河川財団「子どもの水辺サポート資料」、大変参考になるので水辺で遊ぶときには事前に必ず目を通してほしい。 ・子どもの水難死亡事故の6割は河川と湖沼地 ・水難事故の発生は午後に集中(14-15時がピーク) ・急な深みや複雑な流れが潜む取水堰など河川構造物付近の事故も(16%) (ツリーに続く)
子育てには、真偽の定かではない呪いの言説が少なくありません。 しかし子育て世代はそのような言説に追い詰められることも少なくありません。 今回、ふらいと先生と12名の専門家による「呪いを解く本」ができました。 教えてドクター1号もお手伝いしました。少しでも安心して子育てできますように🙏 twitter.com/seitosha/statu…
救急外来で働いていると、最近の急激な流行で見える景色が少し前と全然違うのに驚きます。感染経路が分からないお子さんも多い。インフルのような異常行動を示す方もいます。そんな話を聞くと不安かもしれませんが、ワクチン接種で重症化リスクを下げられます。間に合います。かかりつけ医とご相談を。
東北の皆さん、集中豪雨、大丈夫ですか。 どうぞご無事で。 災害時、いざというときの準備情報を載せておきます。
長野でも子どもの新型コロナ感染、増えてます。どのタイミングで受診すればいいか、やはりワクチン接種させた方がいいのか、かかった場合の対応などのまとめです。基本的な考え方は変わりません。 ワクチン接種、今更遅いなんてこともありません。かかりつけ医とぜひ相談を。 oshiete-dr.net/pdf/202202cov1…
自然水域の子どもの溺水死亡の半数は思春期に起きる。溺れるのは小さな子だから、ではない。 カギとなる「ライフジャケットが当たり前」になるためには周りがみんな使う環境つくりと、馴染みがあるとハードル下がるので体験する機会。学校での体験学習も効果的かも。 digital.asahi.com/articles/ASQ6S…
多くの研究で新型コロナウイルスワクチン接種により妊婦さんご自身と赤ちゃんが守られることが分かっています。 「コウノドリ」でもその話題が正面から取り上げられ、小児科医としても嬉しく思います。 twitter.com/Kounodori_mor/…
熊本で地震があったようですね。おケガなどないとよいのですが。心配です。 ひとまず災害に備える資料置いておきます。 まずは準備編・感染対策・母乳など栄養編(ツリーに続く)
思春期のお子さんの溺水のニュースが続いています。 オーサーコメント書きました。 ・思春期は非常に溺水リスクが高い年齢層 ・自然水域での小児の溺死の半数は思春期に起き、5-9歳の3倍以上 ・リスクはライフジャケット着用で低減可。 ・心肺蘇生法の一層の普及を!! news.yahoo.co.jp/profile/commen…
猛烈な暑さが続いてます。乳幼児で最も危険なのは車内熱中症です。 米国で車内熱中症で死亡した乳幼児171名(1995-2002)の報告より。73%は大人が子供を置き去りにしているが、その半数は大人が子どもの存在を忘れて発生。なお子どもの存在を忘れた54%(68名)のうち、32名は保育園に連れていく(続)
体が暑さに慣れる(暑熱馴化)のに、子どもは大人より時間がかかります。ここ数日急に暑くなり、湿度も高いので熱中症リスクも高いです。 何度も紹介していますが、知っておいてほしい熱中症の大事なポイントをまとめてますので本日も共有します。
昔と今の子育ては違う点も多いです。 祖父母世代に「それは間違い」の一刀両断だけでは緊張を生む。 現役親世代に「良かれと思った助言」は上から目線で傷つける可能性がある。 お互い「間違い」と糾弾するのではなく、共通言語でサポートしたい。さりげなく提示してご活用を。コンビニからPDF印刷可。
4/n そして子どもは静かに溺れます。私たちの調査では溺れかけた小児1160例のうち、声を出していなかったのは87%、音も全く聞こえなかったケースも34%ありました(日本小児科学会雑誌125(3),2021)。静かに溺れるのを想定しておくことは事故(傷害)予防に有用と思います。
<水遊びの季節を前に知ってほしいこと> 1/n 溺れる場所は2歳までは9割以上がお風呂ですが、3歳以降になるとプールや河川も増えます。家庭用ビニールプールで溺れた例も報告され、東京消防庁のデータではプールで溺れた10例のうち2例はビニールプールでした。家庭用プールに潜むリスクとして、
HPVワクチンの接種勧奨再開、キャッチアップ接種も始まりましたが、調査すると全対象者に予診票を送っていない自治体が半数近くに達するようです。 年度末の予算編成の事情など様々あるようですが、情報が行き届かなければ接種行動に繋がりません。少しでも早く届くように願ってます。 #がんの誤解 twitter.com/nhk_kurogen/st…
今日は6/4(虫の日)。今頃知ったのですが、せっかくなので虫刺されの話を。 ・ムカデに咬まれたらお湯で温める→根拠はないです。冷やしましょう。 ・アロマの虫よけは短時間(20分ほど)しか効果ない ・塗る順序は日焼け止め→虫よけ こちらの記事もご参考に。 news.yahoo.co.jp/byline/sakamot…
子どもの車内熱中症をまとめた記事をご紹介します。 ・冷房が切れると車内の温度は急激に上昇 ・1時間以内でも亡くなるケース多い ・「車内置き忘れ」は子どもへの愛情の有無と関係なく誰にでも起こり得る ・置き忘れを防ぐために後部座席に財布や携帯を置く等の予防策が有効 news.yahoo.co.jp/byline/sakamot…
胸が苦しくなる事故です。Yahoo!オーサーとしてコメントしました。 乳幼児の熱中症で車内熱中症は多く、特にこのような置き忘れのケースはForgotten Baby Syndromeと呼ばれています。 予防として、後部座席に財布や携帯など大事な物を置くなどが推奨されています。 news.yahoo.co.jp/profile/author…
SIDSについてバズフィードさんに取材いただきました。 SIDSというと「突然」とか「原因不明」という言葉が先行しがちで子育て不安の原因にもなっているかもしれません。 今分かっていることを知ることで不安の軽減になるかも。お役に立てる情報提供ができればと思います。 buzzfeed.com/jp/kotahatachi…
保育園の昼寝でこまめなチェックが必要な理由を質問されましたので、記事にしました。 ・保育園での死亡事故の多くは睡眠中 ・保育園のSIDSは家庭と状況が異なる ・うつぶせ寝防止グッズの効果や安全性の根拠はない ・あおむけ寝にした後うつ伏せになった場合の対応について news.yahoo.co.jp/byline/sakamot…
気温が上がってきました。子どもの熱中症に注意が必要です。 ・子どもは体温が上がりやすく脱水になりやすい。背が低いため地表の熱も受けやすく、大人より熱中症になりやすい ・適度な外遊びで体を暑さに慣れさせる(暑熱馴化) ・こまめな水分補給は大人から声掛けを ・予防目的の経口補水液は不要
昨日のSIDS(乳幼児突然死症候群)の連ツイの反響が大きかったので、記事にまとめ直しました。 昨日の内容をベースにいくつか追記。 ・すごく心配だけど「家庭用モニター」購入した方がいいの?等にもお答えしています。 news.yahoo.co.jp/byline/sakamot…
これまでと違う意見を目にすると、飛びつき、RTしたくなる気持ちは理解できます。ただ、正確な情報は往々にして目新しくないものです。 それが少しでも届くよう、我々医療者も引き続き丁寧に発信していきたいと思います。
参考文献: 1)厚生労働省:SIDSガイドライン 2)Dwyer T et al:JAMA273:738-789,1995 3) Ramirez JM.et al :Respir Physiol Neurobiol 2013:189(2):344-353 4)Wedgewood RJ:Wright,1972:22-28