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日本を続けざまに襲った台風と地震のニュースを知ったルーマニアの友人から心配のメール。彼の言葉を被災地の皆様に伝えたいと思います。「今、日本の皆様の幸福を教会で祈ってきました。宗教は違っても私たちは同じ仲間、友人だと思うから。ドラキュラの国から、太陽の国の皆様へ愛を込めて」
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「コロナ鬱」と言うけど、実はその正体は「ワイドショー鬱」ではないか?
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自衛隊では毎年、殉職者が出ています。令和3年度の自衛隊殉職隊員追悼式で追悼されたのは18柱。以下は某遺族の言葉です。「自衛官が有事に備え、命の危険を顧みず訓練や任務についていることを多くの国民にご理解いただきたい」。彼らのような存在があって、我々の日常が保たれています。合掌。
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【ジョーク】
日本人という民族はまったくどうかしている。
ベースボールでアメリカに勝ち、
スキーのジャンプでフィンランド人に勝ち、
ラグビーでアイルランドに勝つ。
以下は、イギリス人の切なる願いである。
「どうか日本人がクリケットの存在に気づきませんように」
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以前、パレスチナを取材中、空爆による多くの黒焦げの遺体を見、泣きながら宿に戻った。翌日、日本のネットニュースのトップは「アザラシのタマちゃんがケガ?」だった。私は号泣した。今はSNSがある。現地からの情報を得ながら皆が意見を発信できる。上手に活用しよう。「ロシアは爆撃を停止せよ」。
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「戦時中の日本は沖縄を『捨て石』にした」という表現。しかし、日本軍は沖縄防衛のために多大な戦力を投入。戦艦「大和」の海上特攻も沖縄に向けてのもの。零戦や水上兵器「震洋」の特攻も沖縄戦で最も多く実行された。彼らの献身と犠牲を無視した表現は不適切。遺族からも「やめてほしい」の声。
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「Jアラート」ではなく、はっきりと「空襲警報」と言えば良い。
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終戦後、樺太から北海道へ引き揚げる人々を乗せた3隻の民間船がソ連の潜水艦による魚雷攻撃に晒され、実に約1700名もの方々が犠牲となった(三船殉難事件)。潜水艦は海面に浮上し、無抵抗の船に機銃掃射まで行った。この潜水艦の艦長は現在、ロシアにおいて「英雄」とされている。
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取材でお世話になった多くの元日本軍兵士の方々が、ここ数年で亡くなられた。皆さん「平和の大切さ」を語ってくれたが、同時に「戦後の歴史教育の偏り」を嘆く声もとても多かった。ある方は「日本軍だけが悪者にされて悔しい」と下を向いた。ある方は「亡くなった戦友に申し訳ない」と号泣された。
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ウクライナと国境を接するルーマニア。現地で暮らすルーマニア人の友人に「大丈夫?」とメールしたら「次は日本かもしれないね。気をつけて」と返されてしまった。
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ソ連の最高指導者であったスターリンは、50万人もの日本人将兵を捕虜とする命令を極秘に発令。結果、57万人以上もの日本人がシベリアなどの地に強制連行され、多くの方々が無念の思いを抱えたまま絶命した。この明確な国際法違反は、今に到るまで全く裁かれていない。
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多くのユダヤ難民を救出した樋口季一郎中将の銅像が出身地である淡路島に建立されましたが、このことはイスラエルのテレビでも大々的に紹介されました。除幕式の様子や樋口の写真などを使い、かなり丁寧に報じられました。それに引き替え、日本のテレビメディアは何をしているのでしょうか。
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若い頃、ジョン・レノンの「イマジン」が好きだった。だが、中東での取材中、とあるパレスチナ人が「平和な国の人が歌うイマジンなんて腹が立つだけだ」と泣きながら言うのに接してからは、複雑な思いを抱くようになった。いまだに答えは見つからない。誰か教えてほしい。
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ロシアによるウクライナ侵攻後、私が最も驚かされたことの一つが、日本国内で「降伏」をすぐに口にしたコメンテーターがいたことである。歴史への無知が浅はかな主張を導き出してしまう実例を見た気がした。日本はやはり戦史や軍事学の基礎をしっかり学ぶようにしなければならない。今のままでは危険。
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私は南京で100人以上の方に取材しましたが、最初は大虐殺を語っていた人でも、何日も会って仲良くなり、公の場所ではなく自宅などで話を聞くと「本当は我が国の歴史なんて嘘だらけ」といった話が山ほど。「でも日本の新聞が認めているんだろ?」とも。これがこの問題の核心。
news.yahoo.co.jp/articles/32af3…