本ノ猪(@honnoinosisi555)さんの人気ツイート(いいね順)

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「パパとママが愛し合っていなくてもいいんです。一緒に住んでなくてもいいんです。それこそいなくたっていいんです。穏やかならばいいんです。不安定な状態でなければいいんです。それなりの事情がわかっていればいいんです。」(五味太郎『さらに・大人問題』講談社文庫、P67)
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せめて経済的な理由で自死を選択する人がいなくなるように、政府は行動すべき。 #クーポンやめろ現金配れ
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「職業に貴賤はなく、どんな仕事でも偉い、偉くないということはない。無職であっても、人の価値が下がるわけではない。同様に、金持ちが貧乏人よりも偉いわけではない。どんなに仕事で成功しても、人間として偉くなれるわけではない。」(森博嗣『「やりがいのある仕事」という幻想』朝日新書、P42)
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「警戒せねばならないのは、若年層と中高年層の間に無理やりに線を引っぱって分断をはかろうとする人々の論法なのであって、私が個人的にこの五年ほど懸念を抱いているのも、必要のない場所でやたらと世代論を持ち出す論者の語り口であったりする」(小田嶋隆『日本語を、取り戻す。』亜紀書房、P265)
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森山至貴『10代から知っておきたい 女性を閉じこめる「ずるい言葉」』(WAVE出版)の裏表紙。
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「老害に年齢は関係無い。年老いた結果害でしか無い人間を老害と呼ぶが、それは十四歳の人間が十歳の新入りに「あの子調子乗ってない?」とほとんど根拠無く難癖をつけ出したとたん、十四歳であろうが老害の仲間入りなのだ。」(綿矢りさ『嫌いなら呼ぶなよ』河出書房新社、P189)
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2月3日は、哲学者シモーヌ・ヴェイユの誕生日。 「疲労が重なると、自分が工場にいる理由までも忘れ、こういう生活がもたらす最大の誘惑に負けそうになる。もうなにも考えないという誘惑だ。これだけが苦しまずにすむただひとつの方法だから。」(冨原眞弓編訳『ヴェイユの言葉』みすず書房、P219)
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時々思い出してしまうツイート。 「文系の先生は我々と違って実験をしなくていいので、大量に時間がある。」 こういう偏見は後を絶たない。
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こういうツイートには、正直違和感がある。大学生(とくに新大学生)がレポート作成に慣れていないのは当たり前で、そこはアドバイスを重ねて適切な形に導いていくしかない。わざわざ「散見事案」と題して列挙する必要はない。
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2018年に亡くなったジブリの高畑勲監督は、ずっと『平家物語』のアニメ化の実現を望んでいた。一時、スタジオポノックの西村義明氏のもとで企画がスタートしたものの、高畑監督の死により、実現には至らなかった。 高畑監督の描く『平家物語』は、『平成狸合戦ぽんぽこ』の一場面として残されている。
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「歴史の流れ、社会の動き、政治経済の問題、そういうものを知ろうともしないで、全部失った後でしまった、こんなはずじゃなかったと言っても、もう遅い。あとの祭りです。」(かこさとし『未来のだるまちゃんへ』文春文庫、P18)
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「生活保護がまったく機能しない社会を想像してみればよい。それは貧困にストッパーがなく、人々は生きるために「どんな手」でも使わなければならない社会である。犯罪が増え、病気になっても医療が受けられずに、尊厳もなく人が道端で死んでいく。」(今野晴貴『生活保護』ちくま新書、P6)
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「世界的に見ても、無償労働の75%は女性が担っており、女性が毎日3~6時間を費やしているのに対し、男性は平均30分~2時間にすぎない。こうした格差は子どものころから始まり(5歳の少女でさえ、兄弟たちよりも家の手伝いをよくする)、年齢とともに差が広がっていく。」(『存在しない女たち』P85)
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「投票」は、国民がリーダーを選ぶ作業ではなく、国民そのものがリーダーであることを確認する作業である。
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漫画家サトウサンペイさん死去。ご冥福をお祈りします。 広島原爆の日に読みたい、『フジ三太郎』の一作品を紹介します。 (参照:『U.S.-Japan Relations』1993年) #広島原爆の日
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多くの「弱者」が自分のことを「弱者」であると気づいていない状況ほど、政府にとって都合のいい状況はない。
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見分けがつかない三人。 (写真は、安部磯雄を委員長とする社会大衆党が第3党となった、1937年の「第20回衆議院議員総選挙」直後のもの。左から、麻生久、浅沼稲次郎、阿部茂夫。)
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「大人になってから、わたしたちは驚くだろう。かつての男子生徒たちがスカートめくりやブルマにまつわる出来事を、思春期の甘酸っぱい思い出として語ったり、記したりすることに。」(松田青子『男の子になりたかった女の子になりたかった女の子』中央公論新社、P99)
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「一人の人間が戦争を欲したり肯定する心の根底には、他の百万人が惨死しても己れの生命だけは助かるという漠たる気分が支配しているのだろう。」「戦争は今後、あらゆる国家あらゆる人間の一人一人を平等に死滅に導くということを特に銘記すべきだ。」(原民喜『小説集 夏の花』岩波書店、P199)
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「知識が多量にありしかもそれらが有機的に組織されている人は、他者から見ればものをよく知っていると思われるかもしれませんが、すぐ疑問にぶち当たることが可能ですから本人は疑問や知らないことを多く抱えており、とてもものをよく知っているとは思っていない」(『知ってるつもり』P130)
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8月15日は、終戦の日。 玉音放送と演出。 「写っているのは確かに私だ。しかし、忘れてしまいたい写真だった」「なぜ涙を流す格好をするのか理解できないまま、言いなりになってしまった」(「「歴史的瞬間」作為だった」『北海道新聞』1995年10月8日付。参照:佐藤卓己『八月十五日の神話』P30)
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人間の忘れっぽさの法則性。 (参照:畑村洋太郎『未曾有と想定外』講談社現代新書、P19)
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「加齢臭や女子力ということばがなかった時代には、体臭を気にする男性も、自分磨きを意識する女性も決して多くはありませんでした。しかし、社会記号として概念がつくられた途端、男性用の体臭ケア用品が売れ、女性の魅力を磨く講座に人が集まるようになりました。」(『欲望する「ことば」』P12)
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過去に「五輪反対=反日」(前首相・述)と同型の発言をしていた人間が、今頃になって酷暑五輪を心配するツイートをするとは。信用ならない。
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「人は人生を愛しているときには読書はしない。それに、映画館にだってほとんど行かない。何と言われようとも、芸術の世界への入り口は多かれ少なかれ、人生に少しばかりうんざりしている人たちのために用意されているのである。」(ミシェル・ウエルベック『H・P・ラヴクラフト』国書刊行会、P40)