エリザ(@elizabeth_munh)さんの人気ツイート(いいね順)

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一般に地震のない国として知られるイギリスだけど、一切ない訳ではない。特にテューダー朝時代、1580年に起きた地震は最大の被害を出し、グレート・アースクエイクと言われてる。震度は2にも達し、死者は二人出た。城も崩れたし教会の煙突も落ちている。当時の清教徒たちは地震を神の裁きと畏れたとか
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キャサリン・ウィルキンソン。通称キティは19世紀前半の貧民の女で、生涯の殆どを極貧の中で過ごした アイルランドから港町リヴァプールに引っ越してきたキティはその道中、海難事故に遭い父と妹を亡くす 母子家庭となったキティは母親の負担とならぬよう、年季奉公人として紡績工場で12歳から働いた
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1932年、イギリス首相スタンリー・ボールドウィンは議会で「未来への恐怖」と呼ばれる演説をした。 「爆撃機はいつでもやって来ます。そして、それを防ぐ事は出来ないでしょう」 誰もが諦念と恐怖と共に聞き入る中、それを苦々しく聞く男がいた。 「舐められたものだ」
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おはよう。今朝のTIPS。 第二次世界大戦中、アメリカ軍に全面協力したコカ・コーラ社によって、コカ・コーラは一気に世界中に広がり、大人気となったけど、戦後になっても飲めなくて困った人もいた。 それがソ連最大の名将、ジューコフ元帥。
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お昼のTIPS。 第二次大戦中、コカ・コーラ社は戦争への全面協力を申し出、ロビー活動を繰り広げてコカ・コーラを『軍需品』のリストに捩じ込んだ 「兵士がいかな極地にいようと、激戦地にいようと、5セントでコーラを販売する事を約束する」 と力強く宣言。アメリカ軍はコカ・コーラ社に好感を持つ
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お昼のTIPS。 メシマズ大国イギリスだけど、音楽不毛の地でもあり、歴史に名を残すレベルの独自の音楽家には長年恵まれなかった。ヘンデルは帰化人で、もとはドイツ人ね。エルガーやホルストでようやくって感じ。 同様に絵画でも不毛の地で、中々自国を代表する画家が出なかった。
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ペンギンジョーク。 ガソリンスタンドの店員が、やってきた車の後部座席にペンギンが乗っているのを見た。 「お客さん、そのペンギンは?」 「ああ、そこで拾ったんだ」 当然のように男は返す。 「動物園に連れてってあげたらどうです?」 「それはいいな、そうするよ」 そうして車は去った。
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1815年6月18日、ナポレオンは生涯最後となる戦場に臨んだ。天幕で横になっていたナポレオンが起き上がり、ブーツを履いて地面を踏み締めると、ずぶりと沈み込む。ナポレオンは不機嫌そうに舌打ちをした。 「泥か」 機動戦術を得意とする彼に地形は味方しない。 ワーテルローの戦いが始まる。
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『2ペニーの二日酔い』と聞くと安酒を煽って身を持ち崩す人を想像するでしょう。しかしこれは酒の名前ではなく、宿の名前だった。 ヴィクトリア朝時代、豊かなロンドンを目指して地方から人口が殺到。過密状態のロンドンはホームレスで溢れた。彼らは野良犬のように野宿し、冬は凍える寒さに晒される
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1940年6月、迫り来るドイツ軍にフランスは敗退し、イギリス陸軍は包囲殲滅の瀬戸際でダンケルクから撤退に成功する。 これはダンケルクの奇跡と呼ばれ、イギリスの士気を高めたものの、連れて帰ってきたのは兵士だけで、全ての重装備は放棄せざるを得なかった。
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そういや、『湯水の如く』と言う表現あるけど、これっていつ頃が発祥なんだろ。 日本でもたとえば江戸時代とかだと、燃料費もバカにならんはずだから、お湯というのは中々それなりに高価なものではないかと思うんだけど。ゆで卵は江戸時代高級品だったと聞くし。
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ローストビーフと共にイギリスとは切っても切れない関係の料理、それがヨークシャープディング。 比較的簡単な料理で、小麦粉、卵、牛乳を混ぜた生地をオーブンの中に入れて高温で膨らませる。
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ロウサ・リントーン=オーマンは20世紀初頭のイギリスの女性政治活動家。 彼女は戦間期のイギリスで初となるファシズム組織、イギリスファシスト党(The British Fascists)のオーガナイザーであり、イギリスにおける最初のファシストの一人だった。
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不思議な絵画、マネ、『フォリー・ベルジェールのバー』。 一見、舞台を背負ったバーメイドに見えるけど、少しすると、背景が鏡である事に気づく。 しかし鏡だと気づくと今度は中央の女性の鏡像の位置関係に疑問を覚える。斜め右? 一緒に描かれてる紳士はどこ?
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男は自業自得と言うか、即死せずに十数日、もがき苦しんで死亡。 裁判所に出頭した母親は傍聴人達から「ブラヴォー!」の声をもって迎え入れられたとか。 スペインはヴェンデッタの国。母は強し。
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1945年2月13日。最後の構成も頓挫し、降伏まで秒読みとなったドイツの古都、ドレスデンに無数の爆撃機が向かう。既に迎撃に向かうべき空軍など絶えて久しかった。 虐殺が始まる。
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1940年の末、RAFに最新鋭の航空機が就役する。木造機だった。 全金属機が当たり前の時代、空軍関係者がひそひそと不安げに囁く中、一人の男が楽しげにその飛行を見守っていた。 「さぁ、皆をあっと言わせてくれ」
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イギリスの一兆円外食産業はカレー。 日本人の国民食たるカレーだけど、カレー好きならイギリス人も負けてない。寧ろカレー好きを日本人に伝播したのがイギリス人。10月にはカレーウィークもイギリスにはある。2001年には外務大臣がカレーを本物のイギリスの郷土料理と称した。
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1650年代、イギリスに初めてコーヒーが紹介された。 当時、コーヒーはイスラム圏と付き合いのあったヴェネツィアくらいしか飲まれておらず、口当たりもあまりよくなかったので悪魔の飲み物ではないかと当初思われていたものの、頭痛や痛風、皮膚病に効くとされて受け入れられる。
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ネル・グウィンは17世紀のイギリス王、チャールズ2世の寵姫(ロイヤル・ミストレス)の1人で、そしてその中でも最も有名な女性。 彼女はスラムの生まれで、父親は物心ついた頃にはすでに他界し、母親は売春宿で働いてどうにか娘を養うくらいに貧しかった。ネル自身も幼い頃から給仕するなどして働く。
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第一次世界大戦が始まった当初、イギリスは志願制を取っていたけど、兵士になれるのは比較的背が高く、体格のいい男性に限られていた。具体的には160センチ。 これは160センチ未満の男性達の自尊心を大きく傷付けることになる。 「背が低いからって臆病者扱いは我慢ならん!」
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早すぎた発明は時を経て再発明される事がある。1662年、フランスの哲学者パスカルはパリ市民の日常の足として、乗合馬車を提案した。 「料金さえ払えば誰でも使う事のできる公共のキャリッジだ。定刻がくれば乗客ゼロでも出発し、毎日決まったコースを走る」
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制海権を保持する国は一見、どこからでも敵に攻め掛かれるように見える。しかしその実上陸作戦を出来るところはとても限られた。何故なら浅瀬に向かって攻め寄せても船が接岸できず、満足な荷下ろしができない。 そこでイギリス軍は考えた 「港を移動させよう」 かくして前代未聞の計画が持ち上がる
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「『不沈艦』なんて。二隻も沈んでるのに。寧ろ縁起の悪い女でしょう」 とは言え今もその異名が途絶えることはない。 何となれば、45000トンが二度沈んでも、彼女は決して沈まなかったのだから。
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モード・エレン・ブルースは20世紀をほぼ生きた女性。 労働者階級に生まれた彼女は一般的な家事メイドに最初就き、何事も無ければやがて伴侶を得て、普通のお嫁さんとして一生を送るはずの普通の女性だった。 しかし彼女を取り巻く環境は時代の大波によって激変する。