本ノ猪(@honnoinosisi555)さんの人気ツイート(新しい順)

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「酒をやめるためには、飲んで得られる報酬よりも、もっと大きな何かを、「飲まない」ことによって与えられなければならない。それはたぶん、生存への希望、他者への愛、幸福などだろうと思う。飲むことと飲まないことは、抽象と具象との闘いになるのだ。」(『今夜、すべてのバーで 新装版』P250)
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「●文庫本は何冊まで積めるか?」 明らかになった新潮文庫の強度。 (参照:堀井憲一郎『文庫本は何冊積んだら倒れるか』本の雑誌社、P14)
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「「病む」に関係した言葉に「うらやむ」があります。この場合の「うら」は心の意味です。あまり、人をうらやましがってばかりいると、自分にもいいことはありません。気をつけましょう。」(川嶋優『ちびまる子ちゃんの慣用句教室』集英社、P68)
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4月16日は、喜劇俳優・チャップリンの誕生日。 「わたしにとって貧困とは、魅力的なものでも、自らを啓発してくれるものでもない。それから学んだのは、価値をゆがめてしまうこと、そしてお金持ちやいわゆる上流階級の美徳と品位を過大評価してしまうことだけだ。」(『チャップリン自伝』P206)
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「政府における汚職や不正、不公平な政策によって市民の間に分断や不満が蓄積されることによって、テロリズムや革命といった政治的暴力が発生する。民主主義社会において、倫理観と人道主義に基づいた政治が実現すれば、政治に暴力は発生しない。」(福田充『政治と暴力』PHP新書、P140)
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「弱い者は滅び、強い者が生き残るというのが自然界の鉄則です。しかし、その中で、植物たちが見出した「強さ」とは何でしょう。それは、「たくさんの種類がある方が強い」ということです。そして、「みんなが違うことが強い」ということです。」(『植物たちのフシギすぎる進化』筑摩書房、P79)
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田中小実昌が牧師である父親について語った『ポロポロ』に、関東大震災のエピソードがある。小実昌の父は、信者が朝鮮人が襲撃してくるというデマに突き動かされて、凶行に及ぶことがないように、信者宅を一軒一軒歩いて回った。その道中、何度も「竹槍で突き殺されそうになった」(P29)らしい。
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熊本地震のとき、「ペット同伴避難所」を開設して、多くの動物と飼い主を災害から救った獣医師・徳田竜之介の活躍を描いた一冊・片野ゆか『竜之介先生、走る!』(ポプラ社)。自然災害が頻発する日本で、ペットと飼い主の命をともに守るにはどうすればいいのか。その課題と処方箋が示されている。
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「親とは、育ててくれるありがたい存在ですけれども、ときに、というより、ほとんど、わたしたちに呪いをかける厄介な存在です。その呪いは、親心や親の愛という強力な呪術でできていますから、なかなか解けません。呪いをかけられていることに気づかない子すらいます。」(『女の一生』P2~3)
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「言うまでもなく、スリムであるということ、つまり無駄のないことというのは、若いこと、美しいこと、健康であること、新品であることとならんで、自由で誇りある人間であるために必要なことではない。それは売り買いされる商品の価値でしかない。」(鷲田清一『ちぐはぐな身体』ちくま文庫、P124)
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「子どもというのはいろいろ悪いことをしたりしながら、失敗もしながら成長するのですが、それをさせずに、ずーっとよい子にしているということは、いわばずーっと押さえつけているわけですよね。心の中ではものすごい爆弾を抱えているわけです。」(河合隼雄『私が語り伝えたかったこと』P76)
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かこさとしの描く「パン」が可愛い。 (参照:『現代思想』第45巻第17号、P5) #パンの記念日
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「傷つきやすい男性は変ではない。彼は傷つくことに開かれているが、愛することにも開かれている。健全な心だと思う。怒りや、不安や悲しみを押しとどめない人間は、より喜びを感じ、より親密な関係をつくることができるのである。」(小磯洋光訳『男らしさの終焉』フィルムアート社、P170)
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「子どもにかぎらず、人間の元気や意欲は、自分のありのままの姿が親をはじめとする周囲の人たちから受容、承認され、「私はこのままでいいのだ」という安心感や自信をもつことで、心の底からわいてくるものなのです。」(佐々木正美『はじまりは愛着から』福音館書店、P16)
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「貧困が大量に生み出される社会は弱い。どれだけ大規模な軍事力を持っていようとも、どれだけ高いGDPを誇っていようとも、決定的に弱い。そのような社会では、人間が人間らしく再生産されていかないからである。誰も、弱い者イジメをする子どもを「強い子」とは思わないだろう。」(『反貧困』P209)
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4月10日は、放送作家・永六輔の誕生日。 「難民がインチキだろうがなんだろうが、  助けてくれって言われたら助けるのが  人間じゃねェのかね」 (『一般人名語録』講談社文庫、P155)
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「無学な人びとと同じくらい、高い教育を受けた人びとのあいだにも無知は見られる。ときとして、個人的な経験を深く受け入れるのに教育が妨げになることもある。一方、教育の不足は、個人の経験に限界をもたらすことがある。」(野中邦子訳『アート・スピリット』国書刊行会、P98)
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「民主主義というものは、人民が本来制度の自己目的化ーー物神化ーーを不断に警戒し、制度の現実の働き方を絶えず監視し批判する姿勢によって、はじめて生きたものとなり得るのです。」(丸山真男『日本の思想』岩波新書、P173) amzn.to/40QLptT
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「投票」は、国民がリーダーを選ぶ作業ではなく、国民そのものがリーダーであることを確認する作業である。
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「同じ空の下に想う相手が生きて住むことを幸せに感じ、その人が住んでいる「世界」そのものをも愛おしむ気持ちでいられる、片想いの状態にある人を見ると、うらやましく思ったりする。」(中島らも『世界で一番美しい病気』角川春樹事務所、P146)
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「国家を揺るがす問題であっても、また別の問題が浮上してくれば、その前の問題がそのまま放置され、忘れ去られるようになった。どんな悪事にも、いつまでやってんの、という声が必ず向かう。向かう先が、悪事を働いた権力者ではなく、なぜか、追及する側なのだ。」(『偉い人ほどすぐ逃げる』P8)
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「くよくよするというのは、少なくとも物事を考えている証拠です。ものを考えずに本能のままに生きる人のほうが、危険ですらあります。くよくよする独裁者、くよくよする通り魔なんてのは、めったにいません。」(パオロ・マッツァリーノ『続・反社会学講座』ちくま文庫、P63)
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4月8日は、画家パブロ・ピカソの命日。 「皆が絵画を理解したがる。そのくせ、鳥の唄を理解したがりはしないのだ。人は夜とか、花とか、あたりにあるものを理解しようともしないで愛するではないか? ところが絵画については理解したいと欲する。」(ピカソ:述、『青春ピカソ』新潮文庫、P44)
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大学1回生の頃に使っていたノートを整理していると、所々に「AMD48」というワードが記されていることに気付く。自分で書いておきながら、何を意味するのか分からず、「こんなアイドルいたかな?」と頭を悩ましていたら、文脈から「阿弥陀如来の四十八願」の略語であることが分かった……。 #花まつり
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「この国では、独立した人格、独立した人、人そのもの、そういう「人」概念が欠けている。私はそれを疑う。人「間」なのであって、「人」ではない。「人の間」とは、うまいことを言う。そういうことを感心したように言う人があるが、私は気に入らない。」(『日本人の身体観の歴史』法藏館、P69)