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「刀は斬り手によって名刀にも鈍(なまくら)にもなる」
かつて大庭の元にいた梶原景時が、小四郎から佐殿に仕えるよう誘われた時の台詞だ。
謹慎を命じられたとき彼はなんと鉄面皮を崩して心をさらけ出した。
「それがしは最早…」鈍に堕ちたことを認めたくない嘆息に、言葉がつまる。
#鎌倉殿の13人
579
父を殺した相手を前に、戦国というこの局面を冷徹に読んでいる竹千代。
人生何周目?というツッコミが多いようですが、家康は大河ドラマだけでももう20何周してるので…
#麒麟がくる
580
「とうしょうだいごん…?」
「徳川家康です」
本編で注釈が入る新しい大河w
公式アカウントは「武蔵国」といった言葉をリアルタイムで説明してくれるし、町田明広先生も事後ツイート解説を予定してくださっているし、時代劇初心者にも優しい大河ドラマになるのでしょうか。
#青天を衝け
581
父上は悪くない。戦に良いも悪いもない。女子供でさえ、比叡山の焼き討ちを進めた光秀を責めない。信長のやり方には自分でも二の足を踏むという松永に、光秀は苦悩を打ち明ける。
しかし松永は言い放つ。世を変えるという大義のためにお前自身がやったことだと。お前は信長側の人間だと。
#麒麟がくる
582
そして極め付けが、これが森山未來氏の地毛だということ。
荒唐無稽に見えるけれど実は史実です!が多いいだてんでも、荒唐無稽に見えるけど実は地毛です!だなんてそんな狂気の沙汰、もう主人公でしかないでしょう?
#いだてん
583
「俺の真の望みは、いつの日かお主を主君と仰ぎお主を護って死ぬことであったわ」
この言葉から本多平八郎は、元康の父を護って死んだ父のことも、元康の祖父を護って死んだ祖父のことも、心から誇りに思っていたことが分かる。
『忠節を守るを指して侍という』。彼の晩年の言葉である。
#どうする家康
584
「奥方様は、お子様達が可愛くて仕方のないご様子だ」慶喜は答えず、栄一の東京での暮らしに水を向けます。
実は、ひとりも美賀子がお腹を痛めた子ではありません。それに触れない栄一と慶喜。いや、実子ではないからこそ、栄一はこう言うのでしょう。
#青天を衝け
585
「お前しかおらんのだ」
長男次男亡き後、また、家柄としても、義朝の三男である頼朝を後白河法皇が頼りにするのは至極真っ当なのだけれど、あのやりとりを見た後だと、この人もあっちこっちに生き霊飛ばしている気がして怖い。
だって西田敏行だし。
#鎌倉殿の13人
586
帰蝶を伏し目がちに見送る信長。一転眼光鋭く十兵衛を見やるが、また目を閉じてしまう。気持ちを奮い立たせるような咳払い。
帰蝶も松永も帝も離れていく。
実は平蜘蛛の行方を掴んでいる信長。十兵衛だけは我が手の中に残ってくれるか、彼は大きな賭けに出ようとしていたのだ。なのに。
#麒麟がくる
587
588
斎藤利政・斎藤道三の衣装大好き人間なので、鉄砲を撃つこの場面も「新しいそでなしか?」と思ったけれど、どうも不思議な形。
そうしたら振り向いて背中を見せてくれました。袖を肩口から大きく折り返し、余った袖先を背中で結ぶ。素敵。
#麒麟がくる
589
1923年9月1日の関東大震災で行方不明になった美川氏、9月1日放送回で華麗に復活!
しかし防災の啓発には一切繋がらないのが美川氏、それが美川氏。
いいです、あなたはいてくれるだけで…
#いだてん
590
どんな思いで瀬名への手紙を書き、
どんな思いで焼け落ちる城に残していったのか。
今川への恩。美しかった駿府。
互いの夫の罪。許せない。あの頃を取り戻す。
でも、ただ瀬名に会いたい。会いたい。
だから渡せない。瀬名を苦しめるから。
ただ凛と咲いて死んだだけ。すぐに忘れて。
#どうする家康
591
「いっぱい良いことをすれば母っさまはきっと良くなる」
この言葉は、コレラという病にあっては酷な慰めです。
自分が良いことをしても
良いことは起きなかった
自分が悪い子だから
母は死んでしまった
幼い子どもにはとても辛い結果。
人生観をも変えてしまうかもしれない危険な言葉。
#青天を衝け
592
足利義栄について、「重い病」といいつつ鮮血が映し出されています。
西洋でも日本でも、とにかく病といえば悪い血を抜けばよいとする「瀉血(しゃけつ)」という治療が行われていた歴史がありますが、その描写なのでしょうか。
#麒麟がくる
593
山寺宏一さん演じる慈円に長台詞の見せ場があったのは、藤原秀康というこれまたええ声のライバルが現れたからだと思っている。
前回の予告の時点で、今のイケボ誰!?ってざわついていたものね。
#鎌倉殿の13人
594
誰もが言う
嘉納はどうした、治五郎はなぜ来ない
嘉納さんの英語なんて酷いもんだぞ
けど…あのたどたどしさがいいのかもしれんな
俺はイタリア語も英語もフランス語もできるが
人望がない
嘉納治五郎にはなれん
いつだって秀才は天才に勝てない
杉村陽太郎柔道六段
嘉納治五郎の愛弟子だ
#いだてん
595
「麒麟がくる」総集編の放送が決定しました!
総合、BS4Kとも2月23日祝日、午後1時5分から4時間半!
#麒麟がくる
596
今年のマシュー・ペリー役はモーリー・ロバートソン氏。
実際にペリーが浦賀にやってきたときとほぼ同い年ですね。(髪ふっさふさ…😅)
#青天を衝け
597
「僕は初めて祖父をもっと知りたいと思った」
生涯を描く大河で難しいのは、暗くなりがちなその最期。最終回は、敬三を語り部にすることで、栄一を一人の青年として俯瞰して描いた。
91年の生涯をそれでも駆け抜けた栄一にぴったりの青天の下に彼は立っている。ここでも、青春はつづく。
#青天を衝け
598
桶狭間の本編も予告編も情報量過多で、うわー本郷奏多だー!うわー、さらに白くなった木下藤吉郎だー!と思っていたら、滝藤賢一さんだし喰えない奴と思っていた足利義昭が不意打ちでキラッキラで現れて相当ドキドキしている。
#麒麟がくる
599
ちょいちょい台本というよりも中の人の心の声が聴こえる気がする。
昨年8月、3週間のストックホルムロケ。
楽しそうで何より。
#いだてん
600
「あやつをそばで支える直言の臣はおらんのか!」
徳川斉昭は息子慶喜に諍臣を望んだ。その平岡を推挙した藤田東湖こそ、斉昭にとって諍臣だったはずだ。
「諍臣は必ずその漸を諌む」。
東日本大震災から10年を経た我らに、東湖の言葉が刺さるけれど、彼の言葉は「漸」に間に合うのか。
#青天を衝け