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これまでに50カ国ほどウロウロしてきましたが、その中で再認識したのは「日本の魅力」です。もちろん、日本にも改善すべき点はありますが、それでも帰するところ「日本は面白い」と思います。そして、そう思えるということは、先人たちのあまたの知恵や努力があってのことなわけです。素直に感謝です。
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韓国の反日晩餐会には嘆息。
【ジョーク】
世界を創造中の神様が言った。「日本という理想的な国を造ろう。豊かな自然に美しい四季、水も豊富にある」。天使が言った。「しかし、それでは不公平です。他国から不満が出ます」。すると神様は「確かに」と呟き、こう言った。「では、隣を韓国にしよう」
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天皇皇后両陛下がフィリピンのドゥテルテ大統領とご会見。天皇陛下が「先の大戦では多くのフィリピンの人たちが犠牲になりました」と述べられると、大統領は「両国は川の流れのように過去を乗り越え、今日の協力関係を築いてきました」と応じたという。歴史に先例を求めつつ、「和解の力」を信じたい。
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日頃から「先の大戦の失敗から真摯に学ぶこと」の重要性を説いていたはずの人々が、今回の選挙戦の敗因を「選挙のシステムがおかしい」「共闘していれば勝っていた」などと結論づけている構図は、なかなか興味深い。
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ドイツの作家、ルートヴィヒ・ベルネの言葉。「政府は帆であり、国民は風であり、国家は船であり、時代は海である」。私たちの船にも新たな帆が立つ。目の前は万里の荒波。帆を高くあげ、乗り越えるより他に道はなし。
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故・山本夏彦氏の書いたものを改めて読んでいたら、こんな一文が目に留まった。「私は断言する、新聞はこの次の一大事の時にも国をあやまるだろう」。今週は「新聞週間」です。
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評論家・江藤淳氏の自死から20年近く。最近では知らない層も増えているとのことなので、彼の憲法論の要点を改めて。「日本国憲法は憲法学を専攻したことのない25人のアメリカ人が起草」「6日6晩の特急作業で作成」「戦勝国が被占領国の憲法を起草することは国際法違反」。憲法論の土台として。
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是々非々による政権批判は大いに結構。だが、過激な言葉の羅列による全面否定では、成熟した民主主義国家の根幹を成すはずの健全な論争は深まらない。ただのヤジでは筋が悪い。「罵倒」ではなく「冷静な精査」を。「相手の邪魔」よりも「相手を超える提案」を。
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東京新聞の望月衣塑子記者が講師を務める学習会において、産経新聞だけが取材を拒否され、会場から退去を強いられるという事件が発生。これは「多様性」や「寛容」を謳う日頃の言説と乖離、背反していることは明らか。二重規範の極みであるが、それが本性であろう。随分と都合の良い多様性である。
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「希望の党に行かずに信念を貫いて新党をつくった人たちは立派」という意見が広がっているようだが、それは違う。「希望の党に行くつもりだったが、先方から断られた結果、新党を立ち上げた」が正しい経緯のはず。筋など通っていない。彼らの並べる言葉が空虚に響くのは、そのためである。
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かつて左派運動を「革命ごっこ」と看破したのは評論家の江藤淳。江藤は「楯の会」の批判もしたが、総じて「ごっこ」とは「他人に見られること」を意識したものであり、そういった意味で「わたくしごと」「子供じみた運動」と断じた。今節の趨勢を見ていると今も同じか。江藤がいれば何と喩えるだろう。
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日本が政局に揺れる間も「歴史戦」は継続中。慰安婦を「性奴隷」「ホロコースト」とする捏造まみれの「歴史資料」が、中国や韓国の手によってユネスコの「世界の記憶」(記憶遺産)に登録されようとしている。日本は国連分担金の凍結も含め、強く反論すべき。そのためには世論の盛り上がりが必要。
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北朝鮮の脅威がいよいよ目前に迫り、年末から来年にかけて更なる情勢の悪化が予測される中で、立憲民主党はいかなる安全保障を目指すつもりなのか。現況、具体的な政策どころか、北朝鮮に関してほとんど言及さえしない。これでは大半の国民が不安に思って当然であろう。北の独裁者が嗤っている。
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「立憲」と言えば「立憲政友会」や「立憲民政党」など戦前戦中によく使われた言葉だが、この両党こそ左派の嫌いな「大政翼賛会」へと流れていった政党なのだが。また「立憲」という言葉自体にも「憲法を一字一句変えない」という意味などない。枝野氏らはその辺りをどのように捉えているのだろうか。
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辻元清美氏や福島瑞穂氏が「リベラル」を自称しているが、この人たちは客観的な見地から言えば「極左」であろう。その事実をリベラル派こそ声を大にして言わなければいけないのでは? それができないのであれば、リベラルへの支持など広まるはずがない。このまま埋没していくだけである。
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日本の政局が混乱する中、台湾に関して重要な動き。中国側が台湾独立について「台湾はこれまでも国家ではなく、永遠に国家になれない」と発言。これに対し、台湾の頼清徳行政院長は「台湾が国家であることは事実だ」と強く反論した。こういう時こそ古き良き友人の声を聞き流してはいけない。
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政治家は次の世代のことを考え、政治屋は次の選挙のことを考える。
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独裁者というのは、中国や北朝鮮のように選挙のない国の指導者を指すのであって、「選挙をやる」と言った人のことを指す言葉ではない。
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私がかつて暮らしたルーマニアは、共産主義により社会が破綻した国だが、野党時代の共産党が独裁への第一歩として進めたのが社会民主党との連携。その後、社会民主党を吸収し、政権を奪取。以降、強固な独裁体制を築いた。そんなルーマニア共産党と友党だったのが日本共産党。野党共闘など言語道断。
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大義がない?「挑発するから北朝鮮は身構える」(社民党・又市征治)、「日本も核を持たないし、使わないから北朝鮮も放棄しろと迫ることが一番説得力を持つ」(共産党・小池晃)。こんな能天気なことを言っている政党の勢力を減らし、必要な抑止力を適確に整備するための解散総選挙。大義はある。