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コロナ感染後に続く慢性疲労の方が非常に多いです。最近はコロナ感染の重症化率が減っているので、もう罹っても良いやという風潮を感じますが、これだけ疲労感が続く患者さん達を日々診ていると、やはりできることなら感染は避けたいと思います。。
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家族「この人、毎年花粉の季節になると会話がおかしくなり、人が見えたりするんです」
・・春先や秋口になると幻視・興奮が現れる高齢患者では、念のため「薬剤性のせん妄」を疑いましょう。
抗コリン作用が含まれる花粉症治療薬(アレグラ®︎等)で薬剤性のせん妄が誘発されることがあります。
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重症肺炎になった徘徊する認知症患者の入院。点滴の自己抜去を繰り返す。
医師「治療には点滴が必須で、身体拘束をしないと命に関わります🙏」
家族「可哀想なのでダメ❌」
医師「では付き添いを🙏」
家族「忙しいから無理」
夜間に窓から脱走し、危篤で発見💦
家族「責任とれ💢」
医師「😰」
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受付「先生の知り合いの方が発熱で相談したいと電話がかかってます」
医「お名前は?」
受付「田中さんと」
医「(田中?どの田中?)とりあえず繋いで下さい」
患「初めまして!実は二日前から発熱があり、、」
・・不動産勧誘で名前を騙って医師に繋ぐ業者はいましたが、とうとう患者さんまで。。
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ワクチンの辛い副作用が出る確率はコロナに感染する確率よりをずっと高いため、ワクチン接種を控えているという方が多いです。
ただ、、悔しいことなのですが、、おそらくかなり近いうちに、「自分はどうして一刻も早く打とうとしなかったんだろう」と痛感する方々が急増する事態が来そうです。
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また漢方でリウマチが治ると断言され、これまで出されていた生物製剤を自己中断して、関節炎悪化で動けなくなった患者さんを診ました。
良かれと思ってやっているのは分かるので、前医の悪口は決して言いませんが、悪化を診ると悲しくなるのです。
やはり断言には力があるんでしょうね。
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代表的風邪薬「PL顆粒」。
このPLですが、『緑内障、前立腺肥大症に禁忌』であることは意外に知られておらず、PL処方に伴う抗コリン作用で、眼圧上昇や尿閉を起こした症例を幾例も経験しています。
PL投与時は特にこれらの既往の確認が非常に大切と考えています。私は高齢者には基本処方はしません。
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#とある高齢肺炎患者
患者「抗生剤で一度効いたんだが、また咳が・・💦」
医師「どんな抗生剤をもらいましたか?」
患者「確かクラ・・」
医師「クラビット!?」
患者「それです」
医師「痰培養をしましょう」
・・肺結核。。肺炎治療にニューキノロンを不用意に使うと、結核を見逃します💢
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先日、通院患者さんの家族から突然私の携帯に電話がかかってきた。
お薬の飲み忘れをどうしたらよいかという内容であったが、そのことよりも
何故私個人の番号を知っているのか、気になって仕方がなかった。
確認すると、ケアマネが親切に教えてくれたと!
こっ、個人情報!!
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患「症状ないんですが、抗原で陰性確認だけお願いできますか?2日連続で」
・・朝から会社に出勤するためのコロナ抗原検査希望の電話が絶えない、、。
ただでさえ発熱外来でパンク状態なのに、これ以上受けられません。
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成人でステロイドを長期内服していても、骨粗鬆症の治療をされていない方が結構おられます。
ステロイド量や年齢、骨密度、骨折歴などで治療の必要性は変わりますが、
実は、
「プレドニゾロン7.5㎎以上を3か月以上内服している」
場合には、
それだけで骨粗鬆症の積極的な治療対象になります。
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患者「咳がきつくて、、」
医師「じゃあ咳止め出しますね」
〜数日後救急で〜
患者「お腹が痛い🥶」
医師「CTで腸閉塞が💦」
・・咳止めの頻用薬(特にコデイン系)では、高度の便秘を起こし、腸閉塞になることもあります。咳止め使用時には、普段から便秘がある方は特に注意が必要です👆
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アセトアミノフェン(カロナール®︎)は体格にもよりますが
✔︎少量〜中等量(400-600mg/回)
➡︎解熱効果
✔︎中等量〜高用量(600-1000mg/回)
➡︎鎮痛効果
をもたらします。
ただし、1日総内服量が1500mg超える期間が続くと、肝機能悪化リスクが増すのでご注意ください。 twitter.com/sekkai/status/…
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@takkman_rheum 確かに!診療情報提供依頼のかたちで今後、同ケースがあった場合、そうさせてもらいます。
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@Myuka2014 @hinohifuka 漢方は上手く使うととても強い味方になりますが(私も外来では漢方のヘビーユーザーです)、残念ながら漢方が自己免疫疾患や癌を完全に治癒させるというエビデンスはありません😅
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患「頭痛が酷くて、痛み止め飲んでも効かない・・」
・・最近、頭痛を主訴に来院し、話を伺うとだいたい水分不足(脱水)で、点滴をしたら回復する高齢者が増えてきています。
この時期、頭痛が出てきた時に鎮痛剤で様子をみるのではなく、まずは熱中症を疑って水分をしっかり取って下さい。
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気分不良の救急搬送🚑
医師「ご気分は大丈夫ですか?」
患者「実は今日、外受診来日なんですが・・」
医師「で、どうされました?」
患者「もう眠剤がなくて気分不良で・・」
医師「??」
患者「予約では2時間待ちなので、搬送だとすぐ薬をもらえるかと」
医師「💢」
・・救急車の無駄な乱用😰
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患者「マスクがどこにも売ってなくて・・」
医師「ほんと無いですよね💦」
患者「で、、5枚ほど譲ってもらえませんか?」
医師「えっ・・」
患者「お願いです!3枚だけでも」
医師「・・」
・・同様のパターンで外来でマスクを求める方結構あり。クリニックこそ常時マスク在庫が必要なのですが😷
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患者「先生、テポドンまだ在庫ありますか?」
私「ありません(うちは武器商人ちゃいます)」
・・ポピドンと間違えられるネタ事案発生のため報告
#今朝の外来
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咽頭痛・微熱が改善しない男性
患者「咽の痛みがもう一月です」
医師「突然失礼なのですが、性交渉は異性とだけされていますか?」
患者「いきなり何💦関係ないでしょ💢」
医師「申し訳ない🙏大切な質問で・・」
患者「言うか💢」
・・HIVの咽頭炎。AIDSは長引く咽頭炎で見つかることがあります👆
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現場では、、
「あー、もうあと少しでワクチン制限時間なのに予約の人がまだ来ない、電話も繋がらない、どうしよう、、代わりに打てそうな患者に電話をかけても、この時間で来れる人なんていない、身内にも忖度言われるから打てない、、あーもう時間きた😢」
ということがあちこちで起こっています。 twitter.com/Invesdoctor/st…
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自宅で転倒した在宅の認知症患者が、頭部CTで硬膜下血腫を認め、緊急手術後、認知症が劇的に改善!
「私はこれまで何してたんでしょう」とすたすた来院。
・・医者の中では常識なのですが、治療で良くなる認知症(treatable dimentia)というものがあり、その代表格が『慢性硬膜下血腫』なのです。
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高齢独居のコロナ患者は本当に大変です。特に身寄りのない人などでは、体調不良に加え外出もできないため、食事が手に入らず、水と米だけで10日間を乗り切ろうとされている方もおられます。
そのため、往診する私が買い出しに行くこともあります。