本ノ猪(@honnoinosisi555)さんの人気ツイート(リツイート順)

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「「自立」ということがよく言われるが、これは「独立」のことではない。独立=非依存で生きられるひとはいない。「自立」はあくまで「相互依存」という人生の取り消しえない条件下で、ある限定された文脈で、はじめて口にできることであり、すべきことである」(『普通をだれも教えてくれない』P187)
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『動物農場〔新訳版〕』(早川書房)のPOP。
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「傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいものだと、おまえの心に言ってやるがよい。夢を追求している時は、心は決して傷つかない。それは、追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、永遠との出会いだからだ」(パウロ・コエーリョ『アルケミスト 夢を旅した少年』角川文庫、P154)
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「読書とは、突き詰めていくと、孤独の喜びだと思う。人は誰しも孤独だし、人は独りでは生きていけない。矛盾しているけれど、どちらも本当である。書物というのは、この矛盾がそのまま形になったメディアだと思う。読書という行為は孤独を強いるけれども、独りではなしえない。」(『小説以外』P179)
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「自殺すると言う人は本当は自殺しないーーこれはかなり広く信じられている誤解です。」「自殺した人の八割から九割は実際に行動に及ぶ前に何らかのサインを他人に送ったり、自殺するという意思をはっきりと言葉に出して誰かに伝えているのです。」(高橋祥友『自殺の心理学』講談社現代新書、P5)
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「多数決原理は、個人的選好と外的選好を区別できません。これはきわめて重要な事実です。つまり、多数決に従うかぎり、差別的偏見を持った人が多ければ、差別は永遠に解消されないのです。」(永井均『倫理とは何か』ちくま学芸文庫、P216)
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「カミングアウトしてわかることは、カミングアウトした自分の"正体"というよりもむしろ、カミングアウトされた相手の"正体"の方なのかもしれません。その相手が、LGBTQ+のことをどういうふうに考えているか、とか」(北丸雄二『愛と差別と友情とLGBTQ+』人々舎、P35)
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「沈黙している者も非難され、多く語る者も非難され、すこしく語る者も非難される。世に非難されない者はいない。」「ただ誹られるだけの人、またただ褒められるだけの人は、過去にもいなかったし、未来にもいないであろう、現在にもいない。」(中村元訳『ブッダの真理のことば 感興のことば』P42)
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「妊娠は「傷病ではない」という理屈付けで、女性の妊娠機能に関わるすべての医療がーー月経も避妊も緊急避妊も中絶も、そして出産までもーーアクセスが悪く高額になっています。そうした医師たちの「好き勝手」を厚生労働省が見逃してきた」(塚原久美『日本の中絶』ちくま新書、P230)
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「若いということは、自分にも他人にも残酷である。若いがゆえの経験の浅さと自意識の過剰とが、自分の位置のとりかたを往々にして誤らせる。傲慢さと背中あわせの劣等感に常に揺れ動いていて自分を制御するのがなかなか難しい。」(河野裕子『わたしはここよ』白水社、P40)
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「「努力は夢中には勝てない」という名言があります。勉強については内からのやる気を感じたことがなくても、なにか好きなことをやっている時には、内からのやる気を感じたことがあるのではないでしょうか。」(外山美樹『勉強する気はなぜ起こらないのか』ちくまプリマー新書、P36)
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11月28日は、作家・向田邦子の誕生日。 「言葉は怖ろしい。たとえようもなくやさしい気持を伝えることの出来るのも言葉だが、相手の急所をグサリと刺して、生涯許せないと思わせる致命傷を与えるのも、また言葉である。」(碓井広義編『少しぐらいの噓は大目に』新潮文庫、P169)
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「「赤ちゃんだった頃の写真を  全員首から下げないといけない  日」を作ったら、その日は  みんなちょっとだけやさしい  気持ちになれるんじゃ  ないでしょうか。」 (ヨシタケシンスケ『ヨチヨチ父 とまどう日々』赤ちゃんとママ社、P60)
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「だれにでもいい顔をする人は  だれからも距離をおいている  だれにでも当たりさわりのないことを言う人は  心の奥で苦しんでいる  そしてその苦しみに気づかないでいる」 (銀色夏生『ひとりが好きなあなたへ 2』幻冬舎文庫、P46)
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「もしあなたが嫉妬されたとしたら、話し合いなど無駄です。どのように振る舞っても相手は曲解し、憎しみを増大させるでしょう。いくらフレンドリーな笑顔を浮かべても、「勝ち誇ったような笑顔を浮かべて馬鹿にした」などと、とんでもない解釈をされるのがオチです」(『こころの違和感 診察室』P97)
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「誰にも迷惑をかけないで本気で生きていくことはできません。もし、やろうとしたら、真剣なことは何もできなくなります。「人に迷惑をかけない」生き方を目指すのではなく、「あなたと人が幸せになる」生き方を目指すのです。」(鴻上尚史『「空気」を読んでも従わない』岩波書店、P158)
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「蒐集という行為によってもたらされる喜びは、既に入手した蒐集物のひとつひとつを玩味する以上に、蒐集対象の整理・分類という作業に宿っていると思われる。ただたんに蒐集品の数や値段だけを誇るような粗野な態度は、本当の蒐集家には見出せない。」(『奇想版 精神医学事典』河出文庫、P535)
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「批判って、難癖をつけるとか、文句ばかり言う、ということとは違います。正しい批判精神を失った社会は、暴走していきます。批判することは、もっとよくなるはずと、理想を持っているからできること。社会を愛する気持ちと反対のものではない」(『ほんとうのリーダーのみつけかた 増補版』P33)
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図書館に行くときの服装は、個人の自由。それよりも、雨の日に図書館を訪ねる際は、水濡れ対策に袋を持参した方がいい、とか、結露で濡れる危険性があるので、ペットボトルや水筒を本の上に置いたりしない、とか、そういう注意を呼びかけたい。
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「田沼意次の亡霊」。 (参照:紀田順一郎『落書日本史』旺文社文庫、P79)
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12月4日は、ハンナ・アーレントの命日。 「権力は一時的な性格であるため、永続性に類するものを達成する道具としてはきわめて頼りない。それゆえ、権力の手にかかると、真理と事実のみならず、真理や事実以外のものもまた確固としたものでなくなる。」(『過去と未来の間』みすず書房、P353)
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「よい友人、よい友情に恵まれるには、自分にその値打ちがなければならぬ。類は友を呼ぶ、で、いいかげんな人間にはいいかげんな友人しか集まってこない。よい友人に恵まれるには、自分が誠実で、その友情を育てようとする、熱意がなくてはならない」(田辺聖子『上機嫌な言葉 366日』文春文庫、P90)
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「会社や学校に属さずにずっと生活していると、自由が平気な人と、自由を不自由に感じる人がいるっていうことが分かってきます。「自由」ということは何でもできるということではないんです。自己を律して生きていかないといけないということなんです」(大槻ケンヂ『サブカルで食う』角川文庫、P142)
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「学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。」「勉強しなければいかん。そうして、その学問を、生活に無理に直接に役立てようとあせってはいかん。」(太宰治『パンドラの匣』P19)
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1月8日は、音楽家デヴィッド・ボウイの誕生日。 写真は、電話BOX内のデヴィッド・ボウイ。 (鋤田正義:撮影、『時間~TIME BOWIE×KYOTO×SUKITA』P10)