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日本の夏はお盆(盂蘭盆会)に死者を供養する古くからの風習と終戦の日が相まって、世界的にも珍しい独特の雰囲気に包まれます。少しでも御霊の慰めとなるよう、静かに鎮魂の気持ちを送りたいものです。そして御霊が微笑まれるような「安らかな国づくり」を目指さねばと思います。
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以前、陸上自衛隊の某駐屯地を訪れた際、訓練中の事故などで亡くなられた方々の慰霊碑に案内され、殉職者が毎年いるという事実を初めて認識しました。尊い犠牲あっての私たちの平和な日々です。合掌。
菅首相「平和な暮らし守り抜く」殉職自衛隊員追悼式 sankei.com/politics/news/… @Sankei_newsより
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日本政府は中国のウイグル弾圧をジェノサイドとは認めないとの事だが、かつて覇権主義に走るナチスに対してイギリスは衝突回避のためヒトラーの要求を全面的に呑み、チェコのズデーテン地方をドイツに割譲。しかしヒトラーは翌年にポーランドへ侵攻し、第二次世界大戦が勃発した。宥和政策は危うい。
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ルーマニア人の友人から「昨日、テレビで『日本がコロナウイルスの薬の開発に成功しそうだ』というニュースを観た。皆すごく期待している。頼むから頑張ってくれ!」とのメールが届いた。どの薬のことを言っているのかは不明だが、日本への期待は高まっている。日本が世界の救世主になれることを願う。
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ここがおかしい教科書検定④「天皇の国事行為を国民全体でコントロールする」との記述。こういった表現は伝統的に日本共産党などの主張に見られるものだが、教科書の文章として妥当な表現か。実態との整合性はもちろん、国民感情からもあまりにかけ離れてはいないか。適格な表現の使用を求めたい。
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慰安婦問題を巡ってソウルの日本大使館前で催されている抗議デモを以前に取材した時、日本から来た市民団体の数名の女性が土下座しているのを見た。本人達は良い事をしているつもりなのだろうが、こういう人達が両国関係をこじらせ泥沼化させていると思った。近年、その思いは正しかったと強く感じる。
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ペリリュー戦からの帰還兵の一人だった永井敬司さんは、2019年11月4日に御逝去。永井さんは激戦をこう振り返った。「日本を守るためですよ。内地で暮らす家族や女性、子供を守るため。私たちは太平洋の防波堤となるつもりでした。そのために自分の命を投げ出そうと。そんな思いで懸命に戦ったのです」 twitter.com/dig_nonfiction…
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終戦後の8月17日深夜、ソ連軍は日本領千島列島の占守島に不法侵攻。ソ連は北海道の占領を目論んでいました。しかし、これを阻止したのが第91師団の指揮下にあった占守島の将兵たち。爆薬を抱えて敵戦車に飛び込むといった彼らの決死の戦いにより、日本は分断国家とならずに済んだのです。
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昭和20年6月19日、静岡大空襲。約2000人もの尊い命が奪われた。同日、大空襲は福岡でも。1000人以上が犠牲になったとされる。先の大戦中、日本全土が国際法違反の無差別爆撃に晒された。このような史実を語り継ぐのは怨嗟の増幅の為ではない。鎮魂と哀悼の為。忘れてはならない。合掌。
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ペリリュー島など、海外に放置されたままになっている戦没者のご遺骨の数は、実に112万柱にも及ぶ。遺骨収集を「国の責務」と定めた推進法が成立して4年。しかし「ご遺骨の取り違え」が起きるなど、課題はなお山積している。遺骨収集は、国と戦没者との大切な約束。戦没者を二度死なせてはならない。
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とりわけ第6波に関して言えば、もはや「コロナ禍」というより「メディア禍」。
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【ジョーク】
ある富豪が言った。
「もしも青いキリンを見せてくれたら莫大な賞金を出そう」
イギリス人は徹底的に議論した。
ドイツ人は文献を調べた。
アメリカ人は軍を世界中に派遣して探した。
日本人は新種の研究を重ねて青いキリンをつくった。
中国人は青いペンキを買いに行った。
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「占守島の戦い」は終戦後の昭和20年8月17日から始まった戦闘。千島列島の占守島に不法侵攻してきたソ連軍を日本軍が食い止めた戦いです。ソ連軍はそのまま南下して北海道の北半分を占領する計画でした。占守島で戦った方々のおかげで、日本は「分断国家」にならずに済んだのです。
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イギリスのインデペンデント紙が「プーチン政権が約10万人ものウクライナ人を強制的にシベリアなどへ移住させている」と報道。これはまさに「シベリア抑留」。日本こそ毅然と声を上げるべき。
Putin ‘resettling Ukrainians 5,500 miles away in Russia’s far east independent.co.uk/news/world/eur…
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古来、日本人は「個」よりも「公」や「和」を大切にしてきた。西欧では「個の自由」がとりわけ重要視されるが、日本人の心の中には「行き過ぎた自由は身勝手」という概念が伝統的に深く根付いている。コロナ禍において我々が改めて立ち返るべきは、日本人のそんな心ではないだろうか。
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私がかつて暮らしていたルーマニアは、ウクライナと国境を接している。ルーマニア人の友人らと連絡を取ると「メディアは戦争報道一色」「戦火拡大に対する国民の不安は極めて深刻」とのこと。日本の国会で「10年以上前のヤジ」や「総理のお土産」が議論されていることは、恥ずかしくて言えない。
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今年は戦後75年という大事な節目ですが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、靖國神社では8月15日に参拝者が集中しないよう「戦歿者追悼週間」が特別に設けられました。8月8日〜16日の期間中に分散しての参拝が望ましいと神社側から発表されています。ご配慮の上でのご参拝を宜しくお願い致します。
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終戦直前、ソ連は日ソ中立条約を一方的に破棄して日本に宣戦布告。満洲国への侵攻を開始した。当時、150万人以上いた在留邦人は日本に引き揚げることになったが、その途中、ソ連軍兵士や中国人の暴民らから数え切れないほどの殺戮や略奪、強姦などを受けた。「満洲大虐殺」と私は名付けたい。
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私は以前ルーマニアに2年ほど暮らしていましたが「ガルベン(ルーマニア語で黄色の意)」と言われたことが2回あります。「2年で2回」を多いと見るか少ないと見るかは人によるでしょう。ただし「2年で何百回」も「日本が大好き」「日本を尊敬している」と言われたことも付言しておきます。これは多い。
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コロナ禍で大変な時期ですが、大切なお話です。今年は戦後75年の節目ですが、8月15日に行われる全国戦没者追悼式はウイルス感染防止のため規模の縮小が決定。主催者側も苦渋の決断だったと聞いています。しかし、慰霊の思いは小さくならぬよう、皆様から心を寄せていただければと切に願っております。