19世紀ヴィクトリア朝末期 イギリス陸軍士官の制服【パトロールジャケット】 別名:肋骨服 私の大好きな軍服のひとつです
19世紀の西洋で大流行した「日本風の羽織り」をご存知でしょうか こちらは1892年の【ヴィジット】という洋服です パリ万博以降、火が付いたジャポニズムブームは、洋服の形を変えました この袖は「ジャパニーズ・スリーブ」と呼ばれ、着物の袂(たもと)を模したデザインになっています
1892年イギリス ヴィクトリアン時代の女性たちの羽織りもの「ヴィジット」を縫いました この衣服は19世紀末の数十年のみ流行り、廃れました 羽織りとジャケットが混ざった構造に「和服」のテイストが取り入れられています 恐らく万博の影響を受けて生まれたのでしょう 複雑怪奇な構造は、必見です
ドレスの「胃袋」って知ってますか? 18世紀ロココ朝のドレスの胸当ては、取り外しができました その名も【ストマッカー】 名前の由来は、胃袋(ストマック)だそうです 華やかな装飾品なのに、なんかもっと適切な名称はなかったのかな?なんて思ってしまいます そんな胃袋を詳しく見てみましょう
昭和40年代の日本 郵便局員が使用した「書留鞄」の型紙を無料公開します ダウンロード期間は15日(月)までとなります レトロで可愛い鞄を、ご自身の手で縫ってみませんか? 私はスエード素材で製作してみました DLは下記URLよりお願いします rrr129annex.blogspot.com/2017/07/blog-p…
1892年イギリス ヴィクトリア時代 複雑怪奇な女性の上着「ヴィジット」の仕様書を無料公開します 背中から生える袖の構造を、徹底的に図解しました 下記リンクよりDLできますので、ご自由にご利用ください rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
昭和40年ごろに、郵便屋さんが使用していた【書留鞄】 現代でみても、とっても可愛くないですか? 大切な手紙を保護するために、大きめの「錠前」が付けれらています このデザインが、ちょっとレトロで良い感じです この書留鞄の型紙は、5月31日まで販売中です ご興味ある方はつくってみてください
ご縁が重なり220年前のイギリスの宮廷服を手に入れることができました ミシンがない時代の圧巻の手作業です シルクと銀糸とガラスで施された刺繍がベルベットのうえに咲いています 時間をかけて美の構造を紐解いていきます
19世紀のスーツスタイルに欠かせない装飾といえば【懐中時計】です ジェントルマンたちは、漆黒のスーツスタイルに懐中時計のチェーンを光らせました このチェーンが一体どのように洋服と合体しているかご存知でしょうか? 今回は、1890年イギリスの【懐中時計とチェーン】を詳しく紹介していきます
皆さんの「メモ帳」って紙ですか? それとも、スマホにメモしてます? 19世紀ヴィクトリア朝のメモ帳は【象牙】です 植民地のアフリカから採ってきた象牙を、薄くスライスしてメモ帳にしていました 上流階級が身に付けた装飾品【シャトレーヌ】には、そんなメモ帳が付いているんです
19世紀ヴィクトリア朝 上流階級の女性が装着した【スペクタル ケース】を紹介します これ何だと思います? 実は【眼鏡ケース】なんです 18世紀から眼鏡は徐々に一般化し、19世紀半ばには「腰にぶら下げる眼鏡ケース」が流行しました なんで腰かというと、細いウエストに視線を集めるためでした
1880年イギリス 英国士官の肋骨服【パトロール・ジャケット】を紹介します ほぼ未使用に近い状態で手に入れることができました 相手を威圧する重厚なデザイン 手縫いで留められた複雑なブレード装飾 絞り上げられたウエスト そのすべてが、ヴィクトリア朝イギリス軍の美しさを表現しています 続
18世紀末 フランス革命前の貴族が着用したコート 【アビ・ア・ラ・フランセーズ】の仕様書を無料公開します URLよりご自由にダウンロードしてお使いください 背面のプリーツは、装飾性を増すために最大18枚もの布が重なります ※ミシンが壊れないようにご注意ください rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
1892年英国 淑女の訪問着【ヴィジット】 「振袖」のようなデザインが特徴的です ジャポニズムの文脈でも紹介されるヴィジットは、19世紀末に人気のアウターでした 半・分解展では、実際に着物のうえに試着する方もいらっしゃいました 意外といけるというか、工夫次第ではかなりアリだと思います
1892年イギリス「ヴィジット」 着てもらいました 和服感?中国感?がありまよね…
1870年フランス 不思議な構造の羽織り【クリノリン ヴィジット】 ヴィクトリア朝の美徳とされた「か弱く、慎ましい女性像」が構造に反映された羽織りです その構造は、袖にあります ちょうどヘソの上で、手を重ねたポーズになるように内部に「仕掛け」が隠されています どうなるかと言うと↓
19世紀ヴィクトリア朝の便利グッズ 【シャトレーヌ】を紹介します 洋裁道具にメモ帳、ペン そして大切な鍵まで、全部ひとまとめになった装飾品です 労働者から上流階級まで幅広い層が、用途に合わせて装着しました 機能性よりも「装飾美」を追究した贅沢なアクセサリーを、詳しく紹介します
19世紀ヴィクトリア朝の不思議な上着【ヴィジット】 縫ってみました 「背中から生えた大きな袖」が最大の特徴です 今回はダークカラーでシックに仕上げています マントやケープとも、ひと味ちがう独特な構造は羽織ってみると分かるクセのある着心地です
1870年フランス 多くの女性たちが羽織ったコート【ヴィジット】を縫ってみました この時代の女性たちは、前時代に流行した「大判ショール」をリメイクし、ヴィジットにつくり変えました 身体に布を纏わせたボリューミィなデザインは、当時流行のクリノリンに合わせたものです 可愛くないですか🙂?
肋骨服には、さまざな種類が存在します こちらは、1860年アメリカ陸軍の肋骨服です 南北戦争時に北軍のお金持ち兵士が着用しました 美しい造形です
この服なんですか?と質問すると、大きく2つに分かれます 「肋骨服です!」と答えるオタクの皆さまと 「ナポレオン・ジャケット」と答えるファッショニスタ どちらも正解であり、どちらの名称にも由来があります 肋骨服の異名は、まさしく「あばら骨」に似た装飾デザインから名付けられました ↓
1800年 「鑑賞用の寄生虫」とまで蔑まれた使用人 【フットマン】のコートを紹介します 「昔の派手な服かな?」で終わってしまうのは、勿体ないです 階級社会におけるフットマンのポジションは、使用人のなかでも特異なものでした 彼らの凄まじい生き様と、肉体的/精神的に支えたコートを探ります
1900年イギリス ヴィクトリアン時代の紳士淑女の足元を彩った「スパッツ」の型紙を無料公開します マスクやエコバックづくりが物足りなくなった方 ブーツの新調を考えている方 ご自身の手で、スパッツを縫ってみるのは如何ですか? DL期間は11/15迄とまります rrr129annex.blogspot.com/2020/11/spats.…
主人から使用人に与えられる制服を「お仕着せ」といいます 19世紀ヴィクトリア朝において、使用人は主人よりも ” 見栄えの良い ” お仕着せの着用を命じられました 代表的なお仕着せは何といっても「フットマン」のコートです 顔重視で採用されたため、彼らは別名「鑑賞用の寄生虫」と呼ばれました
美しい乗馬服を紹介します こちらはLondonのThe John Bright Collectionより、1900年につくられた女性用乗馬服です こちらは、私がずっと手に入れたいと思っている憧れのモデルです 私が着目するのは「スカートの構造」です 乗馬用スカートの中で、恐らく最もクレイジーな仕立てなんです 続↓