衣服標本家:長谷川(@rrr00129)さんの人気ツイート(リツイート順)

サイドサドルのエプロン・トレインは【半・分解展の仕様書】で詳しく紹介しています こちらは右足に巻き付けるタイプです スカートの構造ですが、乗馬時だけは右足がズボンに変形するのです 何を言ってるのか分からないと思いますが、ご興味あればDLして読んでみてください d-d-pattern.myshopify.com/collections/%E…
【半・分解展のアトリエ】 もう間もなく開催です 27日(木)より3日間 渋谷で【体感する服飾史 講座】が始まります 例えば19世紀末のバッスルドレスは、ドレス史のなかでも特筆すべき内部構造と裁断方法になっています 本物を見て味わい、感動を共有しましょう HPこちら↓ sites.google.com/view/dd--ateli…
写真や絵画では知る由もなかった背中には、幾重にも折られた「プリーツ」が施されていました その長さは、一周で3m80cmにもなります よく観察してみるとそのプリーツは、現代では考えられない方法で設計されていることに気が付きました
19世紀末イギリス 侯爵夫人のコートを製作中です 1886年のファッションプレート(Pic2)や、1892年の製図書(Pic3)を参考にしています 振袖のように垂れ下がった袖が印象的な1着です 正式名称がイマイチ解っていません 当時の製図書には【The Duchess】と書かれています
彼らのユニフォームは、主人の所有物と合わせてコーディネートされました 例えば「馬車」です 馬車と同じ色合いや紋章を取り入れて制服がデザインされました また、彼らが実名で呼ばれることはなく、ジョンやチャールズなど、主人が勝手に決めた名前で呼ばれます これは女性メイドも同じですね
「ドレスコード」を設けることで、一見同じ服装でもネクタイの柄の向きや小物の選定により、古参か新興か判別可能にしたのです 地味な服だからこそ活きたシステムです そして地味だからこそ、外見ではなく精神性を重視した紳士像「ジェントルマン」をつくっていきました 終
私が研究する衣服の型紙は、一般に販売しています 2月14日まで、注文を受け付けております 「自身の手でつくりあげる感動」もまた、私が表現していきたいことのひとつです せっかくつくるなら、本物を rrr129annex.blogspot.com/2020/09/blog-p…
当時のファッションプレートを見ていてもヴィジットの人気が伺えます 1883年英国で、人気の女性アウター特集では、20着中12着がヴィジットです 他の号を見ても、ヴィジットが占める割合は非常に多いです 1892年には「ヴィジットの人気は婦人服の中で重要な位置を占めている」とも書かれます
アルスターを着られる人がいました
フルート演奏者の方が「200年前のフルート」を持参してくださり「200年前の服」を着て、その場で吹いてくださいました 素晴らしいハプニングでした 仲間さん @C21oU3V1yTkzupu 美しい音色をありがとうございます 先日の【半・分解展の器】での出来事です 30秒ほどの動画もあります ↓
半・分解展の入場券はもう購入されましたか? 1,400円お得な「早割り券」は3月いっぱいまでの販売です 個人の展示としては高額な半・分解展、早めのチケット購入がおすすめです 期間中の再入場は「何度でも無料」ですので、気の済むまでお愉しみいただけます sites.google.com/view/demi-deco…
10月24日から11月1日まで、大阪にて「半・分解展」を開催します 本日から【前売りチケットの販売】が始まりました 衣服を介して、知られざる歴史・文化・芸術をお楽しみください sites.google.com/view/demi-deco…
懐中時計にも注目してみましょう 古い機械式時計ですので、現代の時計に比べると、その重量に驚かれるかもしれません 6時の位置にある小さな文字盤は「スモール・セカンド」と呼ばれる秒針盤です 現代のように中心に3本の針を集約することが、技術的に難しかったために別で用意されているのです
19世紀末アメリカ ヴィクトリア時代の淑女の防寒着【ヴィジット】を紹介します 今回のヴィジットはデザインに驚愕しました なんと「小麦柄」の刺繍が大胆に施されているのです 農家のブルジョアマダムが、上流階級の仲間入りを果たすために仕立てさせたのかと想像してまう、悪趣味なデザインです
ヴィクトリアンたちが愛したスパッツは、当時のお洒落アイテムでした 当初は「泥除け」として生まれましたが、舗道整備の発展により「美しい貝釦」をあしらったり、「純白の生地」で仕立てられたり華やかに変貌を遂げます 私は、現代的に見直してもニーズのあるアイテムだと思います
この写真3枚は、すべてMETミュージアムの所蔵品です どれもかわいいですよね 編み物ができる方は、マイザーパースをつくってみてはいかがでしょう 現代では、なかなか見ないユニークな財布です
以外に思われるかもしれませんが【戦争とドレス】にも深い関わりがあります 講義のなかでは3種類の「軍装ドレス」をお見せします 1820年、1860年、1890年と各年代の本物を揃えています 婦人服の講座は間もなく満員になりますので、お早めに
私が所有するのは1880年ごろの「ソーイング・シャトレーヌ」です 文字通り、お裁縫セットが付いています さて、この3点それぞれ何だか分かりますか? 一番上の「ハサミ」はわかりますよね 「ハサミ入れ」の中にスッポリと収まります
6月5日(土)は渋谷にて【 オーダー相談会 】をおこないます 半・分解展の造形美をご自身のサイズで仕立ててみませんか お値段は5万円~20万円ほど 予約制でおこないますので、ご興味ある方はHPよりご連絡ください sites.google.com/view/dd-utsuwa…
1790年~1800年のシュミーズドレスの文献を調べていると酷評の嵐です 裸同然のはしたない服 肺炎で死ぬ服 などなど その中でも「あれは空気の織物だ」と書かれているのを見て、思わず笑ってしまいました 写真左は、新たに所蔵品に加えた 1800年製のシュミーズドレスです 写真右はジョセフィーヌ
表地に対し、裏地は機能性が重視されます 走り、待つことが仕事のフットマンにとって寒さは天敵です 裏地にはウール混の起毛した暖かな生地が使われ、背中と袖だけは摩擦に強いリネン生地になっています 型紙の設計は貴族の着る服となんら変わらず、ほとんど同じ構造になっています
当時「男性のパツパツズボン」は格好の風刺画のネタとなりました 1枚目は、ハンカチを落としたけどズボンがタイト過ぎて拾えない 2枚目は、理想のスタイルのためにパッドで身体をモリモリ(ふらはぎにも) このように、かなり行き過ぎた、攻めのズボンがパンタロンだったのです
ヴィジットのジャパニーズ・スリーブの構造は複雑怪奇です 背中から袖が生えて、ヘソに着地するという非常に興味深い設計です BlogやYoutubeでは「縫い方の説明」を詳しく紹介しているので、製作する方は参考にしてください ぜったい1度は縫い間違えます... rrr129annex.blogspot.com/2021/02/visite…
馬車は1910年ごろまでは生き延びます 鉄道も充分に発達した時代に、馬車文化を盛り上げた「女性コーチマンズ」がいました 自由な働き方をする女性たちの姿は、当時のマスコミの恰好の的となり多くの写真が残されています むしろ目立たなかった男性コーチマンより写真が見つかります
偉大な作曲家「ベートーベン」 馬に跨るナポレオンの肖像画を描いた「ダヴィット」 1800年ごろに活躍した芸術家たちが着用したコート【Mノッチ】を紹介します Mノッチは、新古典主義やロマン主義を体現した「過剰造形」の衣服です イギリスがつくりあげたテーラーメイド(仕立て)の原点といえます