早坂隆(@dig_nonfiction)さんの人気ツイート(リツイート順)

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鎌倉の円覚寺に樋口季一郎中将の顕彰碑が建立され、本日、除幕式が執り行われました。今後、この場所が戦争と平和について考える大切な場所となることを願います。鎌倉観光の合間にでも、多くの方々に気軽に足を延ばしていただけたらと思います。
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靖國神社を参拝。日本の夏はお盆(盂蘭盆会)に死者を供養する古くからの風習と終戦の日が相まって、世界的にも珍しい独特の雰囲気に包まれます。少しでも御霊の慰めとなるよう、静かに鎮魂の気持ちを送りたいものです。そして御霊が微笑まれるような「安らかな国づくり」を目指さねばと思います。
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昭和12年7月29日、北平の東方に位置する通州という町で、冀東保安隊と呼ばれる中国人部隊らが日本人居留民への襲撃を開始。「通州事件」の勃発である。暴徒らは女性(妊婦を含む)や子供、老人まで無差別に虐殺した。結局、通州に約300人いた日本人の内、実に200人以上が犠牲になったとされる。合掌。
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イスラエル取材時にお会いすることができたクララ・シュバルツベルグさん。戦時中、大連に滞在していたクララさんは、樋口季一郎のビザによって救出された多くのユダヤ難民を目撃した。「日本人はあまりヒグチのことを知らない?日本人は学校で何を習っているのですか?」(取材日2009.10)
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元シベリア抑留者の方に取材した折、「北朝鮮の拉致問題は国民みんなで解決しないと」とおっしゃっていたことを思い出します。自らの体験から思うところがあったのだと思います。しかし、その後も拉致問題は進展せず、その方も数年前に亡くなられました。横田めぐみさんが拉致されて今日で40年。
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領空侵犯の恐れがある中国機等への自衛隊機の緊急発進(スクランブル)が、この10カ月だけで1000回を突破と過去最多。自衛隊のこうした対応によって私たちの生活は守られている。「平和主義者が暴力を放棄できるのは、他の者が代わりに暴力を行使してくれているからだ」(ジョージ・オーウェル)
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終戦直前の昭和20年7月、沖縄の石垣島から台湾に疎開する島民を乗せた2隻の小型船が、米軍機の攻撃を受けて遭難。漂流者たちは尖閣列島の魚釣島に上陸しましたが、その後、餓死者も出る惨劇となりました。犠牲者のご遺骨は、未だ島内に残されています。一刻も早く遺骨収集を行い、慰霊祭をすべきです。
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韓国が不法占拠する竹島(島根県)について、日本の領有を説明するウェブサイトが、内閣官房により新たに開設されました。まずはとにかく事実を知ることから。皆んなで機運を高めていきましょう。 竹島問題について|領土・主権対策企画調整室 cas.go.jp/jp/ryodo/ryodo…
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あいちトリエンナーレでは、特攻隊を侮辱するような展示もあったとの事。以下、特攻隊員たちの遺詠などを紹介します。 生きるのは 良いものと気が付く 三日前 犬に芸 教えおおせて 友は征き 咲くもよし 散るはなほよし わかざくら 即菩提 即煩悩の きさら月 芸術とは何でしょうか。合掌。
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樋口季一郎中将の顕彰碑が、鎌倉の円覚寺に建立されます。樋口は多くのユダヤ難民を救出し、占守島の戦いによって日本をソ連の分割から守った人物。以前はほぼ埋もれた存在でしたが、近年では関心を持つ方が増えてきました。樋口がドラマや映画になったら、この国の雰囲気も変わるのではと思います。
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「文藝春秋」(9月号)に寄稿した「証言・ソ連を北海道から撃退せり」の一部が文春オンラインに転載されました。占守島の戦いについての貴重な肉声です。 玉音放送2日後、北海道をソ連兵9000人が奇襲した「知られざる地上戦」元日本兵が証言 #早坂隆 #文藝春秋 #文春オンライン bunshun.jp/articles/-/564…
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アメリカやヨーロッパが強力な「対中包囲網」を構築しようという中で、世界第3位の経済規模を持ち、中国の隣に位置する日本の役割は極めて重要に。しかし、現状の動きはいかにも鈍い。政界やメディア内などに巣食う親中派が、この国の舵取りを危うくさせている。歴史の分岐点を間違ってはいけない。
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1919年、第一次世界大戦後に開かれたパリ講和会議において、日本は世界の先進国で初めて「人種差別の撤廃」を明確に主張。結局、この提案はアメリカやイギリスの反対によって否決されましたが、そんな日本が中国への人権決議一つ骨抜きでしか出せない国になってしまったのかと思うとあまりに情けない。
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古来、日本人は「個」よりも「公」や「和」を大切にしてきた。西欧では「個の自由」がとりわけ重要視されるが、日本人の心の中には「行き過ぎた自由は身勝手」という概念が伝統的に深く根付いている。コロナ禍において我々が改めて立ち返るべきは、日本人のそんな心の機微ではないだろうか。
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ペリリュー島など、海外に放置されたままになっている戦没者のご遺骨の数は、実に112万柱にも及ぶ。遺骨収集を「国の責務」と定めた推進法が成立して4年。しかし、「ご遺骨の取り違え」が起きるなど、課題はなお山積している。遺骨収集は、国と戦没者との大切な約束。戦没者を二度死なせてはならない。
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台湾南部の農業の発展のため、烏山頭ダムを建設した八田與一。台湾では「最も尊敬すべき日本人」とも称され、その功績は教科書にも記載されている。そんな八田も1942年、乗っていた客船が米軍の攻撃に遭い死亡。その後、八田の妻は、かつて夫がつくったダムに身を投げて後を追った。合掌。
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終戦後、ソ連軍が千島列島の占守島に侵攻を始めた際、「断乎、反撃せよ」と徹底抗戦を命じたのが樋口季一郎陸軍中将。樋口の決断と現地軍の奮戦の結果、日本は「ソ連による北海道分割」の悪夢から免れた。樋口は満洲駐在時に「ユダヤ難民救出劇」を実現した事でも歴史に名を残す。丁寧に語り継ぎたい。
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もはや「ジャーナリスト」という言葉は、侮蔑の意味を込めて使用されているようだ。「ジャーナリストみたいなこと言うなよ」とは「いい加減なこと言うなよ」の意味とのこと。私はこの事態に忸怩たる思いも持つが、自省を込めて現状に鑑みれば、これは結局、自業自得だとしか言いようがない。
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多くのユダヤ難民を救った陸軍中将・樋口季一郎の名前は、イスラエルのエルサレムにあるJNF(ユダヤ民族基金)が保管する「ゴールデンブック」にも記されています。下記の写真は、私が現地で実際に確認した実物です。「GENERAL HIGUCHI」の文字が読めます。いまだに実在を疑う声があることは残念です。
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靖國神社「みたままつり」のご案内です。
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ここがおかしい教科書検定②「従軍慰安婦」の記述が復活。「従軍慰安婦」という言葉は「強制連行説」から生まれた戦後の造語。軍や官憲が慰安婦を拉致、連行したような誤解を与えてしまう可能性があるため、近年の教科書では不使用となっていたが、この呼称が復活した。これまでの是正に逆行する改悪。
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最新刊『ペリリュー玉砕 南洋のサムライ・中川州男の戦い』(文春新書)刊行。パラオ・ペリリュー島の指揮官だった中川州男大佐の評伝です。「サクラ、サクラ、サクラ」の言葉の背景を探ります。 ペリリュー玉砕 南洋のサムライ・中川州男の戦い 早坂隆 amazon.co.jp/dp/4166612220/… @AmazonJPより
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ロシアによるウクライナ侵攻の土台にあるのは「プーチンの歴史観」。そう考えると次に懸念すべきは「習近平の歴史観」だろう。習近平はこう語っている。「中華民族の偉大な復興の実現が、近代以降の中華民族の最も偉大な夢」「台湾統一は歴史的任務」。固有名詞以外、両者は同じ事を言っています。
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「占守島の戦い」は終戦後の昭和20年8月17日から始まった戦闘。千島列島の占守島に不法侵攻してきたソ連軍を日本軍が食い止めた戦いです。ソ連軍はそのまま南下して北海道の北半分を占領する計画でした。占守島で戦った方々のおかげで、日本は「分断国家」にならずに済んだのです。
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「ニューズウィーク日本版」の「これぞ雑誌」という仕事に敬意を表します。