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発達早期にトラウマを負った人は、人一倍敏感になり、人と関わり疲弊すると、人への関心が無くなります。
自然が友達になり、木や花、動物、鉱物、雨、風、無機質なもの、目に見えないものまで霊魂が宿っていると考えたり
想像上の友人と遊んだり、別人格化した魂の声に励まされたりする人がいます。
327
トラウマ体質の人は、
外に意識が向きます。
他者の存在が大きく
他者にどう思われているかで生きています。
人に認められたい
人に良く振る舞うことで感じよくしたい
人に見られるのが怖い…
この世界に安心感がありません。
自分が小さくて消滅させられる恐怖があると
この世界が敵になります。
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トラウマや解離がある人は、
神経が張りつめており、収縮する力が強いです。
交感神経と背側迷走神経が過剰に拮抗しあって
危険を察知する能力が高く
音や匂い、光などに過敏になり
過剰な情報処理を行います。
何かあると…
頭の中がグルグル思考(反芻思考)になり、
考えや言葉が流れてきます。
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トラウマのショックは、
凄い速さで起こるために
神経系が追い付かなくなります。
それ以降、
心と身体(神経)が分離すると、
チック
トゥレット症候群
ひきつけ
痙攣
驚愕反応
対人恐怖
感覚過敏
気配過敏
など症状が現れます。
体の神経は繊細になり、
過剰警戒から頭で考えるようになります。