衣服標本家:長谷川(@rrr00129)さんの人気ツイート(リツイート順)

18世紀の「謎の粉」 1760年フランス貴族のコートを調べていたところ、ポケットの中から大量の白い粉がでてきました これは一体なんでしょう? 臭いはなく、舐めてみたところ舌がビリビリと痺れる刺激がありました 味の方は、初めに一瞬だけ強い甘さを感じました 体調は良好です
1900年初頭 女性の乗馬服「ライディングハビット」 横乗り乗馬用スカート「サイドサドル」 半・分解展では、たくさんの方が試着してくれました 乗馬は、歴史を学ぶうえで避けては通れません ことファッションにおいても深く密接に関わっています 試着する皆さんを見て、新たな発見が多くありました
【半・分解展の仕様書】 ブラッシュアップしました 無料公開を始めて1ヶ月が経過し「この方が縫いやすいな」など改善点が見つかったので微調整を加えています 「アビ・ア・ラ・フランセーズ」や「ジゴスリーブ ブラウス」をブラッシュアップしています rrr129annex.blogspot.com/p/spec.html
【 半・分解展 2021 東京展 】を開催します 100年前の感動を100年後に伝えるために、全身で感動を浴びる空間をつくりました 半・分解展にガラスはありません 100年以上前の衣服に直に触れて、嗅いで、袖を通してください 「美の構造」が、ここにあります sites.google.com/view/demi-deco…
氏名とか入れるのヤダ!という方には、Googleドライブにも同じ仕様書をアップしています お好きな方から、ご自由にDLしてください↓ drive.google.com/drive/folders/…
特に、T字バーから垂れ下がる「タッセル」は、スーツの中央で揺れ動くために、豊富なデザインが生み出されました 私が所有するものは、チェーンボールが連なった動きのあるタッセルです 中には宝石を埋め込んだものなどもあります 漆黒のスーツスタイルには欠かせない男の装飾だったのです
1863年リッチフィールド伯爵が残した1枚の請求書にはフットマンのお仕着せ額が120ポンド(現在の価値で1,000万弱?)だったといいます したがって、新たなフットマンを雇う場合は、まず身長をチェックしてサイズが合うか確認しました フットマンは、身長が高ければ高いほど好ましいとされました
200年以上の時を経てシルク刺繍は退色しています 一見するとグレー色の華にも見えます しかし、裏側を覗きみると「200年前の色」が残っていました 甘い花の香りすら感じさせるピンク色に、目の覚めるイエロー、そしてキラキラと光を反射する銀糸 衣服ではなく芸術であることが理解できます
10月24日から11月1日まで 初となる「半・分解展 大阪」を開催します 念願叶っての【大阪展】です 1750年から1940年の衣服を全身で味わいながら、歴史と美術史を学ぶ個展です 衣服標本家 長谷川が、自分の言葉で誠実に対応します ぜひお愉しみください sites.google.com/view/demi-deco…
1850年アメリカ 袖とケープが着脱可能な【ヴィクトリアン ボディス】を紹介します 各国が産業革命を遂げても尚、19世紀をかけて服の価値は非常に高いものでした 女性たちは昼と夜のドレスコードに対応すべく、1着のドレスを使いまわせるように「取り外しできるギミック」を搭載します
近々、ジャポニズムに関するTweetをいくつかする予定です 半・分解展から視るジャポニズムは、KIMONOを着た典型的なスタイルではありません 極東の文化に憧れた西洋人が、イメージのなかでツギハギしたような「奇妙な衣服」を紹介します 皆さんと情報交換できたら嬉しいです
4月13日から東京で開催する【半・分解展】では「フランス革命の紳士服」「ヴィクトリアンの婦人服」 そして「軍服の造形美」と、3つのテーマで展示をおこないます ただ見るだけでは知り得ない「感動」を、直に触れることで味わってください sites.google.com/view/demi-deco…
書留鞄に興味を持ってくださった皆さま、ありがとうございます @j_f_o_a の学長が書留鞄の縫い方をYoutubeにアップしてくださいました #半分解展をつくろう を付けてTweetしていただければ、私と学長が可能な限り質問等にお答えしますので、ご利用ください この機会に、自分でつくるワクワクを!
9月5日(土)渋谷にてコンセプトショップ 【半・分解展の器】がオープンします 今回は「女性が着る紳士服」をテーマに 200年前の貴族の服や、100年前の女性の服を展示 / 研究 / 販売します 時代 / 性差を越えてもなお、「美しい」と感じる構造を探ります sites.google.com/view/dd-utsuwa…
今回は、同じ19世紀末の紳士服「ユサール」のデザインを取り入れて製作しました 日本では「肋骨服」と呼ばれるものです 下記URLにてユサールを紹介しています 胸飾りが特徴の、ナポレオン軍の兵士に人気のあった衣服です rrr129annex.blogspot.com/2019/01/hussar…
19世紀初頭、男たちはパツパツのタイトフィットズボン【パンタロン】を履き始めます 古代ギリシャ彫刻のような、重厚な筋肉質のシルエットをお手本にしたのです とりわけ紳士服の【ふくらはぎ信仰】は16世紀から続く男性美の象徴でした
小さな釦を留めるために、女性たちは専用の器具を使いました それが「釦フック」です ホールの中にフックを通して、釦を引っ掛けて使用します 上流階級にもなると、釦フックにもこだわりました シルバーに意匠を凝らしたデザインや、宝石を埋め込んだものなどが存在します
裏側の構造は、いつ見ても洋服のかたちに見えません ジオン軍のなにかです 以前縫ったライトグレーのヴィジットと並べてみると分かる通り、今回のは「大き目サイズ」です 半・分解展で「サイズが小さかった」という声もあり制作しました ぜひ多くの方に袖を通していただきたい130年前の造形美です
20世紀初頭まで上流階級の女性たちは、馬に跨り続けます 移動手段としての馬車から自動車への移行はあっても、上流階級の矜持が「横乗り乗馬」をさせます こんなに複雑怪奇なスカート(写真2,3)を履いて危険を冒そうとも、彼女たちにはそれしか残されていませんでした 資本主義に文化で抗ったのです
フットマンの評判は悪いです 映画や芝居でもトラブルメーカーは大抵の場合フットマンです 例えば、1855年イギリスで発行された「The Footman」の序文1ページ目にはこう書かれています "酔っぱらいは信用できない。朝の1杯は夜の2杯よりも身体に悪い、1杯飲むと元気になるかもしれないが結局は破滅だ"
江戸時代1652年創業 組紐を手づくりする【道明】の展示会 KUMIHIMO: The Art of Japanese Silk Braiding by DOMYO とコラボレーションをしました 現在、ロサンゼルスで開催しており、サンパウロ、ロンドンと巡回します 日本からもバーチャルツアーが可能です↓ japanhousela.com/exhibitions/ku…
【半・分解展】では、貴族・使用人・軍人・労働者それぞれの文化を「衣服」を介して体験できます 実際に触れて袖を通すことで、より鮮明に当時の人々の生き様が感じとれるでしょう 半・分解展 大阪展(10.24~11.1)にぜひお越しください ↓ sites.google.com/view/demi-deco…
「ヴィクトリアンの婦人服」では、貞操故の歪んだ美意識に着目します 「動けない」ではなく「動かない」ために設計された婦人服は、袖を通した瞬間に感じたことのない違和感に包まれるでしょう あらゆる手段で女性を縛る「静止の美」が、儚くも美しく映ります
1880年オランダ 【ヴィクトリアン ラップ】を着物のうえに羽織るのはいかがでしょうか? 19世紀半ばからラップ(包む)という装飾品が西洋で流行します 通常のショールとは異なり、肩周りが立体的で、ケープのような見た目をしています 簡易的な構造なので、洋裁初心者さんにもオススメですよ
1880年フランス 女性用外套【ケープコート】を紹介します 上品でしなやかなウール素材でつくられたコートです 19世紀末の女性たちのあいだで流行った、お尻を膨らます「バッスル」 その分量を覆うために、背中の布が贅沢に使われており美しいドレープがなびいています