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終戦の日になるたび、太平洋戦争中徴用された200隻近い自社船舶を沈められて、その分の補償金も「もちろん払うよ。ただし補償金に対して100%の税率でお金取るよ(要するに「びた一文払いません」の意)」って法律通されて、政府への恨みが天元突破した日本郵船のこと思い出してる。
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性別がどうこうとか未成年がどうこうの以前に、売り子を直接面識がない人に頼むって、「金銭管理」、「安全管理」、「個人情報管理」、「健康管理」のすべてにおいて問題抱えてるリスクの数え役満だと思うんだけど…。
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北海道の夏はお盆が終わりとともに去る。とりわけ今年の夏は涼しい。お盆明けの今頃になるとストーブのCMが流れ始め、陽が暮れると暑さが消える。昼の暑さも芯が抜けたような幻のように力がなくなり、だんだん蝉ではなく夜の虫が鳴き始める。気づくと秋になっていて…もう冬がすぐそこにいる。
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・盆旗の集落
四国も独特のお盆の風習が残る土地が多いが、愛媛県のある山の集落を通った際、何軒かの家に白い旗がはためくのを見かけた。竹竿に名前が書かれた旗で見たことがない。気になって土地の人に訊くと「こりゃボンハタいうんぞ。死んだ人がおる家の旗じゃ」と言う(続)
354/365 #斜陽暦
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・旧八百津(やおつ)発電所
かつて岐阜県の木曽川本流で運転していた煉瓦造モルタル塗りの巨大水力発電所。明治44年に完成し、昭和49年の廃止まで名古屋方面の電力を支え、その後資料館となる。巨大な白亜の空間に発電機が残る光景は圧巻だったが、平成30年から休館が続いている(続)
355/365 #斜陽暦
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高知県、四国山地のとある渓流の真ん中に座った超巨大な岩の上には小さな祠が立っている。対岸に注連縄が張られ、河原に降りる階段もあるが、岩へ辿りつくことはできない。四国にはこういう水神の岩が点在し、調べるとここも水の神様を祀った祠だったがけっこう危ない神様だった(続)
359/365 #斜陽暦
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毎年、夏の終わりのこの時期のこの時間帯になると、近所に住んでいた漁師の爺さんを思い出す。当時はやんちゃな若者がまだ大勢いて、浜でキャンプして騒いでいたが、その爺さんは夜中騒ぐ若者をよく怒っていた。けど怒る理由は「夜に海で騒ぐと海に引き込まれる」と独特なものだった。
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静岡県伊豆半島のある小さな入り江に泊まった時のこと。海に面した宿の窓から、海が青く光っているのが見えた気がして波打ち際へ降りてみると、確かに海中が青く光り輝いている。ずっと同じ場所が光っているわけではなく、ゆっくりと動いている。それは不思議な光景だった(続)
364/365 #斜陽暦
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・裏通りのある温泉街
温泉街の中には、観光客や湯治客が出歩く表通りと別に、地域の人の道や保守点検に使われる「裏通り」が発達した所がある。山口県の山奥に残る俵山温泉は、そんな橙色の街灯が光る表通りと、木造多層の旅館のバックヤードを貫く裏通りが残る温泉街だった(続)
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蝉が鳴く鳥居の向こうへ
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交換列車待ちでちょっと降りられた駅がとてもとても長野していて、「人生の夏休み」を感じている。ああ…旅はいい。旅がないと私は生きられない。そして、やっぱり長野県は四方八方すべてが山に囲まれたその中で人の世界があるこの「神の箱庭」のような感覚が素敵だなあと思う。