衣服標本家:長谷川(@rrr00129)さんの人気ツイート(リツイート順)

現在、11種類の【半・分解展の仕様書】を公開中です 12日(月)までの期間限定ですが、すべて無料でダウンロードできます 「洋裁はできないけど、歴史や構造に興味がある」という方は読んでみてください 皆さまのクリエティブの参考になれば幸いです DLはこちら↓ d-d-pattern.myshopify.com/collections/%E…
1860年アメリカ南北戦争 NY州民兵第7連隊「シルクストッキング」 歩兵隊のコートを紹介します 「上流階級」を意味するシルクストッキングは、民兵ながらも装飾美に凝った軍服を身に付けました コートには50個あまりのメタル釦と、銀糸のブレードが縫い付けられた贅沢なつくりです 細部を見ると...
230年前に誕生した小さなハンドバック【レティキュール】の型紙を、無料配布します ぜひ皆さんもつくってみてください 配布期間は21日までとなります 「女性のポケットの歴史」と密接に関わるレティキュール その誕生秘話を追ってみましょう 型紙はこちらです↓ rrr129annex.blogspot.com/2022/10/reticu…
私が所有するシャトレーヌは真鍮製で、すごく重いです 意匠も凝っており、上流階級のシャトレーヌで間違いないでしょう 例えばメモ帳とペンを見てください(写真2,3) 皆さんのメモ帳は紙ですか? 19世紀お金持ちのメモ帳は「象牙」です 象牙を薄く切ってメモ帳にするって、誰が考えたんですか
そして、来場者の方が、もっとも目を奪われるのは、この肋骨服です 英国陸軍 最上級連隊 宮廷騎兵【ハウスホールド・ギャバリー】 すべて手縫いですが、この1着はちょっと異次元です
1880年オランダ ヴィクトリア時代の身体を包む装飾品 【ヴィクトリアン ラップ】の型紙を無料公開します ラップ(包む)の名の通り、身体を包み込むだけのシンプルな構造ですが、ヴィクトリア時代の気高いご婦人を満足させる工夫が凝らしてあります 型紙はblogよりDLを↓ rrr129annex.blogspot.com/2021/06/vr.html
ご自宅に眠っている生地や、着なくなった洋服を100年前のかたちに仕立て直してみませんか? そんなサービスを始めます 着物で仕立てたアビ・ア・ラ・フランセーズ マリメッコ柄のストームコート あなたの想像力と、わたしの創造力でワクワクする1着をつくりましょう
18世紀ロココの絵画を見ながら【特徴的なシワ】を紹介します 「ロココの男性美」を描くのであれば、現代とはまったく異なる「衣服の造形線」に着目しましょう シワが、美へのヒントを与えてくれます 私が所有する当時の実物も交えつつ、考察していきます
4月13日(火)より、渋谷にて【半・分解展 2021】を開催します 「フランス革命の紳士服」 「ヴィクトリアンの婦人服」 「軍服の造形美」 3つのテーマで展示します 本物に触れることでしか味わえない感動を体感してください 入場チケットはHPよりお求めください↓ sites.google.com/view/demi-deco…
1900年フランス 当時、多くの人々が日常着として着用した「フレンチ スモック」の型紙を無料公開します ダウンロード期間は12日(月)までとなります 和服にも通じる「直線裁ちの構造美」をぜひ自らの手でかたちにしてください 春夏物にピッタリの1着です DLは下記より↓ rrr129annex.blogspot.com/2021/04/fs.html
18世紀イタリア 召使いの花形【フットマン】の制服を紹介します 一見すると派手な貴族の服に見えますが違います 貴族に雇われた召使いの制服です 彼らの役目は「人間アクセサリー」 主人を惹き立てるための、お飾りでした 現代でいうならばブランド物のバックです The John Bright Collection所蔵
1880年ヴィクトリアン時代 女性たちが身を包んだ「ヴィクトリアン・ラップ」を紹介します 1800年代中葉~末、女性の上着は、曖昧で不思議な構造が増えてきます このWrap(ラップ)と呼ばれる衣服も何とも形容しがたいかたちです 「ショール」でもなく「ケープ」でもない 身体を包むだけの構造です
英国陸軍/最上級連隊【ハウスホールドギャバリー】 将校が着用した「ミリタリーオフィサーフロックコート」を紹介します 胸の紐は「ドロップタブ」と呼ばれ、その端につく楕円の玉は「オリベット」 これらすべてが手縫いです 君主公式護衛のため、貴族階級出身が多い連隊としても知られています
こちらは、1892年イギリスの「ヴィジット」という女性の羽織り物です 現在販売中の【半・分解展の型紙】のなかでもヴィジットは人気のアイテムです この美しくも不思議な造形を、ご自身の手でつくってみませんか? 3月13日(月)まで型紙販売中です HPはこちら↓ d-d-pattern.myshopify.com
あたなは19世紀のデザイナーです ここに【シルク素材のフリル】がたくさんあります さて、どう使いますか? ドレスの表側に縫って飾り付ける? それは凡人の考えですね 貴婦人は【ダスト・フリル】として、スカートの裏側に大量に縫い付けます なんと、ゴミ刷毛としてシルクのフリルを使いました
1830年イギリス 英国流の宮廷服【コートスーツ】を紹介します コートスーツのCOURT(コート)とは宮廷を指します 1800年初頭、紳士服の流行は華やかなフレンチモードから、洗練されたブリティッシュスタイルへと移行します 宮廷に足を踏み入れる男性(宮廷人・軍人以外)に義務付けられた服装です
1740年 特権階級の一張羅【ジュストコール】を紹介します 真紅のベルベットシルク 巨大な金糸のカフス 金糸の釦34個と、鋼の釦ホール48個はすべて飾りです 背面のプリーツ長は3m越え 「男性スーツの始祖」となった衣服の、知られざる歴史とあまりに奇妙な構造を紐解いていきます
1890年アメリカ 女性用乗馬スカート【サイドサドル】を紹介します 当時の実物を手に入れてから、サイドサドルの歴史と構造をもう一度調べていました この実物を紹介しつつ、19世紀の書籍のなかから記憶に残ったフレーズを挙げていきます
1750年フランス 贅を尽くしたロココ朝の最盛期 貴婦人の背中には、まるで「翼のような布の壁」が造形されました そのドレスは【ローブ・ア・ラ・フランセーズ】と呼ばれます 絵画のなかに見た、究極の美を詳しく紹介していきます
1800年フランス 皇帝ナポレオンが君臨するなかで流行した、貴婦人のドレス【シュミーズドレス】を紹介します 「エンパイア」と呼ばれたこのドレスは、肌が透けるほどに薄いコットンで仕立てられ、新時代の女性美を表現しました 女性たちは、コルセットもパニエも、すべての補正下着を脱ぎ捨てます
1855年創業 ルーヴル美術館の向かいにあるルーヴル百貨店が製作した19世紀の召使いの服「フットマン/リヴァリー」を紹介します 実は、貴族の服以上に目まぐるしくデザインが変化した召使いの服装 フランス革命を過ぎると、仕える主人よりも派手な服を着て「人間アクセサリー」の役割が与えられます
1780年 マリーアントワネットも愛したドレス【ローブ・ア・ラングレース】を紹介します フランス革命の足音と共に、豪華絢爛なフランスの宮廷文化は崩れていきました フランスの宮廷ドレスを否定した、イギリス流のシンプルなドレスとは? ローブ・ア・ラングレースの構造を紐解いていきます↓
こちらは1892年英国の【ヨーク ケープ】です 四角いボックスシルエットに見えますが、人が着用すると優美な造形を描きます 実は、前後に大きなプリーツが設けられており、プリーツが開閉することで美しいシルエットに変化するのです まさに、人が着て完成するヴィクトリア朝らしい1着です
1903年イギリス 乗馬用スカート「サイドサドル」を縫いました 脚を見せることが恥ずかしいとされていた時代 女性たちは、足を開いて馬に跨ることも拒否します そして、生まれたのが横乗りの乗馬方法 乗馬時に最も脚を美しく隠すのがサイドサドルです
ヴィクトリアン時代の淑女たちは、足を見せません 乗馬の際も、股を開いて乗ることをしません 横向きに腰掛けて乗馬=サイドサドル するのです ヴィクトリアンの美意識を具現化したアイテムが、サイドサドルでした 横乗りしても足が見える心配はないのです