7月8日は、物理学者・朝永振一郎の命日。 「ふしぎだと思うこと  これが科学の芽です  よく観察してたしかめ  そして考えること  これが科学の茎です  そうして最後になぞがとける  これが科学の花です」 (江沢洋編『量子力学と私』岩波書店、P397)
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犬か三毛の一族。 (参照:『パロディって何なのさ。』ブロンズ社、P98)