早坂隆(@dig_nonfiction)さんの人気ツイート(新しい順)

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ペリリュー戦の生き残りの一人である永井敬司さん(97歳)はこう語る。「日本を守るためですよ。内地で暮らす家族や女性、子供を守るため。私たちは太平洋の防波堤となるつもりでした。そのために自分の命を投げ出そうと。そんな思いで懸命に戦ったのです」
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多くのユダヤ難民を救った樋口季一郎ですが、彼のもう一つの功績が占守島の戦い。終戦後の8月17日、北海道の分割統治を目論むソ連軍は、千島列島の占守島に不法侵攻。だが、これを阻止したのが、樋口指揮下の占守島の将兵たちでした。この戦闘での勝利により、日本は分断国家とならずに済んだのです。
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多数のユダヤ難民を救出した陸軍中将・樋口季一郎に関心を持つ方が増えていることを嬉しく思っていますが、中には不正確な情報も。「イスラエルのゴールデンブックの4番目に名前がある」という話は間違い。私はエルサレムまで行って確かめましたが、正しくは4026番目。正確な情報の定着を望みます。
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ルーマニアのニュースサイトが「日本人は今回の台風による災害でも、やはり秩序を失わなかった」と報道。その理由として「教育」「恥の文化」「愛国心による誇り」などを列挙した。「尊敬すべき日本人に援助の手を」という事で、支援の動きも始まっている模様。被災者の皆様、世界が応援しています。
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終戦後のシベリア抑留は広く知られるが、その中には現在のカザフスタンまで強制連行された方々もいた。その数、約3万7000人。その内、約1500人が死亡したとされる。先週、現地では慰霊碑への墓参の会が行われたが、その貴重な写真を関係者より送ってもらったので紹介します。大事な歴史です。合掌。
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伊藤博文を暗殺したテロリスト・安重根に関する記念碑の案内板がようやく撤去されました。他国の政治家が気に入らないからといって暴力によって排除するという手法は、決して認められるものではありません。彼を英雄視する姿勢は、国際社会をテロの連鎖へと陥らせることに繋がります。 twitter.com/wadamasamune/s…
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9月15日はペリリュー戦が始まった日。75年前の昭和19年9月15日、米軍はパラオ諸島のペリリュー島への上陸戦を開始。74日間に及ぶ激戦の末、日本側には1万人以上の犠牲者が出た。ただし、日本側が疎開指示を徹底したため、島民への被害の拡大は免れた。島には今も2200柱以上のご遺骨が眠る。合掌。
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私が2年ほど暮らしたルーマニアは、共産党独裁によって国家が崩壊した国。政権を取る前のルーマニア共産党は、他の左派政党を吸収する形で勢力を拡大。政権を奪取した後、反対派を次々と粛清して強固な独裁体制を築いた。そんなルーマニア共産党と友好関係にあったのが日本共産党。目指す道は同じか? twitter.com/jijicom/status…
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先の大戦に関し、未だに日本とドイツを同列に並べて語ったり、「日本は加害者として相手が納得するまで謝罪するべき」と述べる人物がメディアに出ている状況には、国民もさすがにウンザリしているのではないか。いくら史実をもって丁寧に検証しても、彼らの史観は揺るがない。史実より思想なのである。
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カザフスタンはとても親日的な国。クルマの大半は日本車。店でも日本製品が目立つ。とあるカザフ人いわく「我々は日本が大好き。でも、日本人はカザフに興味がないでしょう?私たちの片思いですね」。「カザフに来るのは中国人ばかり。カザフ経済は中国に飲み込まれる」とも。日本への期待は大きい。
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新聞記者の皆様には「是々非々」でいて欲しい。「反権力」にあまりに凝り固まれば、視点も論点も濁るばかり。丁寧に取材した上で、政策の欠点を説得力ある言葉で指摘して欲しい。こんな乱暴な言葉では誰も納得しない。小学生の我が娘が昨日まで作っていた夏休みの宿題の壁新聞の方がずっとマシである。 twitter.com/tokyo_satokei/…
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先の大戦を通じた「失敗学」はもちろん重要。軍への批判も多角的に行えば良い。しかし、だからと言って軍そのものを「悪」の一語で括ってしまうような史観はあまりに安直。軍人の中にも樋口季一郎や中川州男のような学ぶべき人士は少なからずいた。こういった人物を教科書でも丁寧に教えていくべき。
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神奈川県大磯町の妙大寺にある樋口季一郎の墓を参拝。樋口は杉原千畝よりも前に「ユダヤ人救出劇」を実現させた陸軍中将。占守島の戦いを指揮し、北海道をソ連の分断から守った人物でもある。近年、関心を持つ方が増えているようで、墓前に花が手向けられていることが多くなったのが嬉しい。
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近年、日本の人的な国際貢献は確実に存在感を増している。ソマリア沖に派遣された海上自衛隊の伊藤弘海将補は2015年、海賊の取り締まりを担う多国籍艦隊「第151合同任務部隊」の司令官に着任。その後も2名の海将補が同職を歴任し、高い評価を得ている。もっと広く知られるべき情報だと思います。
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【ジョーク】  世界を創造中の神様が言った。 「日本という理想的な国を創ろう。豊かな自然に美しい四季。水も豊富にある」  天使が聞いた。 「しかし、それでは不公平です。他国から不満が出ませんか?」  すると神様は「確かに」と呟き、そしてこう言った。 「では、隣を韓国にしよう」
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「軍靴の響きが聞こえる」というよくある表現。戦争への警鐘を鳴らすのはもちろん重要なことだが、現在の国際情勢を冷静に俯瞰すれば、その響きの源が中国大陸や朝鮮半島であることは明らか。幻聴や雑音、思い込みを丁寧に排しながら、物事の本質に耳を澄ませたい。
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沖縄から本土に向かう学童疎開船「対馬丸」が米潜水艦の魚雷攻撃によって撃沈されてから今日で75年。犠牲者の数は、子供を中心に1500人近くにも及びます。沈没現場の海は荒れており、子供たちの泣き叫ぶ声は、少しずつ消えていったと伝わります。何年経っても鎮魂の思いを届けたいものです。
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私が以前に暮らしていたルーマニアは、チャウシェスク率いる共産党独裁政権を民衆が流血革命によって打倒した国。香港に関する報道を見ていると様々なことを考えさせられます。自由と民主主義への切実なる思い。共産主義が社会に何をもたらすのか。日本人が忘れかけていることかもしれません。
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ペリリュー島など、海外に放置されたままになっている戦没者のご遺骨の数は、実に112万柱にも及ぶ。遺骨収集を「国の責務」と定めた推進法が成立して3年。しかし、「ご遺骨の取り違え」が起きるなど、課題はなお山積している。遺骨収集は、国と戦没者との大切な約束。戦没者を二度死なせてはならない。
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占守島の戦いを指揮し、ソ連による北海道分断計画を阻止した陸軍中将・樋口季一郎の直筆の書。「真に徳のある者は孤独ではない」という意味。樋口は満洲で多くのユダヤ人を救出した「オトポール事件」の指導者でもある。もっと多くの人に知ってほしい人物。
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終戦後の8月17日深夜、ソ連軍は日本領千島列島の占守島に不法侵攻。ソ連は北海道の占領を目論んでいました。しかし、これを阻止したのが第91師団の指揮下にあった占守島の将兵たち。爆薬を抱えて敵戦車に飛び込むといった彼らの決死の戦いにより、日本は分断国家とならずに済んだのです。
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終戦後の「シベリア抑留」は広く知られる通りだが、実は「モンゴル抑留」もあった。終戦後、1万人以上もの日本人が満洲からモンゴルに不法に連行され、過酷な生活環境の中で1500~3000人が絶命。現在、ウランバートル郊外には日本人抑留者慰霊施設が建立されている。
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かつて「C級戦犯」としてフィリピンのモンテンルパ刑務所に収監された経験を持つ宮本正二さん。「11人の現地住民を殺害した」という全く身に覚えのない容疑だった。戦友の一人は「死にたくない」と絶叫し、刑場の露と消えたという。
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大牟田捕虜収容所第十七分所所長を務めた福原勲大尉は戦後、一方的に捕虜虐待の容疑者とされ、C級戦犯として絞首刑の判決を受けた。彼は最期「大地を踏ませていただいて、ありがとうございます」と口にした。杜撰な裁判によってBC級戦犯とされ、命を奪われた人の数は約千人に及ぶ。合掌。
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台湾にある「飛虎将軍廟」の祭神は、杉浦茂峰という日本兵。台南上空での航空戦の際、杉浦の乗った零戦は被弾。機体の降下先には集落があったが、彼は零戦を懸命に操作し、村への落下を回避した。結局、杉浦は米軍機の攻撃により絶命。この恩に報いようと集落の人々が建立したのが飛虎将軍廟。