326
痛ましいトラウマがある人ほど、原始的な防衛操作の中にいて、思考がグルグル、二手三手先を読む、最悪な事態を想定する、強迫観念が出ます。
不意を突かれると驚愕反応を起こし、不穏な気配には体が硬直して、動かなくなります。
身体の反応を怖がると、不動状態が慢性化し、トラウマが悪化します。
327
複雑なトラウマ持ちの人は、日常生活をこなすことに焦点付けられ、あたかも正常かのように見せています。
外からは特に問題がないように見えるかもしれませんが…
体の中にはトラウマを閉じ込めているため、些細なことでも敏感に反応して生きづらい人や、体を空っぽにして平然と過ごす人がいます。
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劣悪な家庭に生まれ落ち、劣位に置かれた人ほど
トラウマを負いやすい。
良い境遇に生まれてくるかどうかは
単純に運でしかない。
弱者は、その不平等や権力関係に巻き込まれて
トラウマを負ったとしても
社会や世間は
その人自身に問題があるかのように見て
悪者や障碍者といったレッテルを貼る。
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トラウマのショックは、
凄い速さで起こるために
神経系が追い付かなくなります。
それ以降、
心と身体(神経)が分離すると、
チック
トゥレット症候群
ひきつけ
痙攣
驚愕反応
対人恐怖
感覚過敏
気配過敏
など症状が現れます。
体の神経は繊細になり、
過剰警戒から頭で考えるようになります。