本ノ猪(@honnoinosisi555)さんの人気ツイート(新しい順)

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「好きなものには溺れなさい。役に立つかどうかなんて後回しでいいから、とことん好きになって味わい尽くすこと。憧れはその人を育てます。先が見えなくなったとき、迷ったとき、そうして溺れたものがきっとあなたを助けてくれますよ。」(田辺聖子『歳月がくれるもの』文春文庫、P53)
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12月16日は、作家サマセット・モームの命日。 「人は心の中の大切なものを他者に伝えようと苦闘するが、他人は受け取るだけの力を持たない。だから、人は他者を知ることも、他者に知られることもできずに、並んでいても一緒にではなく、孤独に歩むのだ。」(『月と六ペンス』岩波書店、P270)
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「解決すること、答えを早く出すこと、それだけが能力ではない。解決しなくても、訳が分からなくても、持ちこたえていく。消極的(ネガティブ)に見えても、実際には、この人生態度には大きなパワーが秘められています。」(帚木蓬生『ネガティブ・ケイパビリティ』朝日選書、P200~201)
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「常に笑顔だが、まだ使えるモノを捨てた人を見た時は笑顔に狂気をはらむ」
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「赤ん坊が大きくなるまで「育児」をママにまかせておいて、都合のいい時をみて教育者として登場しようなどというのは虫のいいはなしだ。一〇〇パーセントたよりになる人物だという信頼感がなかったら、家庭教育などというものがうまくいくはずはない。」(松田道雄『私は赤ちゃん』岩波新書、P13)
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「大きなうそも、声高に叫べば信じられる、といったのは、ナチの宣伝相だったが、うそをつき続けた彼の、唯一の真理の言葉がこれであった。ナチが滅びても、一度知られたその原理は、他の権力者たちによって、利用され続けているように思われる。」(なだいなだ『信じることと、疑うことと』P200)
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「君が生きてゆく上に必要な、いろいろな物をさぐって見ると、みんな、そのために数知れないほどたくさんの人が働いていたことがわかる。それでいながら、その人たちは、君から見ると、全く見ず知らずの人ばかりだ。」(吉野源三郎『君たちはどう生きるか』岩波書店、P96)
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江戸時代の「入墨刑」。入墨の入れ方は地域によって異なる。 (参照:名和弓雄『拷問刑罰史【改訂第二版】』雄山閣、P191)
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歌手の水木一郎さんが死去。ご冥福をお祈りします。 ロシアによるウクライナ侵攻後、「Z」の表記が問題視された際、水木は『週刊文春』(第64巻第14号、文藝春秋)の取材に対し、「マジンガーZ」について、「これからも『Z』を歌い、叫び続けるゼーット!」(P30)と答えた。
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「心が病んでいる状態というのは、脳のはたらきが過剰になってしまっている場合が多い。コンピュータで言えば、処理の重いアプリがいくつも立ち上がっていて、CPUがフル稼働してファンがウンウン唸っているような状態だ。」(毛内拡『「気の持ちよう」の脳科学』ちくまプリマー新書、P84)
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12月12日は、映画監督・小津安二郎の命日。 「何でもないことは流行に従う、  重大なことは道徳に従う、  芸術のことは自分に従う。」 (小津安二郎・述、『小津安二郎 大全』朝日新聞出版、P498)
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「言論の自由というものは、ある日突然に奪われるというものではありません。権力によって外堀から内堀へとじりじりと埋められていって、いつの間にか「自由」は動きがとれなくなる。戦前日本の歴史がそう教えてくれています。」(半藤一利『語り継ぐこの国のかたち』大和書房、P207)
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「胸に刻んでほしいのは、つねに、あなた方一人一人が主体です。あなたは、それぞれ、人に評価されたり、評価されなかったりする対象である前に、まずあなたが、評価するか、評価しないかを、決められる存在なのです。」(天童荒太『君たちが生き延びるために』ちくまプリマー新書、P140)
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「酒をやめるためには、飲んで得られる報酬よりも、もっと大きな何かを、「飲まない」ことによって与えられなければならない。それはたぶん、生存への希望、他者への愛、幸福などだろうと思う。飲むことと飲まないことは、抽象と具象との闘いになるのだ。」(『今夜、すべてのバーで 新装版』P250)
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「昔もいじめはあったが今ほど陰湿にいじめることはなかった」という声があがる理由。 (参照:広田照幸『日本人のしつけは衰退したか』講談社現代新書、P177)
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「現在も、自衛官募集に対する基本的な認識、つまり若者の「愛国心」や「国防意識」に依拠することは困難であり、給与などの待遇によって魅力を打ち出していくほかないという認識は変わっていない」(布施祐仁『経済的徴兵制』集英社新書、P79) amzn.to/3uBL6F1
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「戦争は、大量の武器や弾薬とともに人間の命も消耗する。そして、消耗される命のほとんどは、愛国心に燃えた富裕層の若者ではなく、教育を受けたり病院にかかったりする基本的な権利すら奪われている貧困層の若者なのである。」(布施祐仁『経済的徴兵制』集英社新書、P35)
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「「だまされていた」といって平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによってだまされ始めているにちがいないのである。」(伊丹万作・文、『原典でよむ日本デモクラシー論集』岩波書店、P95)
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「大切なことは、「人権」とは、その国のその時代に、やむにやまれず発した人々のうめき声であり、人権にしておかないと人間らしい生活が絶対にできないと考えた結果を、その時点で法的文書に書き残したものだ、ということである。」(『新版 主権者はきみだ』岩波ジュニア新書、P59) #世界人権デー
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「日本におけるネット世論操作支援の四つのパターン」。 (参照:一田和樹『フェイクニュース』角川新書、P203)
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「もう、学生時代には戻りたくない。画一化された"学校"という組織の中で生きる時間は非常に苦痛である。学生の頃は「そういうもんだ」と思って過ごしてきたが、そういうもんの外に出た今、意味のない抑圧が多すぎると痛感する。」(さくらももこ『もものかんづめ』集英社文庫、P231)
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12月9日は、作家・開高健の命日。 「日本人は独裁者なき全体主義者なんですが、一度誰かをやっつけていいんだ、コテンパンに叩いていいんだということになると、どいつもこいつもがモラリストのような顔をしてぶったたくので、見ているとおかしくてしようがない。」(『動物農場』ちくま文庫、P150)
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12月9日は、作家・夏目漱石の命日。 「馬鹿は百人寄つても馬鹿なり。味方が大勢なる故、己れの方が智慧ありと思ふは、了見違ひなり。牛は牛伴れ、馬は馬連れと申す。味方の多きは、時としてその馬鹿なるを証明しつつあることあり。これほど片腹痛きことなし。」(『漱石文明論集』岩波書店、P290)
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「どんどん先に読み進めることができる小説が傑作ではないんです。気持ちが昂揚して、あるいは整理がつかなくなって、思わず本を閉じてしまう。そのようにしか読めない小説こそ、かけがえのないものです。」(中村邦生『はじめての文学講義 読む・書く・味わう』岩波ジュニア新書、P116)
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「人間の料理の核にあるのは、明確に毒に近い「腐敗したもの」である。そして人間は、すれすれに毒であることを認識しているアルコールを飲み、ある文化では麻薬的なものを好んで摂取し、過剰なカロリーが危ないといわれても砂糖を摂取しつづける。」(檜垣立哉『食べることの哲学』世界思想社、P175)