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年度末対応でここ毎週休日出勤している。「仕事が暇になったら代休取らせてやるから」と上司に言われてるけど、これは子供の頃「必要な時になったら返してあげるから」とお年玉を親に没収されたのと同じパターンだ。「必要な時」も「仕事が暇になる時」も永遠に来ないのだ
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今日は全国の入社式で「仕事の楽しさ」「働くことの喜び」みたいな訓示が述べられるわけで、入社式をエイプリルフールにやるのはそういうことなんだと思う。
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3日前に「明日から懲役40年だわー」と呟いてたTL上の新社会人が早くも脱獄に成功していた。
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昨夜届いた「おめでとうございます!貴方に30億円当選しました」というメールを放置してたら、今朝「今お約束の3億4000万円を持って御自宅の近くまで来ています」というメールが来ていた。26億6000万をどこに落っことしてきた。
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会社で「20時以降残業禁止令」が出された。それ以降の残業は存在しないものとして扱われるんだけど、22時過ぎまで残らないと仕事が終わらないので、退社時刻が「19時230分」とか声優の年齢みたいな事になっている。
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前に「GWは人生の縮図だ」という話を聞いた。GW最終日の「あんなに時間があったのに何も出来なかった」という後悔は死ぬ間際にするであろう後悔に近いと思うし、翌週末の「今度こそ有意義に時間を使うぞ!」と思いつつダラダラ過ごしてしまうのは人生に二周目があった場合の行動そのものだと思う。
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子供の頃、野球で人手が足りなくて「本当は居ないんだけど、居るものとして扱う」透明ランナーというのを使っていた。大人になった今、仕事で人手が足りなくて休みの日に「本当は居るんだけど、(タイムカード上は)居ないものとして扱う」透明出勤というのを使っている。
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「働かずに食う飯は旨いか?」とか言うけど、朝から晩まで働いてると飯くらいしか楽しみが無いので相対的に旨く感じるだけなんだと思う
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「決められたレールの上を進む人生なんて!」と学校や会社を無闇に飛び出すと、線路脇の道をただ徒歩で進むだけの人生が待っていたりする
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電車で隣に立っているおっさんが「声が小さくてよォ、アナウンスが聞き取れネェんだよォ…」とブツブツ言っているが、そもそも今電車内にアナウンスなんか流れておらず、車内に緊張が走る。
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「海の見える露天風呂」というのに来ているんだけど、ついたてが低すぎて「海から見える露天風呂」になっている。深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ
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「土日は何してました?」という質問は、相手のアカウントをほぼ特定している時の「最後の答え合わせ」として使われたりもするので、世間話と思って正直に話すと思わぬ事態を招いたりする
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同僚が上司に激詰めされてたりすると自分までヘコむ。別に同情しているわけではなく、メンタル当たり判定が広すぎるせいで他人宛の言葉も勝手に被弾して一緒にぐったりしている。
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『2000円の弁当を3秒で「安い!」と言わせる方法』とかいう本の広告を見かけたんだけど、「銃口を向ける」以外の方法が思いつかない
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一昔前の自販機に「?」の書かれた缶があったけど、あんな感じで行先表示が「?」の電車を作ってほしい。「どこにも用事は無いけどどこかに行きたい」という人生に疲れた人向け。
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コンビニのおばちゃんに「あらー日本負けたの?じゃあ今日でワールド終わっちゃうのね」とカジュアルに世界の終わりを宣告された
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最初に入った会社では入社早々「親睦を深めるため」と称してバーベキューだの社内テニス大会だのが毎週末に企画されていた。どうやって逃げようか考えていたら自分以外の同期は全員楽しみにしてて、今思うとあれは親睦を深めるためじゃなく「社会不適合者を早い段階でふるい落とすため」だった気がする
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「30歳過ぎると一晩寝ても体力回復しないなー」とか思ってたんだけど、どうもこれは「回復量が小さくなってる」のではなく「最大HPが減りはじめている」ような気がしてきた
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入社して3ヶ月、当初はおっかなびっくり電話を取っていた新人も今では慣れたもので、電話が鳴りそうな気配を察すると事前に席から姿を消すようになった
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最近またオタク叩きの話題をよく見るけど、世間のオタク判定ってもうほぼ見た目と言動でなされていて、実際にアニメを見ているかどうかは「乗ったら加点」という裏ドラ要素になってるように思う。
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皆こぞってドラッグの新名称を考えてるのを見ると、「危険ドラッグ」というスットコな名前も広く名称を募集するための呼び水のように思えてきた。「ネットで普通に質問しても誰も答えてくれないけど、デタラメを得意気に披露すると四方八方からツッコミが入って正しい情報が得られる」というのに似てる
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さっき駐車場で見かけた猫、熱々のアスファルトで火傷しないよう白線の上だけを器用に歩いていた。「この白線から出たら死亡」が遊びじゃない世界。
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労働力のカツアゲにより「昼休み」「深夜」は既に巻き上げられているんだけど、「まだ持ってんだろ?ジャンプしてみろよ」と更にシメられ、「早朝」「土曜日」「日曜日」がチャリンチャリンと音を立ててこぼれ落ちる
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よく「従業員も経営者感覚を持て」という話を聞くけど、すき家幹部の「俺は月500時間働いてたんだから今の若者ができないのはおかしい」って話、経営者が従業員感覚で語ってるのが怖い
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成人漫画誌が立ち読みできないようになってから表紙絵にやたら力を入れるようになったの、人類が二足歩行を始めたのに伴って新たな性的アピールポイントとして胸が大きくなったという話に似てる