本ノ猪(@honnoinosisi555)さんの人気ツイート(いいね順)

176
「どちらの立場が正しいのかも考えず「なにもせずに正しい人」になろうとすると「どちらの側にも問題がある」と言いがちになります。やりとりの順番などに気をつけて、どちらが正しいのかを考えよう。」(『10代から知っておきたい あなたを閉じこめる「ずるい言葉」』WAVE出版、P29) #ことばの日
177
「ナショナリズムに酔うこと自体がわるいというのではない。酔うことによって、たとえば、酔わない人、酔えない人を「なんだこいつは」と白い目で見始めることがおそろしいのである。」(小田実・文、『東京オリンピック 文学者の見た世紀の祭典』講談社文芸文庫、P388) #東京五輪中止
178
「言葉は刃物… 使い方を誤ると質の悪い凶器に変化する… 相手の心を察して慎重に使わねばなりません… たとえそれがどんな相手であろうとね…」 (釈蓮和尚・述、『名探偵コナン』第54巻、小学館、P136) #一番役に立ったアニメ知識
179
『文學界』(第74巻第1号)によると、歌手の宇多田ヒカルは、母方の祖父母が浪曲師と瞽女だった関係から、「音楽で食べてる人」に対し「大スターとかではなくて、社会の比較的底辺に居るとても貧乏な、立場のあまりない不器用な人たち」(P148)というイメージを持っているとのこと。
180
「国家を揺るがす問題であっても、また別の問題が浮上してくれば、その前の問題がそのまま放置され、忘れ去られるようになった。どんな悪事にも、いつまでやってんの、という声が必ず向かう。向かう先が、悪事を働いた権力者ではなく、なぜか、追及する側なのだ。」(『偉い人ほどすぐ逃げる』P8)
181
「優生思想とは、「何でも一人でできなければならない」という考えのこと。終わらせるためには、社会の一人ひとりが助けを求められるようになればよい。人はみな無力の状態で生まれ、人の助けを求めて育っていくのだから、その関係性こそを大切にすべきだ。」(『季刊 福祉労働』第167号、P42)
182
『永遠のファシズム』(P48~58)の説くファシズムの14の特徴。 1 伝統崇拝 2 非合理主義 3 行動重視 4 批判の否定 5 余所者排斥 6 欲求不満層への呼びかけ 7 ナショナリズム 8 敵の力を把握する能力の欠如 9 反平和主義 10 弱者蔑視 11 死の賛美 12 男らしさ重視 13 ポピュリズム 14 言葉の乱用
183
「昔は今とちがって、一般教養が学科になかったけれど、たとえば理科の学生でも、哲学や文学の本を読まないと仲間の尊敬が得られないので、わからなくても西田哲学の本を持ちあるいたり、ゲーテやトルストイに感激したり、ドストエフスキーを読んで深刻な顔をしたりした」『科学者の自由な楽園』P48
184
「戦争の真の恐ろしさは、殺人、飢え、破壊、死が発生するからではない。全員がいつのまにか画一化された思考になり、当然のことと行動に移すことにある。戦争体験を語りつぐことのむずかしさは、そこにある。みなが正気じゃなかったのだ。」(星新一『きまぐれエトセトラ』角川文庫、P172)
185
宮武外骨の著者プロフィールを見ると心が落ち着く。
186
人間の忘れっぽさの法則性。 (参照:畑村洋太郎『未曾有と想定外』講談社現代新書、P19)
187
「赤ん坊が大きくなるまで「育児」をママにまかせておいて、都合のいい時をみて教育者として登場しようなどというのは虫のいいはなしだ。一〇〇パーセントたよりになる人物だという信頼感がなかったら、家庭教育などというものがうまくいくはずはない。」(松田道雄『私は赤ちゃん』岩波新書、P13)
188
8月6日は、広島原爆の日(広島平和記念日)。 多くの人に読んでほしい、石垣りんの詩「挨拶 原爆の写真によせて」。 (参照:『ユーモアの鎖国』ちくま文庫、 P186~188)
189
「ぐりとぐら」シリーズで知られる、画家の山脇百合子さんが死去。ご冥福をお祈りします。 「絵本で楽しく豊かな心の体験をした子は、  人生に希望と自信を持ちます」 (『本・子ども・絵本』文春文庫、より)
190
韓国の若者が「品の悪い中年男性」を指して使う軽蔑語「ゲジョシ」。金敬哲『韓国 行き過ぎた資本主義』(講談社現代新書、P119)には、その「ゲジョシ」に自分が該当するかどうかを確かめられる、10項目のチェック・リストが掲載されている。
191
褌一丁で執筆に励む稲垣足穂と移動中の猫(参照:『作家の猫』平凡社、P68~69)。
192
「優生思想とは、「何でも一人でできなければならない」という考えのこと。終わらせるためには、社会の一人ひとりが助けを求められるようになればよい。人はみな無力の状態で生まれ、人の助けを求めて育っていくのだから、その関係性こそを大切にすべきだ。」(『季刊 福祉労働』第167号、P42)
193
「後になって、事態がさほどひどくはならなかったと言って、事前に警鐘を鳴らした人々をあざけるのは、不当さの極まりと言えるだろう。あざけりの的になったものこそ、人々に貢献しているのかもしれない。」(ハンス・ヨナス:文、『ありえないことが現実になるとき』ちくま学芸文庫、P186)
194
7月28日は、作家・江戸川乱歩の命日。 三島由紀夫の提案で行われた「狐狗狸(こっくり)さん」。江戸川乱歩が経過を見守っている。 (参照: 江戸川乱歩編集『宝石』1958年10月号より)
195
「私たちが「自己啓発」をするとき、私たちではなく他者が儲かるのである。ミレニアル世代が、その限られた資金を自己啓発に使うとき、自己啓発本の著者や、テック投資家のところに、お金が貯まっていく。」(マーク・クーケルバーク著、田畑暁生訳『自己啓発の罠』青土社、P11)
196
書店で気になる本を見つけたとき、家賃・食費・光熱費のことが頭をよぎって、購入を断念する人が多い国より、書籍代を充分に確保できる経済的余裕があるため、迷わず購入できる人が多い国の方がいい。
197
「心が病んでいる状態というのは、脳のはたらきが過剰になってしまっている場合が多い。コンピュータで言えば、処理の重いアプリがいくつも立ち上がっていて、CPUがフル稼働してファンがウンウン唸っているような状態だ。」(毛内拡『「気の持ちよう」の脳科学』ちくまプリマー新書、P84)
198
11月30日は漫画家・水木しげるの命日。 「死にたいという者に、「生きていたら必ず幸せになる」と言うことは、実はとても難しい。死ぬのもそんなに悪いことではない。死というのは無に帰ることだから、良くも悪くもない。生きていても無に近い人だっている」(『人生をいじくり回してはいけない』P28)
199
「10代のための~」や「13歳からの~」といった本の価値に、10代で気付きたかった。
200
財界展望新社発行の雑誌『ZAITEN』(通巻813号)の表紙……。