ブラック企業あるある迷言集 ・今退職されたら会社が潰れる ・残業代払っていたら会社が潰れる ・割増賃金払っていたら会社が潰れる ・有給全部使われたら会社が潰れる ・法律守っていたら会社が潰れる ・当社は労働基準法を採用していない
採用を長年行っていると「入社前の努力量=入社後の努力量」というのが真理なんですよね。入社前に努力してこなかった人が入社後に突然目覚めて努力するなんてことはありません。だから「やる気だけは誰にも負けません」と言葉でPRするのではなく、入社前の努力量をどれだけ客観的に示せるかが大事。
メンバーの稼働を2倍にしても生産量は2倍にならないし、むしろ落ちる場合もある。メンバーを2倍にしても直ちに生産量は2倍にならないし、直近ではむしろ落ちる場合もある。本気で生産数値の管理をしたことない人ほど、こうした数値の落とし穴にはまる。人間の仕事は時間や人数に単純に比例しない。
楽して年収1000万稼ぎたい勢が近年IT業界の入り口に押し寄せてきているように感じるが、エンジニアで年収1000万は不可能ではないと思うものの、この世界で頭角を表すエンジニアは心の底から技術が好きで心酔している人たちばかりなので、こういう人たちに楽して勝つことは難しいと思っている。
「1件でも障害が発生したら責任をとってもらう」これは正当性があるようで実は全くアンフェアな話です。システムに1件も障害が発生しないことが通常であればこれもフェアな話になりますが、現実には1件も障害が発生しないシステムなどまずありません。非現実的な条件を突きつける卑怯な行為です。
・繁忙期に有給取るなんて非常識だ ・多忙な時に辞めるなんて非常識だ ・君が抜けると仕事が回らなくなる ・休むなら代理の人を見つけてこい ・休暇中でも連絡取れるようにしろ ・退職で発生した損害賠償請求する これ全部、経営者の責任を社員になすりつけようとしてるだけですよね。
弊社の有給申請は、システム上から日付選んでボタン押すだけ。取得理由の入力もいらないし、上司への事前のお伺いも不要。会社の考え方とか関係なく、法律で定められた有給の在り方を形にするとこうなると思っている。こうしたことがもっと当たり前になってほしい。
プレイヤーとして優秀な人がマネージャーに抜擢されると、部下に任せるよりも自分がやった方が早く、部下に仕事を任せられない罠にはまることがある。でもこれだといつまでたっても組織としては成長しないし、部下に仕事を任せられないのはマネージャーとしての能力は低いことに早く気づく必要がある。
内々定後に大量の内定取り消しをした企業が、内々定という言葉に対する社会通念への認識不足だったとし、自分とこでは内々定後も選考を続けるフローだったと無理くりな理論を展開しているが、応募した人たちの人生を一体何だと思っているのか。
みなし残業の制度は法的に認められたものだからそれ自体問題ないけど、時短との相性はめちゃくちゃ悪い。時短になった分の給料が下がるのは自然だけど、みなし残業で含まれていた残業代も時短になった瞬間削られるから想像以上の給与ダウンになるって知ってた?みなしの会社で育児は辛いかもね。
育児中でも働けるように時短制度。確かに必要。でも会社が残業多いのに時短の人が途中で切り上げると他の人にしわ寄せがいく。終わらなかった仕事を引き取って残業する人には不満が生じる。早く帰る時短の人も肩身が狭くなる。結局、時短を導入するだけではなく会社全体を良くしないとダメということ。
この表を見るとわかる通り、100時間残業は普通に人が死ぬラインになる。60~80時間も安全とは言い切れず、数が少なく一概には言えないが45~60時間でも亡くなっている方はいる。これは会社のポリシーとかそういう問題ではなく、 「人が死んでからでは遅い」 ということは声を大にして言いたい。
この手の話は感情的に話をしても無意味で、このグラフ見る限り発言の内容は一理あると言わざるを得ない。その上で今までの男女不平等な社会は嫌だから今までとやり方変えようという話をしないとなのでは? 「男性の所得上げないと人口問題解消しない」 相馬市長が持論展開 news.yahoo.co.jp/articles/76667…
見たくなかった。自分を採用すればこれら企業に営業できますと前職の会社の顧客リストを送付してきた求職者がいた。本人は手土産のつもりで喜ぶと思ったのかもだけど、普通に情報漏洩だしこんなことする人間を自社に招き入れるわけがないだろう。送られてきたデータはそっと削除して速攻不採用にした。
小さな子供育てながら共働き。これで残業1日2時間とか完全に無理ゲーだという話は、経営者の間でもっと一般常識として認識されるべきだ。慢性的に残業がある状態で良しとするのは、会社から社員に対する「お前ら共働きで子育てなんかするなよ?」という強烈なメッセージと同義だ。
在宅勤務だと給料下げるという謎ルールを設定する企業の話をSNSではよく聞きますが、そういう謎ルールを本当に実践してしまっている先進的()な企業の話を、本日初めてリアルで聞きました。都市伝説ではなかったようです。
残業ゼロの会社に対する誤解あるあるなのですが、定時になったら帰れるゆるい環境と思っている方が時々いらっしゃいます。実態は「定時までに仕事を終らせるハードな環境」です。長時間働いて頑張った錯覚に陥っている人も見かけますが、僕からしたらこっちの方がよっぽどゆるゆるです。
弊社「この機能の仕様は?」 顧客「いい感じで!」 弊社「ではこちらの機能は…」 顧客「現行踏襲で!」 弊社「期日はいつ頃までに?」 顧客「なるはやで!」 弊社「優先順位つけましょう」 顧客「全部優先で!」 意思決定しているように見せかけて何一つ意思決定していない顧客の図。
「現行踏襲」が怖い理由は、これを翻訳すると下記のようになるからです。 仕様?よくわからないけど調べるのは面倒くさい。余計なこと言って必要機能が漏れてたりすると責任問題になるな。だったら余計なこと言わずに今と同じに作れと言っておけば後で問題起きても全部責任押し付けれるからそれで!
無邪気に怖いこと言う顧客たち ・絶対にバグのないシステム作ってください ・素人でも機能改修できるドキュメント作れ ・この機能の要件は「使いやすい機能で」 ・印鑑は押したけど承認してません ・先行着手して?稟議は来月だけど ・お金かかると思ってませんでした ・期日は昨日です ・現行踏襲で
システム開発して納品する時に「プログラミング知識のない弊社社員でもいつでも機能追加や修正ができるレベルのドキュメントを用意してください」と言われたことがあって、全力でお断りしました。
「来年度から就職先が決まっております。3ヶ月間だけ勉強のためにアルバイトさせていただけないでしょうか。リモート可でプログラミングを教えていただける環境が非常に魅力的に感じました。」 弊社からは1ミリも魅力を感じられないのですが。自分でお金払ってスクール行けば。
リモートワークになってマネジメントできなくなったというのは、リモートワークになって「元々マネジメントできていなかったのが可視化された」が正解でしょう。
「テレワークは俺の主義に合わんからすまんがみんな出勤してくれ」と素直に言えばいいのに、「テレワークは効率が悪い」「テレワークは社員がサボる」「テレワークだと売上が落ちる」と根拠のないただの感想を並べ立てる経営者が多すぎて余計な軋轢が各所で発生しているような気がする。
5年前に作って引き出しにしまっておいた泥だんごの輝きが未だ色褪せず完成度が高いのでみんな見てほしい。