衣服標本家:長谷川(@rrr00129)さんの人気ツイート(リツイート順)

シャトレーヌは、こんな風に腰からジャラジャラとぶら下げて装着されました 元々は、女主人やメイドが腰に鍵束をぶら下げていたそうです それに目を付けた上流階級が、真似してお洒落?な装飾品にしてしまいました シャトレーヌは持ち主によって、ぶら下がる道具が個性豊かに変化します
19世紀オランダ 女性たちが肩に掛けた「ヴィクトリアン ラップ」 製作した皆さんからは、季節の変わり目に重宝すると感想をいただいております 芸術の秋 【洋裁チャレンジ】はいかがでしょうか 数百年前に廃れた衣服を、分解研究し解読した「型紙」を販売しております ↓ rrr129annex.blogspot.com/2021/06/vr.html
19世紀末 フランスの軍医が着用した「ユサール」をBlogにまとめました 私の所有するユサール、軽騎兵のものかと思いきや調べてみると軍医用のユサールでした 日本ではゴールデンカムイの影響で人気が再熱しているようです その見た目から「肋骨服」の愛称で親しまれています rrr129annex.blogspot.com/2019/01/hussar…
大阪も東京も、展示は中止にしました 準備してきた1780年~1930年までの「試着サンプル」を有効活用できないか?と考えています 例えば、服づくりの参考に、絵を描く見本に、衣装の撮影など に使用したい方はいますか? お求めやすい価格でのレンタルを考えています 100着ほど用意があります
【半・分解展の仕様書】アップデートしました 研究するうえで得た新たな発見を書き足しています 1870年フランス 肋骨服(メディカルオフィサーチュニック) 1809年アメリカ Mノッチ など加筆修正しています 下記URLより無料でDLできますので、ご活用ください rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
男性使用人で唯一、バトラー(執事)のみが主と同等の燕尾服を着用することが許されました 主との相違点は袖口にあり「バトラーの袖口には、釦を2つ付ける」と1890年イギリスの製図書にあります すべてが該当するわけではないでしょうが、映画などを見る際に注目してみると面白いかもしれませんね
こんな感じで、隠された袖がニュッと出てきます 実際に着用してみると、ヘソの上で手を重ねた状態でぴったりと収まります このように、しおらしい姿でそっと男性の後ろに立つことが美しいとされていました
「ジャパニーズスリーブ」の異名を持つ袖の構造は、あまりに不思議です ケープでもなくテーラードスリーブでもなく、和服でもない カオスな袖をしています 袖をめくって内側を見てみると、なるほど確かに和服風のつくりた垣間見えます
マリー・アントワネット や ナポレオン・ボナパルト が生きた時代の造形美に興味がある ↓ 当時の本物を、現地の美術館などから買い取る ↓ 分解し構造を研究し、また造形物に戻す ↓ それらの研究経過を一般公開し、生計を立てる #多分私しかやってない
2年ぶりとなる、大阪での半・分解展の開催が決まりました まだ先ですが、11月26日から12月2日の予定です 展示品も大きく変わっているので、ご期待ください 写真は、英国陸軍の肋骨服 120~140年前の軍服です
ヴィクトリア中期に見られる「わざと柄をズラす」テクニックですが【和服にも同じような技がある】と何名かの方がコメントしてくれました ありがとうございます 和服は曲線裁断をしないので、てっきり柄を合わせるものだと思っていました 和服で柄をズラすのには、どんな意図があるのでしょう🧐?? twitter.com/rrr00129/statu…
1870年フランス 淑女の羽織り【クリノリン ヴィジット】のページを更新しました ヴィクトリア時代には珍しく、ゆたっりとした楽な着心地の上着です コルセットのような締め付けもないので、現代にも着易い1着といえるでしょう 型紙の販売は7月11日(日)までとなります↓ rrr129annex.blogspot.com/2021/04/crinol…
1895年アメリカ 【ジゴスリーブ ブラウス】 を縫いました タックやギャザーがたっぷりと入ったクラシカルな1着です ジゴスリーブは別名レッグ・オブ・マトンスリーブとも呼ばれます 羊の脚に似た袖の造形が由来だそうです 「1895年」と聞いて、皆さんはなにをイメージするでしょうか
フットマンの仕事は「走ること・待つこと」でした 主人の馬車に並走したり、屋敷にくる客人を迎えたりしていました 女性メイドより金の掛かる男性使用人に派手な服を着させて雇うことは、それだけで富の誇示につながります いわばフットマンは、人間アクセサリーでしかありません
ロココの男性は袖口からレースが溢れだしています 中に着たシャツのレースが出ているんだと思っていましたが、コートの袖口に「直接縫い付け」られていました 海外美術館のアーカイブを確認してみると、コートに縫い付けられているものが多数見つかります 「本物」をじっくり見るのは面白いです
1880年につくられた不思議なKIMONO? 上流階級の室内着【ドレッシング・ガウン】を紹介します 皆さん、この140年前の洋服「着物」に見えますか? 私には、西洋人が試行錯誤しながらつくった着物風ガウンに見えます 当時、西洋ではジャポニズム人気が高まっていました この謎のガウンを探ります
【半・分解展のアトリエ】を開催します テーマは「体感する美術史・文化史」です 当時の実物を用いて、18世紀から20世紀初頭を探検します 日程は、10月27,28,29の3日間 場所は渋谷になります 2時間半の熱狂的なプレゼンテーションをおこないます チケット購入はHPから↓ sites.google.com/view/dd--ateli…
100年前の乗馬用スカート「サイドサドル」の動画をアップしました このスカート、構成はシンプルですが構造が複雑です やっと動画で解説することができました 動画を見ていただければ、ヴィクトリアンやエドワーディアン時代の女性たちの美意識が伝わるはずです youtube.com/watch?v=nq9fRI…
【ベートーヴェンと衣服】について考えます 私は、ベートーヴェンが好きです 音楽家としての彼の生き様は、彼自身が身に纏った衣服とも強く共鳴しています 同時代を生きたモーツアルトの衣服と比べると、職業:音楽家の地位や苦悩が見えてきます 誰のための音を鳴らすのか? 衣服から紐解きましょう
19世紀末イギリス 淑女が着用した上着【ヴィジット】 仕様書を無料公開します 背中から袖が生えた構造のヴィジットは、19世紀の写真やイラストでよく見かける流行のデザインです しかし特殊な構造のためにほとんど認識されていません 仕様書にて詳しく解説しております rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
1880年 袖のないコート【ロシアン サーキューラー】 人間が着ると圧巻でした 半・分解展で試着された方は、口を揃えて「まったく動けない」と言います 袖を省いた構造でありながらも身体にフィットする仕立てですので、一切の挙動を許しません しかし当時の文献には「快適なコート」と書かれます
1880年イギリス ヴィクトリア時代 宮廷騎兵隊「ハウスホールドギャバリー」が着用した【ミリタリーオフィサーフロックコート】を紹介します 見る者を圧倒する、胸の垂れた下がったブレードが最大の特徴です 19世紀初頭のユサール(肋骨服)に用いられた装飾を踏襲しデザインされたました
【半・分解展の仕様書】を無料公開します 第一弾は、WW2イギリス軍の「ストームコート」です 皆さまの、ものづくりにご活用ください 仕様書は、全2ページになります 下記URLよりダウンロードして、ご使用ください rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
4月に渋谷でおこなう半・分解展のイベントは、このようなタイムスケジュールでおこないます テーマは【初めての服装史】 今回は新たに「小学生向け」「中高生向け」「絵描きさん向け」の回をつくりました もちろん「大人向け」も用意しています 洋服から読み解く美術史・文化史を探りましょう
お尻に隠されたポケットにも要注目です 「プレイトポケット」「けちん坊のポケット」「隠しポケット」など、さまざまな名称があります 貴族は、ここにドレスコードの手袋を入れました ところが、労働者はお酒を隠したそうです このポケットは文化史を知るうえで重要です 今後また詳しく解説します