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ムカデはその獰猛さと攻撃性から武士に好まれ、『前進しかできない』と信じられた事から日本では家紋や兜の前立てにも使われた昆虫。
ところがヨーロッパだと昆虫それ自体の人気が乏しく、紋章への採用例は稀で、いいとこ蜜蜂くらい。勤勉の象徴。
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19世紀ロンドンは不潔との戦いの連続だった。コレラ、汚水の排水、洗濯、浴場、公園……
そして世紀末、問題となったのが馬糞。
かつて馬車は贅沢な乗り物で、貴族くらいしか乗れなかったけど、19世紀は馬車需要が跳ね上がる。
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イギリス最大の敵は?
1700年以降、イギリスと最も敵対した国はフランスで、20度も敵対してるみたい。
では最大の友好国はと言うとこれまたフランスで、18度も同盟してる。仲良いわねあんたら。
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ブリティッシュジョーク
何故イギリスは左側通行なのか?
何故なら、彼らには権利(right)がないからです。
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最も長い英単語は?
「smiles」
何故ならsの間に1マイルも挟まれているから。
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世界一有名な富豪家と言えばロスチャイルド家。
元はドイツ系なんだけど、ナポレオン戦争の最中、英仏に振り回されるドイツは物流が混乱し、時の当主はイギリスに移住。
水を得た魚のように金融家としての能力を発揮し、たちまちイギリスいちの富豪に成り上がった。
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おはよう。ゴイアニア事故も有名だけどラジソールも有名だよね。
ラジウム入りエナジードリンク。まだまだ放射性物質と言うものへの理解が進まなかった20世紀初頭の話。
万能薬と宣伝され、飲むと実際(痛めつけられた身体が防衛反応で赤血球と白血球を増産して)元気になった(気がする)みたい。
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クリスマスは禁止!
モテないアラサーの心の叫びではない。17世紀のごく短い間、イギリスではクリスマスは禁止だった。それはモテない男たちの恨みのためではなく、寧ろガチガチに真面目で熱心な人達が引き起こした理想主義と論理性の結実だった
「大体キリスト教と12月25日に何の関係があるんだ?」
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「中世人は水が汚染されているから代わりにビールを飲んでいた」
わたしも数年前までは信じてた神話だけど、これは事実ではない。正しくは19世紀中頃のロンドン市民の話で、例によって近代は中世よりはるかに汚く、テムズ川の水を飲めばほぼ確実に死んだ。 twitter.com/elizabeth_munh…
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コーラの他のアメリカ魂の話もひとつ。
1920年から1933年まで、アメリカは壮大な社会実験となる禁酒法が施行されてた。文字通り、一切の酒を飲んではならぬという法律ね
そうは言っても飲みたい人は飲みたいから却って密造酒が出回り、ギャングの資金源に酒はなってしまう。しかし市場から酒は消えた
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現代における文系の紛れもない頂点の一人なのよね。実は。ラテン語で古代詩を暗誦できるし、チャーチルの伝記を書くくらい文章力もある。 twitter.com/borisbikefake/…
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1940年、ダンケルク撤退の大成功は萎えかけていたイギリスの戦意を再び燃え上がらせたものの、1人でも多く兵士を返すため、重火器や車両の類は全て放棄してきたイギリスは素手も同然だった。
その上でドイツの本土侵攻の可能性が高まる。イギリスは悲愴な本土決戦の覚悟を固めた。
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街全体が城壁としての機能を持っていた、かなり特殊な街ね。千年ほど栄えたみたい。文字のない時代だから詳細は不明だけどね。遺跡の規模から都市と言うに相応しく、人類最古の大都市とも言われてるわ。
こんな昔からでも、防衛と言うのは大きな課題だったことが伺えるわね。