51
52
19世紀ロンドンは不潔との戦いの連続だった。コレラ、汚水の排水、洗濯、浴場、公園……
そして世紀末、問題となったのが馬糞。
かつて馬車は贅沢な乗り物で、貴族くらいしか乗れなかったけど、19世紀は馬車需要が跳ね上がる。
53
54
ドイツに帝国アハト(追放)刑と言う刑罰があった。
これは死刑より凄まじいもので、対象を『法の保護の外に置く』というもので、正に国家による保護から一人の人間を追放する極刑。
人間ではなく狼とか死人として対象は扱われるので殺そうが何をしようが構わない。
55
おはよう。ゴイアニア事故も有名だけどラジソールも有名だよね。
ラジウム入りエナジードリンク。まだまだ放射性物質と言うものへの理解が進まなかった20世紀初頭の話。
万能薬と宣伝され、飲むと実際(痛めつけられた身体が防衛反応で赤血球と白血球を増産して)元気になった(気がする)みたい。
56
現代における文系の紛れもない頂点の一人なのよね。実は。ラテン語で古代詩を暗誦できるし、チャーチルの伝記を書くくらい文章力もある。 twitter.com/borisbikefake/…
57
58
第一次世界大戦が始まった当初、イギリスは志願制を取っていたけど、兵士になれるのは比較的背が高く、体格のいい男性に限られていた。具体的には160センチ。
これは160センチ未満の男性達の自尊心を大きく傷付けることになる。
「背が低いからって臆病者扱いは我慢ならん!」
59
北欧神話における天国をヴァルハラと言うけど、ここは神々の住まう城で、戦場で斃れた戦士のみがこの門をくぐる事を許される。
戦女神ワルキューレからお酌を受けて、尽きる事ない肉食を楽しみ、朝になるとひたすら夜になるまで殺し合いの戦闘訓練をやって生き返ってまた宴会。
60
61
62
イギリス最大の敵は?
1700年以降、イギリスと最も敵対した国はフランスで、20度も敵対してるみたい。
では最大の友好国はと言うとこれまたフランスで、18度も同盟してる。仲良いわねあんたら。
63
65
66
街の家々は全て壁を共有していて、すし詰め状態で建っていて、家の中に入るための出入り口は天井にしかない。
つまり住人たちは梯子を伝って屋根の上に登り、屋根と屋根を行き来して街を歩いた。地面には街路がないからね。
こうした独特の街ができたのには理由がある。
67
68
69
ペンギンジョーク。
ガソリンスタンドの店員が、やってきた車の後部座席にペンギンが乗っているのを見た。
「お客さん、そのペンギンは?」
「ああ、そこで拾ったんだ」
当然のように男は返す。
「動物園に連れてってあげたらどうです?」
「それはいいな、そうするよ」
そうして車は去った。
70
71
ナチスドイツの親衛隊の将校服は格好いい。
現代から見ても格好いいので、当時だと敵軍からも憧れを買った。
そんな訳でドイツ軍を打ち破った連合軍兵士が状態のいい制服を見つけると、テンション上がって着用して味方陣地に走って見せびらかしにいったそう。
大体は撃ち殺されたとか。
72
男は自業自得と言うか、即死せずに十数日、もがき苦しんで死亡。
裁判所に出頭した母親は傍聴人達から「ブラヴォー!」の声をもって迎え入れられたとか。
スペインはヴェンデッタの国。母は強し。
73
74
75
そういや、『湯水の如く』と言う表現あるけど、これっていつ頃が発祥なんだろ。
日本でもたとえば江戸時代とかだと、燃料費もバカにならんはずだから、お湯というのは中々それなりに高価なものではないかと思うんだけど。ゆで卵は江戸時代高級品だったと聞くし。