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一般に地震のない国として知られるイギリスだけど、一切ない訳ではない。特にテューダー朝時代、1580年に起きた地震は最大の被害を出し、グレート・アースクエイクと言われてる。震度は2にも達し、死者は二人出た。城も崩れたし教会の煙突も落ちている。当時の清教徒たちは地震を神の裁きと畏れたとか
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キャサリン・ウィルキンソン。通称キティは19世紀前半の貧民の女で、生涯の殆どを極貧の中で過ごした
アイルランドから港町リヴァプールに引っ越してきたキティはその道中、海難事故に遭い父と妹を亡くす
母子家庭となったキティは母親の負担とならぬよう、年季奉公人として紡績工場で12歳から働いた
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お昼のTIPS。
第二次大戦中、コカ・コーラ社は戦争への全面協力を申し出、ロビー活動を繰り広げてコカ・コーラを『軍需品』のリストに捩じ込んだ
「兵士がいかな極地にいようと、激戦地にいようと、5セントでコーラを販売する事を約束する」
と力強く宣言。アメリカ軍はコカ・コーラ社に好感を持つ
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お昼のTIPS。
メシマズ大国イギリスだけど、音楽不毛の地でもあり、歴史に名を残すレベルの独自の音楽家には長年恵まれなかった。ヘンデルは帰化人で、もとはドイツ人ね。エルガーやホルストでようやくって感じ。
同様に絵画でも不毛の地で、中々自国を代表する画家が出なかった。
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ペンギンジョーク。
ガソリンスタンドの店員が、やってきた車の後部座席にペンギンが乗っているのを見た。
「お客さん、そのペンギンは?」
「ああ、そこで拾ったんだ」
当然のように男は返す。
「動物園に連れてってあげたらどうです?」
「それはいいな、そうするよ」
そうして車は去った。
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そういや、『湯水の如く』と言う表現あるけど、これっていつ頃が発祥なんだろ。
日本でもたとえば江戸時代とかだと、燃料費もバカにならんはずだから、お湯というのは中々それなりに高価なものではないかと思うんだけど。ゆで卵は江戸時代高級品だったと聞くし。
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男は自業自得と言うか、即死せずに十数日、もがき苦しんで死亡。
裁判所に出頭した母親は傍聴人達から「ブラヴォー!」の声をもって迎え入れられたとか。
スペインはヴェンデッタの国。母は強し。
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第一次世界大戦が始まった当初、イギリスは志願制を取っていたけど、兵士になれるのは比較的背が高く、体格のいい男性に限られていた。具体的には160センチ。
これは160センチ未満の男性達の自尊心を大きく傷付けることになる。
「背が低いからって臆病者扱いは我慢ならん!」
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「『不沈艦』なんて。二隻も沈んでるのに。寧ろ縁起の悪い女でしょう」
とは言え今もその異名が途絶えることはない。
何となれば、45000トンが二度沈んでも、彼女は決して沈まなかったのだから。
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