衣服標本家:長谷川(@rrr00129)さんの人気ツイート(リツイート順)

ヴィクトリアン ラップを「着物」に合わせたスタイルも、とても素敵です 約150年前に西洋の女性が羽織ったラップを、日本の着物に合わせるコーディネートは新鮮です 7月4日(日)まで型紙を無料公開しておりますので、この機会に洋裁チャレンジはいかがでしょうか? rrr129annex.blogspot.com/2021/06/vr.html
これまで18世紀から20世紀初頭の、さまざまな衣服や服飾小物を紹介してきました 過去Tweetのまとめをつくりましたので、ご覧ください 結構な量があるので、ちょっと読み込みに時間がかかるかもしれませんが情報量はタップリです Tweetまとめ↓ rrr129annex.blogspot.com/2018/12/m.html
1900年初頭 ウクライナの可愛らしい上着【ウクラニアン・コルセット】 「PDFデータ」の型紙を販売しました ご自宅やコンビニのプリンターで印刷し、貼り合わせれば実寸大の型紙が完成いたします お求めやすい価格になっておりますので、チャレンジしてみてはいかがですか? d-d-pattern.myshopify.com/collections/%E…
大人気の【書留鞄】の型紙も再販しています 昭和40年ごろ、日本の郵便局員が使用していた鞄です 小ぶりなサイズで大容量 レトロな見た目もかわいいです 洋裁初心者にもおすすめの型紙です d-d-pattern.myshopify.com/collections/%E…
1892年イギリス ヴィクトリアンの女性が着た羽織りもの【ヴィジット】 着用写真です ちょうどヘソで交差するように設計された特殊な袖は、当時の貞淑な女性像を体現しているかのようです アジアンテイストも漂いますね ヴィジットの型紙は14日(日)まで販売しております↓ rrr129annex.blogspot.com/2021/02/visite…
また、ストマッカーの留める位置を変えれば容易にドレスの「サイズ調整」ができました 女性貴族たちの「妊娠」を隠すのにも、効果的な装飾品だったのです こちらはMetMuseum所蔵の1735年ローブ・ヴォラントとストマッカーです
表現するのは新古典主義から培った男の造形美です このS字に描かれたシルエットを造形するために、見えない裏側にとことん手間をかけるのです 表側にも同様に、目には見えないアイロン仕事を施します これが【テーラーメイド】という技術です 表層からは決して見えない職人技です
たくましい胸板に縫い付けられた「ロシアンブレイド」は、胸を越えて袖にまで縫い込まれています 身軽さを重視した軽騎兵が、重い鉄の鎧を脱ぎ捨てる代わりに、内蔵損傷を守るためにロシアンブレイドが発明されました 19世紀に入るとナポレオンがこのデザインを他の制服にも取り入れ幅広く普及します
1870年フランス 【クリノリン ヴィジット】の仕様書を無料公開します ヴィジットという羽織りは、背中から生えた袖の構造が特徴的です 丁寧に図解しましたので、複雑な構造を理解する一助になれば幸いです 下記URLよりご自由にダウンロードしてください ↓ rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
Instagramで運営する #分解図鑑 では皆さんの作品を紹介しています こちらは、アビ・ア・ラ・フランセーズの型紙を買ってくださった方の作品です イタリア帰りのテーラーさんがアビを仕立てると、こんなにもモダンな印象になるんですね 200年以上前の貴族の服が美しく蘇りました
こちらは半・分解展所蔵の1720年【ローブ・ヴォラント】です ストマッカーを装着させています ストマッカーを付け替えれば、ドレスの印象を変えることができます そのため、お洒落に命を懸けていたロココ朝の女性たちには欠かせないアイテムだったのです 自分の胃袋よりも大切な胃袋だったのかも...
1870年フランス 馬車の運転手が着た【コーチマンズ オーバーコート】を縫ってみました 半・分解展で本物を手にした方は、あの「驚愕の重量」を覚えているかと思います 当時の使用人がどれだけ過酷な仕事に就いていたのか、重さからも想像ができます 製作して気が付いた、興味深い特徴を紹介します
プリーツの構造は、本物を分解し、実験を繰り返してようやく理解できました プリーツ止まりには麻芯を噛ませ上半身の縫い代に留めつけ、最後に釦をブチ抜きで固定しています そこまでしてようやく、3m60cmもあるプリーツが美しく揺れ動くのでした 当時の技術者の指が心配でなりません
給仕全般を担当するコーチマンは、時間帯によって制服を着替えなければいけません 端正な見た目の「燕尾服」は夜の宴会に着用されました ここで注目すべきは「お尻」です お仕着せのお尻には、必ず「無数の釦」が縫い付けられました 主人と同じデザインの燕尾服でもお尻を見れば階級が分かるのです
1892年イギリスの【ヨークケープ】を組んでみました 最近は、ヴィクトリアン時代の「歪な美しさ」を持った衣服を研究しています 19世紀は女性の身体を制限する「拘束着」のような上着が数多く存在しました 当時の貞操観念にも通じる興味深い衣服です
半・分解展は【本物に触れる】展示です 本物の肋骨服に触れてみてください 想像を遥かに超える布の「厚み、固さ、重さ」に驚愕するでしょう 袖を通せば美しい造形美に酔いしれるはずです 入場券はHPよりご購入ください 高額な展示ですが、絶対に後悔はさせません sites.google.com/view/demi-deco…
その理由は「傾きの構造」にあります 「釦の開閉のみ」で、胸の造形をつくる構造は、フランス革命から第一次世界大戦の衣服に多く見られます これを「傾きの構造」と私は名付けました この廃れた造形美が、女性の胸を包みこむのに適しているのですね
スカートの中に隠された技巧は目を見張るものでした 不安定な横乗り乗馬(サイドサドル)でも美しい佇まいを保持する為の工夫です このサイドサドルは19世紀において最もポピュラーなスタイルになります これまで私が紹介してきたサイドサドル(エプロンタイプ)に比べシンプルな構造になっています
19世紀末イギリス ジャポニズムの影響を受けて生まれたであろう衣服【ヴィジット】を着用してもらいました 身体は、振袖風のテーラードスリーブに覆い隠されます しかし、袖を広げると覗くシルエットはウエストを絞りあげています 秘めた女性性を感じさせる旧き衣服です
1860年 中流階級が着た【クリノリン ドレス】 最近ドレスの構造に興味が湧いてきて、各年代のドレスを調べています スカートのボリュームに年代ごとの特徴が色濃く表れます しかし、私は上半身のボディスの構造に着目しています バストの2ダーツが主流になるのは恐らくクリノリン期からです
また「仕様書」は全て無料で公開しております こちらは、意外にも「イラストを描かれる方」にご好評いただいております そんな需要があるなんて思いもしませんでした! 100年前に廃れた構造美をマニアックに解説しているので、お好きな方はぜひご覧ください rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
私のお気に入りは「京都服飾文化研究財団」が所蔵するストマッカー(1760年スイス製)です ほんと、ため息が漏れる美しさですよね
近々、新たなスパッツの型紙を無料公開します 20世紀初頭に流行した「ブーツ・トップ」と呼ばれるモデルで、ご覧の通り丈が長いです そして最大の特徴は、釦の位置です 横側ではなく、つま先に向かって釦が付いたデザインになっています 本気で設計した型紙ですので、お楽しみに
半・分解展が誇るヴィクトリア朝の服といえば【ヴィジット】です 背中から生える袖は湾曲し、おへその上で重なります 自ずと着用者も服と同じポーズをとることになります それが女性に求められた基本姿勢でした 「ジャパニーズ スリーブ」の異名を持つ袖は、印象派の画家たちが影響を受けたように、
19世紀 英軍の肋骨服「パトロールジャケット」は、絞り込まれたウエストが特徴的です 圧倒的な造形美は、他の肋骨服と比べても抜きん出ているのではないでしょうか 前面につく装飾「ロシアンブレード」は、そのすべてが手縫いです