家に居場所のない子は、生存の方法として、自分の好きなものに没頭して心の支えを作ります。 そういう経験している子は、大人になると、加減の調整が効かないことがあります。 ひとつのことにのめり込み、藁をすがる思いで自分を救ってきたため、その思いの強さが大人になっても抜けにくくなります。
人と関わり疲れてしまった人は、無理に相手に合わせようと思わず、一人で有意義な時間を過ごしましょう。 相手に合わせようとしすぎると、体がもたないので、嫌われてもいいやと思うことが大切です。 自分が疲れないように、人と関わる場合は、どの程度の距離感を保てばいいかを考えましょう。
トラウマや神経発達症の人は、寝ている間に不動状態に陥って、意識が低下して戻ってこないため、朝がとても辛くなる場合があります。 朝にうつになる傾向があり、起床後はお白湯を飲んで内臓の働きを戻し、歯磨き、シャワーで気分を覚醒させ、朝食をしっかり取って、ヨガで体を伸ばす習慣が良いです。
赤ん坊の頃から緊張が強い子は、その後の人生が生きづらくなります。 特に、親が危機や恐怖を与える張本人だったり、体が不快だったりすると、神経発達が阻害され、心身に大きな影響が出るでしょう。 赤ん坊の頃から、心地良く過ごせた子は、親密な他者と繋がり、社会の中で居場所を見つけられます。
毒親のもとに育った子どもは、わからなさや虚しさ、不条理な気持ちを長く抱えすぎて、それらが心身に染みついてしまう。 自分の人生を思ったようには生きれず、人生の方向性が変わってしまい、暗い影のように悲しみを背負って生きていく。
ヒステリックに豹変する親や大人に関わってきた子どもは、相手の気持ちを先取りして、先手を打ち、皆を喜ばせようと絶えず努力します。 親の正解を探すような人生になり、自分の欲求や感情を親に伝えることができず、そうした欲求や感情を意識から締め出すと、本来の自分が失われて心の病になります。
毒親に育てられた子どもは、家の中で親と関わり続けないといけないので、丁寧に関わるようになり、いい子(良い子)症候群になることが多い。 小さいうちは、いい子でいることが自分の身を最大限に守る方法でしたが、大人になればなるほど、自分の感情が出し方が分からないままで生きづらくなります。
親から虐待を受けると、複雑性PTSDになりやすく、虐待の後遺症が残ります。 学校や職場にいる苦手な人に対して、どうしても自分の親を投影してしまい、今の人間関係にトラブルを運んできます。 脅かされているように感じると、過覚醒になり、不眠など様々な症状が表れ、混乱し、逃げたくなります。
人がトラウマの衝撃に曝されると、体が縮まった(凍りつき)ところでロックされてしまうことがあります。 体が縮こまってしまった人は、時間、思考、身体、情動に影響が出ます。 トラウマが慢性化していくと、過去に囚われる、思考が止まらない、自分の体とは思えない、感情の鈍磨など症状が出ます。
トラウマを持つ人が、長年に渡って、脅かされる状況が続くと、体が極限にまで縮まってロックされます。 凍りつく防衛スタイルを持つ人は 居場所の無さ 手足の冷え 言葉や感情が突き刺さる 音や匂いに敏感 節々の痛み 忘れっぽさ 体調不良 将来への不安 苛立ち 金縛り 悲観的な考え 無表情 感情の暴走
トラウマを経験した人は、命の危機に曝された経験から、恐怖が強く、人から傷つけられてしまうという意識が強くなることがある。 それがあまりにも強いと、心身の神経が尖った状態が続き、他人がその人を傷つける気持ちがなくても、彼らの言動を攻撃として捉えることが多くなり、この世界が敵になる。
毒親を持つ子どもは、孤独を感じて、心細くて、どうせ他人には理解されないと思い込むことが多い。 本音や本当の気持ちを内にとどめて、自分ひとりの世界(音楽、小説、絵、アニメ、映画、ゲーム)を作り上げる。 外の世界では、自然や動物を見ることで優しさに触れようとする。
繊細すぎる人は、他人から圧力を受けたときに、通常よりも強い身体反応が出る。 嫌なことに直面したときに、我慢をしてしまうことも多く、他人に気を使いながら、慎重に振舞おうとする。 人間関係が壊れてしまうことを恐れることの方を気にするために、自分の気持ちを犠牲にしてしまうことがある。
家庭環境が悪い子どもや、心身が敏感な人たちは、日々の生活の圧迫や辛さから逃れるために、逃げ道を作らないといけません。 嫌な人の表情や態度に曝され続けることから逃れて、自分がホッとして、解き放たれるような場所や瞬間を見つけ出すことが、生き延びるうえで重要になってきます。
自己愛性パーソナリティ障害の人は、繊細で敏感で、自意識過剰ですが、無力な部分があるので、実際の自分より大きく見せています。 彼らは、幼いうちから、不条理な在り様のなかで戦略的に生きてきて、自分は正しいと思っており、自分の思う通りにいかなくなると、苦しくなるという生き方です。
トラウマがある人は、驚愕反応が出るため、気配に過敏で、後ろに立たれることを嫌がります。 また、不意を突かれることや想定外の出来事があると、心臓がドキドキし、ビックリすると心臓が縮み上がるような苦痛を伴います このようなトラウマの凍りつきや虚脱反応は、健常者に理解されません。
人一倍敏感で傷つく子は、もともとは大人しく、怖がりで、この世界に怯えています。 年齢を重ねるにつれて、 暗く大人しい自分が嫌で、明るいふり、強いふりをして、本来の自分の感覚に蓋をするタイプか 人を避けて、誰にも本音や本当の感情を出さずに、空想や妄想に耽るタイプに分かれます。
繊細な人ほど、真面目なゆえに傷ついてきた経験が多い。 いつも他人のことにまで気を配り、すべてがうまくいくように心を砕くため、心身ともに疲れ切ることが多い。 自分の楽しみを犠牲にすればするほど、自分の感情に蓋をするしかなくなる。
幼少期に親子関係で悩んだ子どもは、寂しい思いを満たすことに神経を集中させることが多い。 孤独感や生きることへの虚しさを感じているため、それを満たすための対象を探し求めるようになる。 それを探しつつも、それにまた裏切られることを恐れる。
トラウマが複雑にあり、凍りつく人は、吸う酸素量が少なく貧血気味で、出すエネルギーも、取り入れるエネルギーも最小限に抑えた生活です。 植物のように環境に依存して生き方になり、自分を取り巻く環境が劣悪でままならない場合は心身が枯れ始めます。 自分にあった環境に身を置くことが重要です。
うつ状態は、神経が繊細な人が、逃げ場のない状況に追い込まれたときに、身動きが取れず、跳ね返す力が失われて、うつになります。 親が自分を脅かす張本人の場合は、親が不機嫌になると、子どもの体は怠く重くなり、血の気が引いて、無力な状態に陥り、うつのベースを作ることになります。
トラウマ化しやすい人は、 親の機嫌に振り回される 他人の目を気にして 音や匂い、言葉、外に過敏 頭で考えてから話す 行動が受動的 筋肉は縮まる。 トラウマにならない人は、 親から愛情をもらう 人の目が気にならない 身体の感覚と馴染める 心で思いついたことを話す 行動が能動的 筋肉が広がる。
無敵の人、テロリストの特徴   ・子供の頃からおかしい方向に ・周りの人間が悪い ・この世界は悪意に満ちている ・自分はいつも不幸だ ・世の中は生きづらい ・孤独 ・自滅に向かって走り続ける ・自分の行動や感情を制御できない ・常軌を逸した攻撃性 ・希死念慮 ・どうして自分だけ死ななければ…
小児期に逆境体験が多い人ほど、 体は緊張し、生存を司る部分は過剰警戒します。 頭の中では、勝手に考え事が浮かんできて、 好奇心の対象にはのめり込み、 嫌悪する対象には闘争・逃走の接近、回避が出ます。 不快な状況で問題解決できない場合は、硬直や凍りつき、パニック、解離、虚脱します。
トラウマ体質の人は 気圧のせいで(気圧が低い) 不快で原始的防衛が活発になり 頭痛やお腹の調子が悪い 貧血で起き上がるのも大変 しんどすぎる 集中力の低下 何もしたくない 何もできない自分を責める 危機意識が高すぎて アンテナが張っていて 体がガチガチに固まり 気持ち悪い 感情が不安定に…