寝台列車サンライズ瀬戸の素晴らしさは、このコンパクトな個室にある。旅の人間一人が荷物と寝るのにはちょうど良い。そして、電気を消すと、湾曲するように張り出した車窓から、東海道沿いの夜景と星空が流れていく。この個室が、私を一晩かけて四国へ連れて行ってくれるんだ…。
昨日、「いつもなら、今頃夏コミが開催されてたはずなんだよなあ…」と思いながら夕暮れのビッグサイトへ行って来たけど、見事に誰もいないし夕焼けが凄いしで「オタクの浄土」感があった。夏コミのない夏か…。
長年、北海道の廃墟を訪ね歩いてきたけれど、この写真が自分の中で一番「北海道の廃れた世界」を凝縮した一枚だと思っている。
・鬼追わぬ村 節分。鬼にはつらい一日だが、一部では節分でも鬼を追わない土地もある。青森県西部の旧鬼沢村も節分に豆まきをしない。なぜならこの村で鬼は神様であり、「鬼神社」という鬼を祀る社があるからだ。なぜ鬼が神なのか…。これは青森県弘前市鬼沢集落を訪ねた話です(続) 156/365 #斜陽暦
私が命ある限り、これは何度でも言います。 四 国 は い い ぞ
峠道の途中でいきなりこんなの現れたら普通に泣く。
これは、「秘密裏に建造が進められ、未だ実戦投入レベルには至ってないものの、この非常事態にあたって緊急的に出撃許可を与えられた鎮護国家における汎用仏型決戦兵器『大佛』」
母「これ、あんたから孫クンにってことにしとき(1万円)」 私「お、おう。おーい孫クン、お年玉やぞ(5000円)」 父「おー孫クン、タカシからいくらもらったんだ?」 孫「3000円だった🥺」 父「なにぃ!? 2万円渡したのに!😡😡😡」 これ大好き
高知県の土佐打刃物屋さんで製作販売している「くじらナイフ」を買った。あまり知られてないけど、高知県は刃物が名産品。そして、土佐湾といえばクジラ。ペーパーナイフにちょうどいいし、かわいくて一目惚れして購入したがやはり良い。
明治生まれの女医さんがいた元医院。いわゆる擬洋風建築。山間部の集落に100年あり続けるこの素敵さ…
新千歳空港にある「北海道による洗礼の壁画」狂おしいほど好き。
昨年秋に泊まった、広島県は一楽旅館さん。繁華街の裏通りにある鄙びた空気感よりなによりこの旅館、実は元遊郭である。中央に池があり、吹き抜けになった2階は、ロの字型の廊下に深い夕刻の闇が迫っていた。素泊まりのみだが、水回りはきれいに改修されており値段は驚異の3500円。ぜひ宿泊を…。
「特定の道や橋、手段を使わないと入れない土地」に憧れる(四国にて)
定期的に話題になる新千歳空港の「道外民 嘆きの壁」かなり好き。
・山中のゲームボーイポスト 四国は香川県、グーグルマップのストリートビューすらない山奥の道沿いにひっそり佇む、デカいゲームボーイ型のポスト。このゲームボーイは昔、任天堂がゲーム店へ販促物として配ったもので、近くの民家の郵便受けとして再利用されているようだった。#セルフ四国鎮守祭
北関東の今は解体された廃医院で、慶応元年生まれの人のカルテを見たことがある。昭和17年受診のものだった。確かに当時なら決して少なくはなかっただろうけど、それでも1865年→1942年で満77歳なわけで…。
「AIに『ひなびた温泉街』の絵を描いてもらったらたぶんこう」って感じの一角を見かけた。強い…。
リチャード3世の遺体発見から、DNA解析で先祖の誰かの嫁が浮気して托卵していたことが判明して、ランカスター朝、テューダー朝以降の現代にわたるまでの「生き恥」を600年越しに叩きつけられる英国紳士淑女の皆さんかわいそうなんだよなあ…。
夜に新幹線に乗っていると、名前も知らない土地の夜景がつぎつぎ車窓に流れていって、「この光の向こうにこの光の数だけそれぞれ人の人生だとか家庭だとか土地の歩んで来た時間があるんだよなあ…」と寂しいような暖かくなるような不思議な感覚に包まれる。旅をよくするようになって、ずっとそう…。
この江戸期〜戦前期のアサガオ研究は本当にすごい。江戸期のアサガオには「黄色いアサガオ」があったことがわかっている。黄色い花のアサガオは青いバラのように本来ありえない色なのだけど、江戸期にはそれが存在した。その後失われた黄色いアサガオは、最近、遺伝子操作でようやく再現させられた。
関東平野北部の広大な畑作地帯をふらついていると、納屋の中にボロボロだけどかなり大きな川舟が置かれた農家さんがあった。こんな周りに川も湖も海もない土地で、なんで舟があるのかどうしても気になり、横で農作業をしていたお爺さんに聞いた。すると、「やっぱり知らんかあ」という顔をなされた。
・トクサの龍 岐阜県のとある峠で、龍が飛び出た蔵を見かけた。まるで壁から突き抜けたようなそれは、かつて左官職人がコテと漆喰で作った鏝絵だ。ふつう鏝絵はレリーフ程度だが、これほど立体的な造形のものは珍しく、作った人は相当腕が良かったと思われる…というわけで探した(続) 273/365 #斜陽暦
さすがにそれは盛っとるやろ?
JR北海道で昆布から昆布盛にしてもらえる券を買った。
物騒なブランド名の自転車だ… と思うかもしれないけれど、実は自転車メーカーは銃メーカーから転業した会社が多かったのです。銃の砲身部分を作る技術がそのまま自転車の本体フレームに転用できたのです。(岡山県にて)