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ここでオープニングアニメに繋がります。
奥平信昌も亀姫も、しっかりと強右衛門の手を握ってくれたのでした。身なりも汚い、ろくでなしの彼を信じて。
#どうする家康
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ひりつくような緊張が走り、徳川の家臣は隣の者を抑え合う。
珍しく万千代が大人しく座ったままだけれど、ここで大刀を持っているのは君だけなんだからやっちまえ〜〜なんて笑ってたら、本当に今にも短刀を抜かんと握り返していた井伊のアサシン。
#どうする家康
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黙っていればこんなに色白の美少年なのに、口を開けばオイラが一人称だし、「おい、来たぜ!織田勢が来やがった!」ってこんなに血管浮き立たせて怒鳴っちゃうし、やっぱり赤鬼になるんだな、万千代。
#どうする家康
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熊か猿か分からぬ得体の知れぬ生き物の生死を確かめるため、3段落ちのように、持ち上げることもままならぬ程でっかい石をぶん投げようとするちょっと天然の亀姫さま。
確かに最初からありました、その石。
#どうする家康
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弥四郎の吐露。淡々と尋ねる数正、いきり立つ七、聞き入る小平太、我慢ならぬと前に出る信康。
その若殿を片腕で止める平八郎が、とても悲しそうなのだ。
忠義は兵を死地へ送るまやかし。
どうせ死ぬなら欲に塗れたい。
主と自分を守るため叔父は死んだ。
それでも俺は、戦い続ける。
#どうする家康
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板垣李光人さんの芯の強い目が印象的なシーンですが、いや、それは誰ーーーっ!!!
その糸巻太刀拵の太刀は誰ですかーーーーっ!!!
#どうする家康
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あの小僧じゃ。使えそうか?
ええ〜(あの無鉄砲の考えなし虎松めが💢)
ああ(しかし、使いようによっては殿のお役に立つ男)
まあ(仕方ない、めっぽう強いことは認めましょう!)
#どうする家康
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無間(むけん)地獄。
仏教の八大地獄のひとつで、大罪を犯した者が落ち、絶え間なく続く苦しみを受ける地獄。
「無限」は限りのないこと。
「無間」は絶え間ないこと。
大層よく似た言葉ですが、本来の意味合いは異なります。
#どうする家康
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OPアニメにも使われた傘(からかさ)連判状。
円形である理由は、百姓一揆などの首謀者が誰か分からぬようにと多くの方が習ったと思いますが、古くは、上下関係なく皆対等であることを示すためだったとされています。
まあどうしても歪みますよね。
今回も最後の左上の方がキツそうです。
#どうする家康
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「ありゃ家康だったに違いねぇわ😆」
三方ヶ原の戦いで、家康が食い逃げして茶店の老婆に追いかけられたとか焼き味噌だと言い訳をしたとか、今に残る小豆餅や銭取の地名や肖像画しかみ像が示す有名な話。
史実と考えにくいこの話を、民が語る「通説」として一回後に突っ込んでくる脚本。
#どうする家康
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お万は相当に強かでしたが、ここまでせずとも済みました。
以前も描かれたように、この時代の側室とは正妻が認めた正妻の家臣という位置付けでした。
瀬名がお万を城から退去させたのは正妻としての正当な抗議であり、家康がお万の子(後の結城秀康)を認知するのは瀬名の死後のこと。
#どうする家康
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「かまどの湯を注ぎ口へ流す下男。注がれた湯は釜にたまり、湯殿は蒸気を充満させた蒸し風呂になる」
こういう説明が勉強になるので、全人類は副音声で見るべき。
因みに二人の描写は「汗で光る白い胸元」「家康の顔の前に汗ばんだ白い肌」と映像より色っぽかった。
副音声で見るべき😀
#どうする家康
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フライングで茶々が猿にロックオンされてしまった!!!
(実際に茶々が市と死に別れ、秀吉に保護されるのは約10年後)
#どうする家康
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この勢いで刀を振り下ろされて微動だにせぬ足利義昭は案外肝が座っているし古田新太さんは凄いと思ったけれど、この撮影が許される岡田准一さんの方がもっと凄かった。
あるTweetで剣道を嗜む息子さんが「切腹する時は岡田君に介錯を頼むべき。苦しまない」と仰った話が忘れられない。
#どうする家康
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信玄の死をより重厚なものとするのは、友吉鶴心(ともよしかくしん)さん。
数々の大河ドラマで芸能指導を務める薩摩琵琶奏者。この後のOPでは2回名前が出てくるはず。
NHKの「ラジオ深夜便」では、番組キャストやスタッフとドラマの裏側を語り合うコーナーの案内人をされています。
#どうする家康
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2016年の真田丸でも2017年のおんな城主直虎でも2020年の麒麟がくるでも織田信長にさんざん足蹴にされ続けた明智光秀が、まさか将軍足利義昭に蹴られるなど誰が予想しただろう。
小豆にしても、有名なエピソードこそ少し転換して持ってくるのがどうする家康である。
#どうする家康
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残されたのは寅の人形。
最期まで肌身離さず持っていた。
あの日みすみす奪われた若を、あの日無くした名の意味を、忘れないために。
三河一向一揆で殿に歯向かう苦渋の選択をしたこと、それをまたしても許されたこと、兎の殿の優しさを忘れないために。
#どうする家康
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「名前も覚えられぬほど家臣に関心がない馬鹿殿」「何度も間違えるの、脚本家は面白いと思ってるのかな」そんな批判も目にしていた。
覚えられなかったんじゃない。
イジられてたわけでもない。
ずっと、忘れられなかったんだよ。
いつも側に寄り添ってくれた、大切な夏目吉信の名を。
#どうする家康
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「殿、具足をお脱ぎくだされ」
駆けつけた夏目広次の言葉を聞いて、その意図に最も早く辿り着けるのが、知に長け合理的な判断を下せる康政。
最も早く行動に移せるのが、殿を守って死ぬことを厭わない忠勝。
ほんといいなあ、この二人。
#どうする家康
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本多忠勝は物心もつかぬうちに父を亡くし、叔父忠真に育てられた。
だから、戦い方を教えたのも彼。
祖父や父が如何に死んだか教えたのも彼。
武士の生き様と死に様を教えたのも彼。
「自分も主君を守って死にたい」
少年平八郎が語る夢を、酒をくらいながら目を細めていたことだろう。
#どうする家康
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家康に過ぎたるものがふたつあり
唐の頭(からのかしら)に本多平八
この戦に先立つ一言坂の戦いの様を、武田信玄の近習である小杉左近が詠んだもの。
靡くヤクの毛が美しすぎるよな。
#どうする家康