本ノ猪(@honnoinosisi555)さんの人気ツイート(新しい順)

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「音楽は、人類の歴史では農業の開始より前からあった。控え目に言っても、言語が音楽より前にあったとする明確な証拠はない。実際のところ、物的証拠はその逆を示している。笛が人類最初の楽器とは思えないから、音楽は間違いなく五万年前の骨笛より古い」(西田美緒子訳『新版 音楽好きな脳』P326)
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作家の畑正憲さん死去。ご冥福をお祈りします。 「人の一生なんて、先の先まで見通せるものではない。何が正しいのか結論が出ないことだって多い。しかし生きることをやめるわけにはいかない。どう生きるのか、鋭敏なアンテナを動かしてさぐりあて、「信じて」進まねばならない。」(『生きる』P250)
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「子どもが読書感想文に、「おもしろかった」とだけ書いてきたら、「どこがどうおもしろかったか書きなさい」などというおとなが、子どものための物語には、平気で、さびしかっただの、幸福だなどということばだけですましてしまうのです。」(『えほんのせかい こどものせかい』文春文庫、P113)
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4月5日は、映画監督・高畑勲の命日。 「民主主義教育を受けたはずなのに、私たち日本人は、西洋流の個人主義的な、周りが反対であろうと、一人ひとりが自立して考え、ちゃんと意見を述べたうえで、議論をして深めていく、ということは全然できていません。」(『君が戦争を欲しないならば』P54)
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4月5日は、音楽家カート・コバーン(NIRVANA)の命日。 「俺はいい人生を送っていた、とてもいい人生をーー感謝しているよ。でも7歳のときから、俺はすべての人間を嫌悪するようになった。みんないとも簡単に群れ合って、共感し合うように思えたから。」(『HEAVIER THAN HEAVEN』P484)
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「批判って、難癖をつけるとか、文句ばかり言う、ということとは違います。正しい批判精神を失った社会は、暴走していきます。批判することは、もっとよくなるはずと、理想を持っているからできること。社会を愛する気持ちと反対のものではない」(『ほんとうのリーダーのみつけかた 増補版』P33)
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「君自身を見つけるためにたくさん本を読んでください。自分というものは外に転がっているものではない。自分の中に潜んでいる、それを読み出すのが読書です。本は自分を読み出す道具なんです。小説や詩はそのためにあるんです。」(菊地信義『みんなの「生きる」をデザインしよう』白水社、P247)
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「憎しみに立ち向かうただひとつの方法は、憎む者たちに欠けている姿勢をとることだ。つまり、正確に観察すること、差異を明確にし、自分を疑うのを決してやめないこと。こういった姿勢によって、憎しみは次第にひとつひとつの要素に解体されていく。」(カロリン・エムケ『憎しみに抗って』P15)
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「チャップリンが言った、「世の中のことというのは、アップで(近くで)見ると全部悲劇である。しかし、ロング(離れて)見ると喜劇である」。これはね、もう本当に至言だと思う。まさにそれが世の中だって。」(倉本聰・碓井広義『脚本力』幻冬舎新書、P147)
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「幸せを追求しても、幸せにはなれません。それは常に副産物であり、第一目標にはなれないものです。幸せは蝶のようなものです。追いかければ追いかけるほど、遠ざかり隠れてしまいます。」(H・S・クシュナー著、松宮克昌訳『私の生きた証はどこにあるのか』岩波現代文庫、P15)
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「わたしが本を読むのが好きなのは、楽しみであるのと同時に、「孤独」であることを肯定してくれるから。本を読んでいる限り、他人はわたしを放っておいてくれる。結果的にわたしの「孤独」は尊重される。」(中江有里・文、『誰かと暮らすということ』角川文庫、P214)
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4月3日は、作家・中島らもの誕生日。 「正気というのは抽象概念であり、どこにも「この人こそ正気だ」という人間は存在しない。つまり正気とは非常に稀有な狂気の一形態だということもできる。他者の狂気、自分の狂気に対して寛大でなければ、とても街では生きていけない」(『僕にはわからない』P73)
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「坂本一亀はつねに、小手先の、いわば「マニュアル」ではない、自分のオリジナル製品を読者の前に差し出すことを使命としてきた編集者であるが、それは息子龍一の展開する音楽活動の示すものと根っこにおいて同一であるといえよう。」(田邊園子『伝説の編集者 坂本一亀とその時代』河出文庫、P190)
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文庫本に挟まっていた小冊子。 坂本龍一さんが坂本龍馬に扮していた。
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「人間が自然を守る」「環境問題について語るとき、よくそういう言い方をする。でもそれは、ほとんど発想として間違いなんだと思います。人間が自然にかける負荷と、自然が許容できる限界とが折り合わなくなるとき、当然敗者になるのは人間です」(『音楽は自由にする』P245) amzn.to/3K765a9
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音楽家の坂本龍一さんが死去。ご冥福をお祈りします。 「人は非常時には、普段なら切り捨てていたようなレベルの情報もすべて拾うようになります。全方位に過敏になるんです。そうすると、音楽というものはできなくなってしまう。感覚の許容量を超えてしまうんですね。」(『音楽は自由にする』P220)
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「摂取カロリーは実際にどれだけ食べるかよりも、腸がどれだけ吸収するかで決まる。その吸収量は手伝ってくれる微生物がどれだけいるかに左右される。消費カロリーについても同様で、運動で使うエネルギーだけで決まるものではない。」(矢野真千子訳『あなたの体は9割が細菌』河出文庫、P108)
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4月2日は、ロックミュージシャン・忌野清志郎の誕生日。 「みんながやっぱ  自分は人間のクズだと思ってればさ、  素晴らしい世界が来ると  思うんだよね(笑)。」 (『使ってはいけない言葉』百万年書房、P6)
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「もしあなたが、出待ち行為をしていれば、アイドルからすると、右手にはスマホという刀、左手にはカメラをもって完全武装し、オフの自分に切り込んでくる脅威的なソルジャーに見えてしまう可能性すらあります。」(河西邦剛・松下真由美『清く楽しく美しい推し活』東京法令出版、P24)
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「この半世紀では、それこそ命を削るくらい、とにかく自分自身でなんとかすべきだとされ、それでもダメな場合は誰かに助けを求める、それでもダメな場合は公的な機関が対応するという、自助・共助・公助を序列化して考える意識があまりにも強くありました。」(『反『優生学講座』』現代書館、P38)
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「一度ある人を立派な人だと思ってしまうと、その人が立派なことをしている場面にだけ注意が向けられる。反対に別の人をダメなやつだと思うと、その人がダメなことをしている場面に注意が向けられがちになる。」(鈴木宏昭『認知バイアス 心に潜むふしぎな働き』講談社、P87)
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「周囲の人を無為に傷つけ、満たされることは永遠になく、壊れたラジオのように「気に入らないこと」を受信し続ける。死ぬまで。これをおそらくは不幸という。」(津村記久子『二度寝とは、遠くにありて想うもの』講談社文庫、P30) amzn.to/3nGY1oE
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「いじめをする人は何よりもいじめる相手に依存している。自分自身だけで満足できる(自足)ことを探す能力がなく、常に他人を必要とするわりに、他人に対して不自由なほど神経質である。」(津村記久子『二度寝とは、遠くにありて想うもの』講談社文庫、P30)
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「ひきこもっていない人々が抱きやすい「ひきこもり」への否定的な感情とは、どういう形であれ〈社会参加〉できている自分を基準にして一方的に当事者を評価し、彼/彼女らがなぜ〈社会参加〉できない(しない)のかを問う視点の欠如から生じていると言える。」(『ひきこもりの〈ゴール〉』P38)
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書店で気になる本を見つけたとき、家賃・食費・光熱費のことが頭をよぎって、購入を断念する人が多い国より、書籍代を充分に確保できる経済的余裕があるため、迷わず購入できる人が多い国の方がいい。