衣服標本家:長谷川(@rrr00129)さんの人気ツイート(リツイート順)

半・分解展の型紙のなかでも、ひときわ存在感のあるコート それが1902年イギリス軍の「ブリティッシュ アーミー オーバーコート」です こちらは当時の製図書から私が再現したものです いつか実物を手に入れたいと思っていたのですが、運よく出会うことができました ↓
19世紀末 上流階級の女性たちが着たコートに、前代未聞の変化が訪れます それは縫い目を廃した「1枚裁ち」の流行です 例えば【ロシアンサーキューラー】は、身体全体を1枚の布で構築します 万国博覧会による流行の激化、百貨店ビジネスの誕生、ブルジョアの台頭が、予測不能な婦人服を生みだします
1880年アメリカ 上流階級の女性が着用した【ポロネーズ】を紹介します 19世紀末、女性たちの間でタイトフィット&ロング丈のドレス「アルスター」が人気を博します そのアレンジとして、前裾を切り落としたポロネーズスタイルが登場しました ロココのデザインを汲んだ、新たなドレスの誕生です
召使いほど厳しく「ドレスコードと清潔感」を強いられます 彼らは場合によっては、人間ではなく主人の「アクセサリー」でした 美しい使用人を並べて置くことが、そのまま上流階級のステータスシンボルとなります いつもは地味なコーチマンも、狩猟舞踏会では魅せるためのスーツを着せられたのです
肋骨服は、女性のファッションにも取り入れられました そして、こんな女性版肋骨服も流行します
フランスの古城から出てきた1850年ごろのアビ・ア・ラ・フランセーズを分解しました 女性の方に「保存している半分だけ」を着ていただきました ロココの系譜を感じさせる女性らしいシルエットを描いています 昔は、これが紳士服だったんですよね 素敵です では、分解してみた内部構造を紹介します↓
半・分解展2日目はじまりました 本日から2日間は「軍服特別展示」をおこないます 13:00〜20:50まで渋谷の大和田ギャラリーにてお待ちしております 詳細は、固定Tweetをご確認ください
ちなみに、1850年ごろまでは「男の内ポケット」はタブーです 現代のジャケットでは当たり前の内ポケットですが、胸の造形が崩れるという理由で当時はNGだったのです その代わりに、紳士服のポケットは伝統的に尻尾に隠されていました
【【【東京展の開催が決定しました】】】 2023年10月18日~31日まで、渋谷にて「半・分解展 東京」を開催します 半年先の予定ですが、ぜひ手帳にメモをお願いします また会場で私とお話ししましょう 18世紀、19世紀の仲間と待ってます HPはこちら sites.google.com/view/demi-deco…
さぁ、問題です この4つは、19世紀の女性ファッションに欠かせないものたちです 一体なんでしょうか? 名称や使い方など、考えてみてください ユニークなアイディアお待ちしております 4つ全問正解した人は、かな~りマニアックな人ですよ (答えは後ほどツリーにて)
1790年フランス フランス革命を起こした労働者「サン・キュロット」が着用した上着【カルマニョール】を紹介します 労働者の衣服はボロきれになるまで着用されるため、ほぼ現代に残りません 今回、奇跡的に綺麗な状態でイギリスにて発掘され、買い取りました 【最下層の人間】が着ていた服とは...?
小さいながらも収納力は抜群です さすが書留鞄だなと思いました 型紙は「革用」と「布用」の2種類を用意しております 私は、革用の型紙を使って東レのウルトラスエードで製作しています ほぼ初めての鞄づくりでしたが、楽しく縫うことができました
現在、1860年につくられた【クリノリン ドレス】の復元作業をしています 復元するには、まず壊します パーツごとに分解し、それぞれを修復してから最後に合体するのです 今回は、復元することで見えてくる「美しい内部構造」を紹介します 美しさの秘密は、見えざる内部の手仕事に隠されています
念願叶い手に入れた当時の「サイドサドル スカート」 内側には乗馬する際の、秘密が隠されています 1890年アメリカ
裸同然のドレスと揶揄されたシュミーズドレスですが、私はずっと「内部構造」が気になっていました この透けるほど薄いドレスを、どのようして身体に纏っていたのか 噂には聞いていましたが、実物を手に入れて驚きました リネン素材の控えめなブラジャー?のようなものが内部に仕込まれていたのです
半・分解展の仕様書 第二弾「アビ・ア・ラ・フランセーズ」 もうすぐ完成です こちらもストームコート同様に、無料でダウンロードできます 皆さんの、ものづくりにご活用ください 仕様書を見ながら、半・分解展の会場を巡ったら楽しいだろうなあ。。。
「軍服の造形美」では、圧倒される異常構築を表現しています ただ戦うためだけの服ではなく「魅せるための服」としても機能する軍服は、内部構造に秘密が隠されます 分解して露になった異常とも思える服のつくりこみ 縫いが生み出す造形は、袖を通す全ての人を勇ましく仕立てあげるでしょう
美しいバラ柄のベルベットジャガードで仕立てられています 一見すると、背中に縫い目が無いように見えますが、近寄ってみると縫い目があることが確認できます まるで1枚の布で背中心を裁ったかのような、超絶技巧の柄合わせに驚きました ぴったりとバラの花びらが揃っています
「半・分解展ってなんだ?」 「昔の洋服を分解して展示ってどうゆうこと?」 そんな疑問にお答えしました 入場料も高く、小難しそうな展示にみえるかもしれません しかし、圧倒的な【本物】を追い求める人にとって、そこは天国です 半・分解展ってなんだ? ↓ rrr129annex.blogspot.com/2001/10/dd.html
【半・分解展を一緒に巡りませんか?】 2021年 東京展の様子を、ナレーション付きでYoutubeにアップしました 来場が叶わなかった方は、ぜひご覧ください 100年、200年前の構造美を分解/研究し、発表する個展です youtu.be/_TPqHyh_ZKU
やはり最大の特徴は「ツナギに変形」する点です コートを強制的にツナギにすることで、裾のバタつきを抑え安全に運転することができます 前端裏と、後裾裏に隠された釦を留めることでツナギの形状になります 赤ちゃんが着る「ロンパース」みたいな設計になっているんです
19世紀末イギリスの羽織り 「ヴィジット」 もうすぐ仕様書が完成します 「ジャパニーズスリーブ」と呼ばれる複雑な袖の構造を、いかに分かりやすく図解するか悩みました 近々、無料公開しますのでイラストや服づくりの参考にしていただけたら幸いです
サイドサドルとセットアップで着用する「ライディング ハビット」もすでに仕様書を公開しています ぜひ、合わせてご覧ください 現代には見られない、独自の美意識を感じさせる衣服です
2月6日(土)渋谷にて【半・分解展の器】をオープンします 今回のテーマは「美しき拘束着」 19世紀末ヴィクトリアンの淑女が羽織った不思議な衣服VISITE(ヴィジット)の研究経過を展示します ヴィジットの着心地と構造をお楽しみください 詳細はHPをご確認ください sites.google.com/view/dd-utsuwa…
シャトレーヌは持ち主の仕事や嗜好によって、付属品を付け替えることができました 私が探し求めていたのは、洋裁に特化した【ソーイング シャトレーヌ】です この3点セットがソーイングシャトレーヌの基本構成です まあ、ハサミはわかりますよね では、残りの2つは何だと思います?