衣服標本家:長谷川(@rrr00129)さんの人気ツイート(リツイート順)

【半・分解展の仕様書】を読んだことありますか? 衣服の「構造」を図解と共にまとめた仕様書を無料配布しています 私は内部構造を専門に研究しているので、少しでも構造に興味を持っていただけたらなと思っています PDFデータは5月31日までDLできるので、ご興味ある方は読んでみてください🙂
19世紀 英仏米の【 肩章 】を動画で紹介しています 軍服の肩に乗っているモップみたいなアレです あなたの推しの肩にも乗っていませんか? 肩章(エポレット)は、ただの装飾なのか?それとも機能性はあるのか? 衣服から歴史を探ります どうぞご笑覧ください ↓ youtu.be/TUW4tMEk2Ug
紳士の懐中時計 第三弾 今回は、19世紀前半まで遡ります 新古典主義を生きた男たちの腰にぶら下がった謎の物体 一体これはなんでしょう 電子メールも電話もない時代だからこそ「己の証明」が必要でした 時を刻む懐中時計と共に、身分証明として欠かせなかった男の装飾品に迫ります
19世紀ヴィクトリア朝に「死のドレス」と言われた、パリスグリーンという緑色のドレスがあります 私の所蔵品の1790~1810年の紳士服も、同じように緑色なんです 調べてみると1775年にシェーレグリーンという緑色が発明されたようですね パリスグリーンの前身とされ、両者共に強い毒性を持ちます
180年前につくられた手縫いの「燕尾服」を紹介します 男性スーツは、現代のようなジャケットタイプではなく、尻尾が生えているのが基本スタイルでした なので、テイル(尻尾)コートと呼ばれます 1840年代ごろは、女性と男性の美意識が共鳴する稀有な時代でもあります その共通点を探りましょう
ヴィクトリアンの足元を彩った「スパッツ」の型紙を12/21(月)まで販売いたします お値段「1,500円」です 洋裁ができる皆さま、マスクの次は手作りスパッツいかがでしょうか? 足首が本当に暖かく、冬でも " お洒落に " 快適に過ごせます ご注文は↓から rrr129annex.blogspot.com/2020/11/spats.…
まるで「人間美術館」だなと思いました 皆さん、数百年前の洋服を美しく着こなしています 毎日ひとりで縫い続けてきました こうして人が着る姿を見ることができ、私は感動しています ご来場いただき本当にありがとうございます 半・分解展は4月26日(月)までの開催です
男の【Vゾーン】をご存知でしょうか Vゾーンとは、スーツにおけるV字のコーディネートを指します スーツの衿(ラペル)から覗く、シャツ+ネクタイのコーディネートは時代ごとに特徴があります ロココ/新古典主義/ロマン主義/印象派、それぞれのVゾーンスタイルを紹介します
現代において着用すると、着る人によって印象が大きく変わるので面白いです ヴィクトリア朝の外套としては、珍しく着心地も良いので現代ファッションでも問題なく着用できます 半・分解展の型紙のなかでも1、2位を争う売れ筋アイテムです 型紙はHPで販売しております↓ d-d-pattern.myshopify.com
1780年ロココ朝 死の緑色「シェーレ・グリーン」のカラコを紹介します 多くの女性の命を奪ったパリスグリーン その前身となるシェーレグリーンは、19世紀初頭まで幅広い用途に使われました 黄緑色の優しい色合いですが、強い毒性性を持ち、ヒ素中毒へといざないます
1890年ノルウェー 【女性の肋骨服】を紹介します ヴィクトリア朝の淑女はファッションに飢えていました 彼女たちは、前世紀のロココスタイルをリヴァイバルさせたり、コルセットを進化させたりと常に変化していきます そして 軍服さえも、ファッションという無盡蔵に沈めていきます
腕はこれ以上、上がりません 基本的なポジションは、へそのうえで手を重ねて置いておくようです 当時は表地をベルベット、裏地をキルティングでつくられるのがポピュラーでした 主に訪問着として着用された衣服です
1892年イギリス ジャパニーズスリーブの異名を持つ上着【ヴィジット】 袖の部分に、手刺繍を施しました 同年代ヴィクトリア朝の直物モチーフを参考に刺しました 生地と同色のフランス刺繍糸を使っています 厚いウール地に負けないよう、太い糸で立体的に刺しています とても上品に仕上がりました
1880年「ヴィジット」を研究中です 以前tweetした1892年イギリス製図書から製作したヴィジット(写真2枚目) 袖の構造をより深く理解するために、実物を入手しました ブラウンのベルベットにビーズ刺繍が散りばめられた豪華な1着です では、下記に気付いた点をまとめていきます
ヴィクトリア時代のブリティッシュアーミー 私は「本物」から学び、探究を続けます
【半・分解展の型紙】のなかでも、ひときわ面白い構造なのが「ヴィジット」です ジャパニーズスリーブと呼ばれた、ヴィクトリア朝の上流階級のコートです 現在、ヴィジットの型紙を15%OFFで販売しております この機会に、ヴィジットに挑戦する方が増えたら嬉しいです HP↓ d-d-pattern.myshopify.com
1880年 身体に纏う造形装飾 【ロシアン サーキュラー】を紹介します 上流階級の女性たちに求められたのは、高級な調度品のように、ただ美しく存在すること 19世紀末に大流行したロシアンサーキュラーは、腕をも削りとり女性を美しい造形物に仕立て上げました この服の知られざる構造美を探ります↓
CTスキャンで木型を復元した100年前の婦人靴 とても横幅が小さく、工場さんから「現代で履ける人はいないだろう」と言われましたが、シンデレラは現れました
スカートのプリーツの奥には「隠しポケット」があります 「昔の服はポケットがない」なんて良く言われますが、半・分解展に来てみてください ほとんどの女性服に、ちゃんと隠しポケットが付いています それは上流階級だろうが中流階級、労働者だろうが、変わらない事実として現存しています
1810年イギリス 狩猟を愉しむ貴族が着用した【リージェンシーテイルコート】を紹介します フランス革命後の紳士服は、新古典主義の影響を受けて【造形美】を表現していきます 男らしい造形美を構築するための「ウール素材」と「テーラーメイド技法」は、イギリスの十八番だったのです
1880年イギリス お茶会に着るドレス【ティーガウン】を紹介します 上流婦人たちにとって、午後のティータイムは「リラックスとファッション」を最大限に愉しめる時間でした ウエストを締め付けずに、ゆったりと着用するティーガウン 前面に散りばめられた刺繍は、日本的な鶴とキキョウの花です
「腰まわり」から「胸まわり」へ フランス革命で変化した【 男の造形美 】です 革命前の男の魅力は、腹~脚にありました 革命後の男の魅力は、肩~胸にうつります
1892年イギリス お洒落な防寒着「ヨークケープ」を縫いました 円形に広がる通常のケープとは異なり、「箱型の角ばったシルエット」が特徴の1着です 前後にデザインされた「プリーツ」は、装飾のみならず腕を動かすための「ゆとり」としても機能します 見た目と機能の両立が難しい1着でした ↓
本日より【半・分解展の入場券】を販売します 4月12日から25日まで東京 渋谷にて展示いたします 本物を見て、実際に触れて、直に嗅いで、袖を通す 「 全身で 感動 を浴びる 」 それが半・分解展です 1740年から1940年までの衣服、約60点を展示します HPはこちら↓ sites.google.com/view/demi-deco…
1900年イギリス ヴィクトリア時代に流行した【スパッツ】を紹介します 新品の靴を買うよりも、自分でスパッツをつくってみるのはいかがでしょうか? これからの季節に1つあると重宝します 靴を汚れから守るために開発されたスパッツですが、道路整備の発展により19世紀半ばから装飾品へと変化します