エリザ(@elizabeth_munh)さんの人気ツイート(リツイート順)

51
シャルル・ド・バッツ=ド・カステルモール=ダルタニャン。通称ダルタニャンは17世紀を生きたフランス軍人。 彼は古より戦の絶えないフランス・スペイン国境ガスコーニュ地方の男であり、気性荒く勇猛果敢な『ガスコン』だった。
52
19世紀ロンドンは不潔との戦いの連続だった。コレラ、汚水の排水、洗濯、浴場、公園…… そして世紀末、問題となったのが馬糞。 かつて馬車は贅沢な乗り物で、貴族くらいしか乗れなかったけど、19世紀は馬車需要が跳ね上がる。
53
ロウサ・リントーン=オーマンは20世紀初頭のイギリスの女性政治活動家。 彼女は戦間期のイギリスで初となるファシズム組織、イギリスファシスト党(The British Fascists)のオーガナイザーであり、イギリスにおける最初のファシストの一人だった。
54
ドイツに帝国アハト(追放)刑と言う刑罰があった。 これは死刑より凄まじいもので、対象を『法の保護の外に置く』というもので、正に国家による保護から一人の人間を追放する極刑。 人間ではなく狼とか死人として対象は扱われるので殺そうが何をしようが構わない。
55
おはよう。ゴイアニア事故も有名だけどラジソールも有名だよね。 ラジウム入りエナジードリンク。まだまだ放射性物質と言うものへの理解が進まなかった20世紀初頭の話。 万能薬と宣伝され、飲むと実際(痛めつけられた身体が防衛反応で赤血球と白血球を増産して)元気になった(気がする)みたい。
56
現代における文系の紛れもない頂点の一人なのよね。実は。ラテン語で古代詩を暗誦できるし、チャーチルの伝記を書くくらい文章力もある。 twitter.com/borisbikefake/…
57
1815年6月18日、ナポレオンは生涯最後となる戦場に臨んだ。天幕で横になっていたナポレオンが起き上がり、ブーツを履いて地面を踏み締めると、ずぶりと沈み込む。ナポレオンは不機嫌そうに舌打ちをした。 「泥か」 機動戦術を得意とする彼に地形は味方しない。 ワーテルローの戦いが始まる。
58
第一次世界大戦が始まった当初、イギリスは志願制を取っていたけど、兵士になれるのは比較的背が高く、体格のいい男性に限られていた。具体的には160センチ。 これは160センチ未満の男性達の自尊心を大きく傷付けることになる。 「背が低いからって臆病者扱いは我慢ならん!」
59
北欧神話における天国をヴァルハラと言うけど、ここは神々の住まう城で、戦場で斃れた戦士のみがこの門をくぐる事を許される。 戦女神ワルキューレからお酌を受けて、尽きる事ない肉食を楽しみ、朝になるとひたすら夜になるまで殺し合いの戦闘訓練をやって生き返ってまた宴会。
60
ロンドン警視庁をスコットランド・ヤードと呼ぶけど、これは警視庁本部が設けられた建物の正面玄関が狭く、出入りする際には間口の広いグレース・スコットランド・ヤード通り(中世にスコットランド王家の宿泊施設があったことに由来)に面した門を使ったから。 日本でも桜田門は警視庁の別名ね。
61
1962年、我らがロンドン橋は落ちようとしていた。 「ロンドン橋売った!」 ロンドン市議会は日々落ち行くロンドン橋を売却する事を決意する。 「面白い、ロンドン橋買った!」 オークションに掛けられたロンドン橋に買い手がつく。かくしてロンドン橋は旅をする。 アメリカはアリゾナへと。
62
イギリス最大の敵は? 1700年以降、イギリスと最も敵対した国はフランスで、20度も敵対してるみたい。 では最大の友好国はと言うとこれまたフランスで、18度も同盟してる。仲良いわねあんたら。
63
1915年、第一次世界大戦中のイギリスにて、軍需大臣を務めるロイド=ジョージが叫んだ。 「酒は我々の最大の敵だ!」 実感の籠った台詞と言える。なにせ彼自身とんでもない大酒飲みで、まるで節度を弁えられなかったのだから。 イギリスと酒の戦いが始まる。
64
1945年2月13日。最後の構成も頓挫し、降伏まで秒読みとなったドイツの古都、ドレスデンに無数の爆撃機が向かう。既に迎撃に向かうべき空軍など絶えて久しかった。 虐殺が始まる。
65
ヘレン・ビアトリクス・ポターは1866年、ロンドンに生まれた。 母親と同じファーストネームだったので周囲は彼女をビアトリクスと呼び、親しい人は単にBと呼ぶ。階級としてはミドルクラスながら、資産家の両親を持つ彼女はアッパー・ミドル。即ち貴族でないだけで、ほぼ上流に近い家の娘だった。
66
街の家々は全て壁を共有していて、すし詰め状態で建っていて、家の中に入るための出入り口は天井にしかない。 つまり住人たちは梯子を伝って屋根の上に登り、屋根と屋根を行き来して街を歩いた。地面には街路がないからね。 こうした独特の街ができたのには理由がある。
67
ヘンリー・トンプソンは泌尿器科の医師で、尿結石に悩むナポレオン3世やレオポルト1世に非常に頼られた。 優れた医師であるトンプソンは公衆衛生にも関心があり、そのためにある改善が必要だと提言する。 即ち、伝統的な土葬から火葬への切り替えだった。
68
「ヨーロッパで最も速い鳥は?」 ギネスビール社社長ビーバーは狩に出た帰りに友人達と議論になり、中々白熱したものの結論が出なかった事から、こうした議論の種になりそうなあらゆる記録を集めた本があれば人々の興味を引き、またビールの宣伝になるのではないかと考えた これが有名なギネスブック
69
ペンギンジョーク。 ガソリンスタンドの店員が、やってきた車の後部座席にペンギンが乗っているのを見た。 「お客さん、そのペンギンは?」 「ああ、そこで拾ったんだ」 当然のように男は返す。 「動物園に連れてってあげたらどうです?」 「それはいいな、そうするよ」 そうして車は去った。
70
スティルルームとは聞き慣れない言葉だと思う。 薬品の調合を行う蒸留室をスティルルームと言い、ここで働くメイドをスティルメイドと言った。家事一般が女性の仕事とされた時代、家庭医療は女性の職分であり、そのための専用の部屋も裕福な家庭にはあったのね。
71
ナチスドイツの親衛隊の将校服は格好いい。 現代から見ても格好いいので、当時だと敵軍からも憧れを買った。 そんな訳でドイツ軍を打ち破った連合軍兵士が状態のいい制服を見つけると、テンション上がって着用して味方陣地に走って見せびらかしにいったそう。 大体は撃ち殺されたとか。
72
男は自業自得と言うか、即死せずに十数日、もがき苦しんで死亡。 裁判所に出頭した母親は傍聴人達から「ブラヴォー!」の声をもって迎え入れられたとか。 スペインはヴェンデッタの国。母は強し。
73
その日、イギリス中のテレビとラジオのチャンネルがBBCに合わせられた。レポーターが興奮気味に捲し立てる 「雨天にも関わらず300万人もの観衆が集まっています! 前日から座り込んでいた人もいました。雨の多い国イギリスらしい雨です!」 1953年6月2日、エリザベス2世の戴冠式が挙行された。
74
イギリスではクリスマスディナーの際、紙の王冠を被って食事を取る伝統がある。これは王族と言えども例外ではないとされ、エリザベス2世女王もクリスマスの時には被っていたとか。 この帽子、何処から出てきて何故受け入れられたのか。
75
そういや、『湯水の如く』と言う表現あるけど、これっていつ頃が発祥なんだろ。 日本でもたとえば江戸時代とかだと、燃料費もバカにならんはずだから、お湯というのは中々それなりに高価なものではないかと思うんだけど。ゆで卵は江戸時代高級品だったと聞くし。