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日本の夏は慰霊の季節。お盆(盂蘭盆会)に死者を供養する古くからの風習と8月15日の終戦の日が相まって、世界的にも珍しい独特の雰囲気に包まれます。少しでも御霊の慰めとなるよう、静かに鎮魂の気持ちを送りたいもの。そして御霊が微笑まれるような「安らかな国づくり」を目指さねばと思います。
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テロを肯定、礼賛する思想を決して許容してはいけない。強い抗議の声を。
伊藤博文を暗殺、韓国に安重根の銅像…中国寄贈(読売新聞) - Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170810-… @YahooNewsTopics
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戦時下の昭和17年、朝日新聞社ではなく文部省の主催により、夏の甲子園大会が開かれました。この大会は主催者の違いにより公式記録として認められていないため「幻の甲子園」と呼ばれています。優勝したのは徳島商業。球児たちは「この大会が終わったら戦争」との思いで懸命に白球を追いました。
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特攻へ赴く少年飛行兵の教官役だった藤井一陸軍中尉は「お前たちだけを死なせない。自分も後から必ず行く」が口癖だった。しかし、妻子のあった藤井に特攻命令はなかなか下らない。その事実を知った妻・福子は、夫の願いを叶えるために入水自殺。藤井の特攻はこうして叶った。合掌。
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被爆者やその遺族の方々の中にも「核の抑止力は無視できない」「平和を守るためには憲法を改めた方が良い」と考える人は大勢いる。しかし、大手メディアではこういった声はなかなか取り上げられない。両方の(様々な)意見を公正に取り扱ってこそ、議論は少しずつ深まっていくはず。
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今まで多くの戦争体験者の方々に取材してきたが、「河野談話だけは本当に許せない」という話を何度も聞いた。一人の方は「私も悔しいが、死んでいった戦友たちのことを思うと本当に悔しい」と泣き崩れた。その方も数年前に永眠。最後まで「歴史が正しく継承されていない」と憂いていた。合掌。
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昭和20年8月13日、満州国の小山克にて、日本の民間人が乗った列車が小銃等を持った武装勢力に襲われた。女性は輪姦され、抵抗者は殺害。100人以上もの女性が崖から飛び降りて自決した。これが「小山克事件」。通州事件は知られるようになったが、中国人による虐殺事件は他にも多数ある。合掌。
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大牟田捕虜収容所第十七分所所長を務めた福原勲大尉は、戦後に捕虜虐待の容疑者とされ、C級戦犯として絞首刑の判決を受けた。刑場に向かう途中、彼は「大地を踏ませていただいて、ありがとうございます」と口にした。一方的な裁判によってBC級戦犯とされ、命を奪われた人の数は約千人に及ぶ。合掌。
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特攻隊員・渋谷健一には、幼子と身重の妻がいた。彼は遺書にこう書き記した。「父恋しと思わば空を視よ。大空に浮ぶ白雲に乗りて父は常に微笑て迎う」。昭和20年6月11日、渋谷は特攻死。奇しくも同日、妻・光は男児を出産。周囲の者たちは、「生まれ変わり」と驚嘆して号泣した。
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「女性が輝く社会」を掲げた政治。だが、蓮舫議員や豊田真由子議員、上西小百合議員、稲田朋美議員、今井絵里子議員といった方々の行動が大きく足を引っ張っている。「女性だから」という理由で選挙の顔になったり、党内の出世が早くなるような風潮こそ、真にあるべき「女性が輝く社会」を妨げている。
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昼食時にテレビをつけると、政治の専門家でもない芸能人が、憶測で勝手なことをベラベラと喋っている。スキャンダル報道もウンザリ。日本のお昼も不快な時間帯になったものだ。タモリさんがいた頃のまったりとしたお昼が懐かしい。
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終戦後のソ連軍の不法侵攻により激戦の地となった占守島で、日本人による慰霊祭が行われました。日本軍守備隊の池田末男(戦車第11連隊連隊長)は出撃時、「民族の防波堤になる」と語ったと言われています。結句、池田は戦死しましたが、彼らの戦いがなければ、日本は「分断国家」となっていました。
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大東亜戦争に関する「失敗学」の研究はもちろん重要。しかし、米軍から「パーフェクトゲーム」と称されたキスカ島撤退作戦や、日本を分断から救った占守島の戦いなど、個々の「成功例」にも多くの教訓が含まれる。そういった成功があったからこそ、現在の我々が享受できている恩恵も少なくない。
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「Voice」(PHP研究所)に百田尚樹さんのインタビュー記事。ご自身の講演会が中止に追い込まれた経緯が語られている。「彼らは、自分たちと同じ意見の自由は認めるけれども、異なる意見の自由は認めない」。私がかつて暮らしたルーマニアは、自由な言論の封殺から共産主義の跋扈が始まった。
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仕事でホテル暮らしが続いているのだが、昨日、ロビーで「安倍は独裁者」と騒いでいるおばちゃんたちがいた。サダム・フセイン時代のイラクを訪れたことがある私としては『本当の独裁国ではそんなこと言えませんよ』と思う。安倍政権に自由を担保されている人たちが、安倍政権を独裁呼ばわりする喜劇。
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特攻隊員たちが遺した川柳が、最近なぜかよく頭をよぎる。彼らは今の日本に何を思う?
生きるのは 良いものと気が付く 三日前
明日の晩 化けて出るぞと 友脅し
痛かろう いや痛くないと 議論なり
アメリカと 戦う奴が ジャズを聞き
犬に芸 教えおおせて 友は征き
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先日、ミンダナオ島出身のフィリピン人が拙宅を来訪。武装勢力と軍による戦闘が激化する中、「友達がISに入った」とのこと。当事者たちの心境は複雑。中東を追われつつあるISは、アジアに拠点を移し始めている。戦闘現場に100体以上の遺体があったとの情報も。日本のメディアはしっかり報道を。
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かつて「天皇とあの一族の気持ち悪さ」と著作に記した辻本清美氏は、今月の憲法審で「約30年前の発言」と弁明。だが、平成10年刊「辻本清美の永田町航海記」には「憲法の第一条から第八条までの天皇に関する規定を削除」「そうすれば第九条がトップに出てくる」という旨の記述有。これについては?
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中学生の頃、初めて「牛歩戦術」なる存在を知り、政治の世界に心から幻滅したのを覚えている。今朝の参院本会議の映像を見た中学生の息子が「これ何やっているの?」と聞いてきたので、その戦術の狙いを説明。ドン引きする彼の表情を見て、約30年前の自分もこんな顔をしていたのかなと思った。
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韓国の文在寅政権がやはりと言うべきか慰安婦問題を蒸し返し始めている。日本は交渉に応じる必要など一切ない。辞書の「最終的」と「不可逆的」というページに付箋をつけて送ってやればよい。
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私の周囲にも「正義」をやたらと強調する書き手は少なくないが、彼らの書くものは総じて退屈だ。一方、「食うために書いているだけ」「ただの道楽」と口にする書き手もいるが、彼らの書くものの方が面白かったりする。深く取材するのも後者。浅はかな正義には、独特のうさん臭さが混じる。
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樋口季一郎は杉原千畝よりも前に「ユダヤ人救出劇」を実現させた陸軍軍人。北海道をソ連の分断から守った人物でもある。まだまだ「知る人ぞ知る」という存在だが、近年では関心を持つ人が次第に増えている。「戦争の反省」も大事だが、先人の功績から学ぶ姿勢も重要。より多くの日本人に知ってほしい。
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【政治ジョーク】
野党議員たちが集まって議論していた。
「私たちはうまくいかないことがあると、全てを与党のせいにする悪癖がある。この原因は何だろう?」
議論の末、彼らは次のような結論を導き出した。
「悪癖の原因は与党」
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渋谷暴動事件の大坂容疑者が再逮捕されたが、最近では中核派を知らない若者も増えているとか。「戦争の記憶の風化」はよく叫ばれるが、同じく語り継ぐべきは「戦後左翼の暴力史」。最近の左翼の過激化には看過できない面がある。「軍靴の足音」より「極左の足音」の方がよほど危険。