池谷裕二(@yuji_ikegaya)さんの人気ツイート(いいね順)

301
【酒は魔力】人類が狩猟から農耕へと生活スタイルを変えた最大の理由は、パンではなく、ビールを作るためだったそうです。マクガヴァン博士の仮説→ amazon.co.jp/dp/482699060X
302
視床下部に未成熟で分裂可能な細胞(=若い神経細胞)を移植すると老化が遅れ、寿命が延びるそうです。今朝の『ネイチャー』より→goo.gl/6aGgju(まだマウス実験ですが、脳で身体寿命が変わるのは不思議といえば不思議。中年の脳にも効果があるのが衝撃的ですね!)
303
【続き】ただし睡眠については個人差も大きく、じつは全体の3分の1くらいの人は4時間睡眠でもあまり仕事効率が落ちません(→ goo.gl/4De4jG)。こうした個人差は生まれつきの体質のようです(→ goo.gl/VPPbuU
304
興味を持っている時は、興味の対象だけでなく、周辺の無関係な物まで記憶に残りやすいそうです。今月の『ニューロン』誌より→goo.gl/yl5qCq(面白いから覚えられるのではなく、面白がっている状態だから覚えられるわけですね。この差は微妙なようで大きいと思います)
305
人間はみんな、支配されたがっている!/脳研究者・池谷裕二さんに聞く「支配されたい」の正体 am-our.com/special/434/13…
306
【不正はエスカレートする】扁桃体は「不正」に対して忌避的反応をしますが、自ら不正行為を繰り返すとこの反応が徐々に減っていくそうです。今朝の『ネイチャー神経科学』より→goo.gl/s1KDzW(脳が不正に慣れていくことを著者は「不正への順応」と呼んでいます)
307
【打たれ強い脳の作り方】前頭葉の一部である下辺縁皮質のGABA性神経細胞を抑制すると(つまり神経回路のブレーキを外すと)、多少のストレスが続いてもへっちゃらになるそうです。先週の『eNeuro』誌より→ eneuro.org/content/early/… (注:ネズミでの検証)
308
【身心の健康】 ①ジョギングが高血圧に効果があるのは、頭部が上下に揺れて、脳脊髄液がほどよく流動するからだそうです→ nature.com/articles/s4155… ②筋トレを2ヶ月ほど続けると抑うつ症状が軽減するそうです→ sciencedirect.com/science/articl…
309
読書の効果。小学生の頃に文字に多く触れて成長した大人は、脳の視覚応答が精度が高いそうです。昨日の『PNAS』より→ goo.gl/8bsMWM (文字はもちろん、顔や物に対しても、全般的に視覚処理が良いようです)
310
【憂き世を忘れ 良き想い出に】イヤなことでも、「幸せ」「楽しい」などのポジティブな言葉と関連付けながら眠ると、起床後には嫌悪感が減ているそうです。先週の『現代生物』誌より→ cell.com/current-biolog…
311
ヒトの脳は、レントゲン像の異常所見のように「滅多にないもの」をつい見落とす傾向(認知バイアス)があります。この防御対策としてAIの活躍が期待されています。しかし先般の自動運転事故のように滅多にないAIのミスを見逃さないためにヒトは何をしたら良いのでしょうか。悩ましいの問題です。 twitter.com/wired_jp/statu…
312
【眠っている人にも声は届いている】徐波睡眠のピーク時に聞いた言葉は(本人は寝ていたから自覚はないのですが)起床したあとにも覚えているそうです。今日の『カレントバイオロジー』誌より→ goo.gl/AxJpzT (睡眠学習の実証研究)
313
【Wiki格差】誰でも閲覧&編集できる平等なWikipediaは(大方の予想に反し)情報が比較的正確ですが、経済大国の言語ほどWiki情報が豊富で迅速で、また編集者はごく少数(30~40代の男性が圧倒的)で、この構造格差はWikiサイズに伴い拡大し、決して平等ではないそうです→goo.gl/2gMfxU
314
【電子ヨガ】自分の呼吸に意識を向ける新作スマホアプリで瞑想トレーニングを6週間続けたところ、脳の活動が適応し、集中力や記憶力が向上したそうです。昨朝の『ネイチャー人間行動』誌より→go.nature.com/2ESMFVI(訓練の成果をその場で本人に知らせる「閉回路」が本アプリの秘訣のようです)
315
【凹まない遺伝子】ゲノム解析から、その人のストレスに対する耐性(打たれ強さ?)が、ある程度予測できるそうです。今朝の『ネイチャー人間行動』誌より→ nature.com/articles/s4156…
316
【呼吸のメタ認知】普段から不安のレベルの高い方は、自身の呼吸を感じ取り、どれほど呼吸すべきかを判定することが苦手なようです。先月の『ニューロン』誌より→ cell.com/neuron/fulltex…
317
人工知能がポーカーでトッププレイヤーたちに勝ったそうです。昨日の『サイエンス』誌の報告→science.sciencemag.org/content/early/…(注:ポーカーは、囲碁や将棋とは異なり、相手の手札が見えない不完全情報ゲーム。運にも左右されるため、空気や探り合ったりブラフをかけたりの心理ゲームです)
318
脳の使い方は時々刻々と変化しています。場所やタスクの「記憶」のような一見長期安定している情報でも、脳回路内の一個一個の神経細胞のレベルでは数日も経てばすっかり活動が変っています。今朝の『セル』誌→goo.gl/PV1SRJ(非定常から安定が生まれる不思議…)
319
「なぜ能力の低い人ほど自分を「過大評価」するのか」 gendai.ismedia.jp/articles/-/474… (これも講談社さんが作ってくださった新著『ココロの盲点 完全版』の宣伝サイトです。長いです(汗)。いよいよ明後日の発売になりました。楽しみです)
320
某師曰く「根性が曲がっているのが若者、腰が曲がっているのが老人。学ばないのが若者、記憶がないのが老人。自分を探すのが若者、周囲が自分を探すのが老人」
321
まだ動き回ることのできない赤ちゃんは目で見て学習しますが、何に興味を示しどのくらい眺めるかには個人差があり、これはほぼ遺伝で決まっているそうです。今朝の『ネイチャー』誌より →goo.gl/nGb7zb(ちなみに自閉症の子は目や唇をあまり眺めないそうです)
322
【シナプスの成長】延べ50億個のシナプスを生涯にわたり観察したところ、①シナプス数が急増する幼少期、②安定する成人期、③少し数は減るが個々のシナプスのサイズが増える成人期後期の大きく3段階に分かれるそうです。今朝の『サイエンス』誌より→bit.ly/3dZu9u8(マウス脳の研究です)
323
【旅の眠り】旅行中や出張中は睡眠のパターンが変わります。普段から睡眠不足の人は旅先でよく睡眠をとるようになり、睡眠の足りている人は逆に短くなるそうです。今朝の『ネイチャー人間行動』誌より→ nature.com/articles/s4156… (平生時とは逆になるのですね。なんとなくわかる気がします)
324
ドパミン神経を刺激すると脳内時計が遅れるそうです。つまり、快楽時は心理時間の進みが物理時間よりゆっくりになります。今朝の「サイエンス」誌より→ goo.gl/bJZiN2(だから「楽しいときは思いのほか時間が早く過ぎる」のだと著者らは主張しています)
325
【それは好みの問題!?でもその先が肝心】たしかにモノの選択は個人の嗜好によります。だかこそ、デキる人は周囲で自分の好みに似た人を素早く見出して参考し決断するそうです。一方、デキない人は世間の平均意見に沿って判断するようです。今朝の『ネイチャー人間行動』→ goo.gl/fom3cQ