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北海道民は家の外の寒さには犬並みに耐えられるが、家の中が寒いのは猫並みに苦手である。よって本年度初のストーブ点火を許可する。屋内温度は18~25℃が適切であり、居間は冷気の侵入を許さない絶対防衛圏である。それを妨げるものは何人であろうと排除する。それが道民って生き物なんだ。
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令和になって、昭和中~後期に著名になった名俳優、芸能界や科学界、スポーツを支えた人々の死が相次いだ。そして彼らは平成の間もずっと第一線で戦い続けていた。昭和と平成は別ではなく一体だったんだ。そして、令和とは、昭和との訣別の時代なのかもしれないなあ…と思っている。
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平成という時代は平成20年くらい、リーマンショックと東日本大震災までは「昭和のロスタイム」といった感じで、技術、文化、風景や風土、経済その他諸々昭和50〜60年頃の正統進化感があった。私は2010年代になってようやく平成になったと思っていた。だがアントニオ猪木の訃報を聞いて違うと気づいた。
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案件マン「やめるんだ内勤マン!」
内勤マン「出たな現場無視!今度こそお前をやっつけてやる!いけェ!詫びルンルン」
案件マン「うわぁあああ(涙で)顔が濡れて力が出ない…」
内勤マン「わーはっはっはっは!オレ様は謝罪の天才だぜぇ」
事務おじさん「みんなで案件マンに新しい席を届けるんだ!」
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(そして、アンパンマンが早朝帯に放送されるのは基本的に地方で、関東は午前中や夕方に放送されているのをさっき知って一番絶望している)
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内勤マン、出禁ちゃん、職安マン様、事務おじさん、現場を無視した営業や嘘の仕様を話す法螺ーマン、上司のご機嫌取りに余念がないごますりマン、売上を誤魔化して報告する水増しどんたちがつむぐ深夜30時アニメなんて見たくない…。
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アンパンマンのOPとEDの歌詞が人生に疲れた人に対する本気のエールで泣けるのは、ロクに新人教育もなく先輩の同伴もないまま営業に行かされた内勤マンへの慰めと応援だった説が微粒子レベルで存在する。
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電車や新幹線の中で聞こえるサラリーマンの人たちの会話や愚痴、だいたい地獄説(やはり労働は悪い文明なのよ…)
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(新幹線の中で営業職サラリーマンの会話を聞きながらこんなこと考えている道民はたぶん幸福)
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「ハッヒッフッヘッホーwwww オレ様は内勤マン様だァ!新卒入社後右も左もわからないまま行った営業先で取引先を激怒させてやったらこうなったぜェwwww」
「出禁ちゃんもいまーすwwwwwww」
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1万円を消費する時間や得る満足感を10とすると、1万円を稼ぐための時間や疲労感が1000くらいになるのどう考えてもおかしい気がする。1日の労働時間が最大8時間のはずがいつの間にか最低8時間にすり替わってたり、5日働いて2日休むのがさも当然みたいな顔してるのと同じくらいおかしい気がする。
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駅のホームの下に鯉泳いでるんだが
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交換列車待ちでちょっと降りられた駅がとてもとても長野していて、「人生の夏休み」を感じている。ああ…旅はいい。旅がないと私は生きられない。そして、やっぱり長野県は四方八方すべてが山に囲まれたその中で人の世界があるこの「神の箱庭」のような感覚が素敵だなあと思う。
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蝉が鳴く鳥居の向こうへ