トラウマ持ちが長年に渡って、 生活全般のストレスと緊張を受けると 極限にまで体が縮まってロックされます。 凍りつく防衛スタイルの人は、 手足が冷え ネガティブな言葉や感情が突き刺さり 音や匂いに敏感 節々の痛み 忘れっぽさ 体調不良 将来への不安 苛立ち 感情・感覚の麻痺 しんどくて動けない
発達早期にトラウマを負った人は、人一倍敏感になり、人と関わり疲弊すると、人への関心が無くなります。 自然が友達になり、木や花、動物、鉱物、雨、風、無機質なもの、目に見えないものまで霊魂が宿っていると考えたり 想像上の友人と遊んだり、別人格化した魂の声に励まされたりする人がいます。
小児期から逆境体験にある人は、ストレスが去った後でも、ストレスホルモンが下がりにくく、不快感が続き、体が固まり、神経が痛みます。 トラウマが慢性化すると、ストレスホルモン(コルチゾール)が枯渇して、副腎疲労になり、不安感や倦怠感、朝の怠さ、食欲不振、無気力など生活が困難になります。
複雑なトラウマがある人は、自分の居場所が無く、寂しかったりします。 日常が辛いから、好きなものを見つけないとやっていけなくなります。 好きなことを考えている間は忘れられるので、思考でなんとかしようとします。 そのものが単に好きなだけでなく、現実逃避が加わるので、病的に依存します。
本来、人は生きていくうえで、自分を守るために辛い過去は、時間とともに忘れるようにできています。 辛い経験が、鮮明に、自分の身体や感情に残り続けるなら、辛すぎて生きていけないからです。 しかし、トラウマを負った人は、その傷が、記憶や思考、体に染みついて、忘れることが難しくなります。
解離症の人のなかには 脳内会話が当たり前の人もいます。 頭の中から自分とは別の人の声が聞こえて もう一人の自分と話したり 分身同士の会話を聞きます。 声の主は、自分を肯定してくれたり 自分に厳しく教育してきたりします。 解離症の人は、 周りの皆も脳内会話をしていると最初思っています。
小児期に逆境体験が多い人ほど、 体は緊張し、生存を司る部分は過剰警戒します。 頭の中では、勝手に考え事が浮かんできて、 好奇心の対象にはのめり込み、 嫌悪する対象には闘争・逃走の接近、回避が出ます。 不快な状況で問題解決できない場合は、硬直や凍りつき、パニック、解離、虚脱します。
ヨガがトラウマ治療に有効なのは、筋肉が現実を作るという点があり、筋肉の収縮と拡張により、心や知覚の在り方が変わります。 筋肉の状態により、防衛的な神経の働きが変わり、情動脳や理性脳、内臓、心まで変えます。 トラウマの人は、筋肉が慢性的に収縮しているか、伸び切ってるかもしれません。
生活全般にストレスと緊張が多くなると、体は戦うか防御して、大量のコルチゾールを分泌します。 長期に渡って、戦うことも逃げることもせず、生活のストレスに耐え続けていると、コルチゾールは低下して、全てが消耗します。 体が麻痺して、心が空っぽになり、時間・空間の概念がおかしくなります。
トラウマ重症度 最重度-虚脱 脅威に対して、打ちのめされた状態、心なく、体の反応も鈍く、無気力、希死念慮 重度-凍りつき 脅威に対して、過剰警戒し、研ぎ澄まされた状態から、解離する限界地点 中度-闘争・逃走 脅威に対して、手足に力がみなぎり、問題を解決しようと有効な手段が取れる状態
トラウマ体質の人は 気圧のせいで(気圧が低い) 不快で原始的防衛が活発になり 頭痛やお腹の調子が悪い 貧血で起き上がるのも大変 しんどすぎる 集中力の低下 何もしたくない 何もできない自分を責める 危機意識が高すぎて アンテナが張っていて 体がガチガチに固まり 気持ち悪い 感情が不安定に…
幸せになれない人は、 嫌な人物(毒親やモラハラ夫・妻)に対して 内心は嫌と思いながら怒りを溜めていても 言いなりになるか合わせるしかなくて 自分の心や体、思考が固まり、捻じれます。 これでは人間関係が上手くいかず いつも何かに縛り付けられているように感じ 安心できるときがありません。
複雑なトラウマがある人は、人間不信が強くて、好意を向けてくれる対象に対して、攻撃(過剰防衛)としがみつき(嫌い/行かないで)があります。 自分に向き合えば苦しくなり、一人ぼっちになる孤独に耐えれず、相手がいつ居なくなるのか心配で、実際にあるいは想像上の見捨てられ不安があります。
トラウマがある人は、 思考が堂々巡りになりやすいですが 自分の存在意義や 人間はなぜ生きているかなど突き詰めて 考え続けることが得意です。 思考が自責的だと鬱に 破局的だと新興宗教ぽくなるけど 資本主義経済のなかで 何も考えずに、消費するだけの人に比べたら しっかり物事を考えています。
#機能不全家庭 で育ち 解離傾向がある人は、 息を潜めて 周囲を警戒して 心拍や体温、呼吸が少なくなります。 日常生活では 自身が持っているエネルギーが低いため、 体力がなく すぐに疲れます。 問題や揉め事を起こしたくなく 楽に生きたくて 自分の世界にこもり 静かに目立たないようにします。
愛情を十分に貰えなかった子は、 それを自分で認識している時点で、 人生において愛情の問題で悩み続けています。 欠落しているものを、食欲や物欲など外からの刺激で 埋めるなど、愛情の代わりを探します。 一方、心の中では、自分にはその入手は困難であると 諦観のまなざしで生きていきます。
家庭内の虐待やDVを受ける子は、自分の思うような行動が取れず、部屋にこもり、勉強や読書、スマホ、音楽などで自分を守ります。 家の中では、息を潜め、足音を立てず、自分の存在を消しながら、親の様子を伺います。 この生活が続くと、心も体も病に侵され、精神疾患や過敏症、体調が悪化します。
トラウマ体質の人は、 外に意識が向きます。 他者の存在が大きく 他者にどう思われているかで生きています。 人に認められたい 人に良く振る舞うことで感じよくしたい 人に見られるのが怖い… この世界に安心感がありません。 自分が小さくて消滅させられる恐怖があると この世界が敵になります。
トラウマや解離がある人は、 神経が張りつめており、収縮する力が強いです。 交感神経と背側迷走神経が過剰に拮抗しあって 危険を察知する能力が高く 音や匂い、光などに過敏になり 過剰な情報処理を行います。 何かあると… 頭の中がグルグル思考(反芻思考)になり、 考えや言葉が流れてきます。
複雑なトラウマがある人は、 心の中に悪魔がいて暴れまくります。 そのせいで、 いつもひとりぼっち 普通の幸せが望めない 皆に置いて行かれる 居場所を求めて彷徨う 人との関係で壁を作る 暖かさが怖い また見捨てられる不安 頭が痛い 胸が痛い 平気なふりをする 自分に厳しい 本当の自分は寂しい…
人間の体は伸びるか縮むかですが、 トラウマがある人は、 体の神経が危険を察知して 慢性的に収縮傾向にあります。 そのせいで、 不快な刺激に打たれ弱く すぐに首や肩が硬直して 肩こり  片頭痛 顎関節症に… 原始的防衛が作動するので、 対人恐怖 人間不信 ネガティブ思考 回避行動 体調不良…
複雑性PTSDや発達障害の人は 人の視線に弱く 悪意を向けてくる人に恐怖を感じます。 最悪、人全員が敵と感じると 凍りつき、突き刺さる痛みとなり 体を所有できません。 人との距離をワンクッション置かなければ 生きられず、体から離れます。 心と体の分離が進むと 本来の自然治癒力を失います。
ゲーム依存で問題なのは、 現実と空想の区別がつかなくなることだと言われますが、 人が現実世界で生きている日常は ゲームほど過激なものではなく、 色んなことが展開しません。 ゲームの中で優越感にのめり込むと 実際の日常生活は ドキドキや感情が喚起され 色褪せて、つまらないものに感じます。
精神的ストレスや心の病気とされてきたものは 社会や他者、環境側の圧力によって 身体の内部の生理状態が (脳、心臓、胃腸、気管支、感覚器官、筋肉、皮膚、神経、免疫、内分泌系) 悪化して生じてきたものです。 身体を抜きにした心の病気というのは存在しないと言われています。 #身体的ストレス
発達の早い段階に外傷体験を負うと、自律神経やホルモン、免疫系に影響が出て、生きることが困難になります。 生存を高めるために、周りを気にして、観察者の立場に徹したり、表面上はあたかも正常かのように見せます。 思春期には、体調が悪くなり、大人になっていくと精神症状が出てきたりします。