26
お昼のTIPS。
第二次大戦中、コカ・コーラ社は戦争への全面協力を申し出、ロビー活動を繰り広げてコカ・コーラを『軍需品』のリストに捩じ込んだ
「兵士がいかな極地にいようと、激戦地にいようと、5セントでコーラを販売する事を約束する」
と力強く宣言。アメリカ軍はコカ・コーラ社に好感を持つ
27
28
一般に地震のない国として知られるイギリスだけど、一切ない訳ではない。特にテューダー朝時代、1580年に起きた地震は最大の被害を出し、グレート・アースクエイクと言われてる。震度は2にも達し、死者は二人出た。城も崩れたし教会の煙突も落ちている。当時の清教徒たちは地震を神の裁きと畏れたとか
29
30
31
32
33
34
35
「中世人は水が汚染されているから代わりにビールを飲んでいた」
わたしも数年前までは信じてた神話だけど、これは事実ではない。正しくは19世紀中頃のロンドン市民の話で、例によって近代は中世よりはるかに汚く、テムズ川の水を飲めばほぼ確実に死んだ。 twitter.com/elizabeth_munh…
36
37
38
39
ムカデはその獰猛さと攻撃性から武士に好まれ、『前進しかできない』と信じられた事から日本では家紋や兜の前立てにも使われた昆虫。
ところがヨーロッパだと昆虫それ自体の人気が乏しく、紋章への採用例は稀で、いいとこ蜜蜂くらい。勤勉の象徴。
40
コーラの他のアメリカ魂の話もひとつ。
1920年から1933年まで、アメリカは壮大な社会実験となる禁酒法が施行されてた。文字通り、一切の酒を飲んではならぬという法律ね
そうは言っても飲みたい人は飲みたいから却って密造酒が出回り、ギャングの資金源に酒はなってしまう。しかし市場から酒は消えた
41
42
クリスマスは禁止!
モテないアラサーの心の叫びではない。17世紀のごく短い間、イギリスではクリスマスは禁止だった。それはモテない男たちの恨みのためではなく、寧ろガチガチに真面目で熱心な人達が引き起こした理想主義と論理性の結実だった
「大体キリスト教と12月25日に何の関係があるんだ?」
43
44
お昼のTIPS。
メシマズ大国イギリスだけど、音楽不毛の地でもあり、歴史に名を残すレベルの独自の音楽家には長年恵まれなかった。ヘンデルは帰化人で、もとはドイツ人ね。エルガーやホルストでようやくって感じ。
同様に絵画でも不毛の地で、中々自国を代表する画家が出なかった。
45
アーサー王物語の決定版となる『アーサー王の死』を書いたトマス・マロリーとはいかなる人物なのか?
この特定作業の最中、有力人物として浮上した騎士のパーソナリティが明らかになると、イギリス中が困惑した。
マロリーは客観的に見てろくでなしの犯罪者で、騎士の名に値しなかった。
46
47
48
49
第一次大戦中、イギリスが困ったことが一つある。前線に兵士は欲しい。ひかし生産力は維持どころか増産が求められた。
穴埋めに女性労働力が使われ、砲弾の生産は元より、農家や即席の農場にも女性が派遣される。26万人の『女性陸軍』の戦場は畑だった。
しかし女性ではどうにもならないところも。